2019-05-20

フラれ続けて自身が無くなった。

今年で27歳になる。顔は別にそこまで酷いわけでもないし、体型もモデル体型で男らしくはないかもしれないが、日本じゃ別に気にするものでもない。


マッチングアプリをずっと使ってて、もう6年は経つ。少ない時だと半年に1度ペース、多い時だと1月に1度ペースでデートに行く。使い始めたのは、若さもあったけど、19歳の冬に祖父他界したことから結婚願望が出てきたことだ。何10かぶり葬式で、親戚が集まった時に「家族っていいな」思えた事がきっかけだ。友達も少なく、一人っ子だったからか、とにかく家族が欲しかった。寂しかった。


出会い系ってのは基本数打ちゃ当たるの仕掛けで、ただ当たってもラインが続かなかったり、会ってみても合わなかったり、翌日から途絶えたりする。一度だけ全然タイプじゃなかったけど、ただヤりたくて、口説いてワンナイトラブになったけど、相手から好意を向けられて罪悪感に飲まれて吐いた。もう2度としないと誓った。ただ何かが女性陣に「ないな」と思わせてしまうのか、デートすると必ず連絡が途絶える。出会う前と後の決定的な何かが分からずにいた。必ずそうなることに自信を失っていったが、合わなかっただけだと言い聞かせた。唯一分かったのは、改札での別れ際は早足になるって事だけだ。


それからここしばらくは使っておらず、「出会い系をしている女性が、自分にはそもそも合わないんじゃないか」とか思ったりしていたが、4月になってもう一度やりだした。GWからラインを交換して仲良くなった人がいる。オタクだけど、オシャレにも気を使ってて可愛らしい元気な子だった。

ポケモンGO最近やりだしたらしく、ポケモンの話の流れで、映画ピカチュウを見に行く事にした。ついでに彼女の好きなものを食べに行き、ポケモンGOを一緒にやりながらウィンドウショッピングをした。いろいろなことを話した。とにかく楽しかった。


初めて、デートをしても連絡が途絶えなかった人だった。

何度か電話したりして、2回目は水族館に行く事になった。夜にご飯を食べて、流れで夜景の見えるとこで告白しようと思った。ただ告白するかしないかは前日まで悩み続けた。当日に雨は降ったけど、水族館だったので気にする必要はなかった。色んなものを見て、喋って笑って、楽しい思い出が作れた。夜になって予約していたお店に食べに行った。少し食べた後に彼女が言った。「明日バイト入れられたから、遅くまでいられない」彼女カフェフリーターをしていて、朝が早かった。5時には起きなきゃならないから、翌日は休みの日でデート約束をしていた。ご飯を食べたら21時になる。お店はカジュアルものにしていた事もあり、このまま告白なんて今日はできないと悟った。食事は楽しかった。何を喋ったかなんて覚えてなくて、笑っていたことは覚えてる。「今度はパンケーキを食べに行こう」彼女友達と行くはずだったのにすっぽかされたと愚痴っていたお店だ。「また連絡するよ。一緒に行こうね。」そういって改札で見送った。早足だった。


そのあとラインでお礼のメールをして、おやすみと言い合い、その日を終えた。

翌日のくだらないやり取りをした後、次の予定を聞いたら返事がこなくなった。いつもは既読だけ付けて、しばらくすると返事はくれたが今回はずっと未読のままだった。また翌日、既読はついたが返事は来ず、次は既読もつかなくなった。何が起きたのかはわかりきってた。


ここ数日は泣いてばかりいる。好きな事にも手がつかず、ひたすらに眠っている。思えば久々の恋だった。失ってから、恋をしてたんだと気づいた。告白するかしないかなんて考える必要もないくらいに好きだった。なぜ想いを伝えなかったと後悔している。たとえよくない答えが返ってきたとしても、こんなに悔しい想いになることはなかっただろう。シャイ自分を恨む。もっと自信を持って生きていたいと。


女性とは一度も付き合ったことがない。何に起因してるかはまだわからない。わからないまま生きていくかもしれないし、気づくのかもしれない。いつこの悲しい気持ち身体の中から消え去ってくれるか分からないが、消え去った時には一歩踏み出せる自分でありたい。


19日から書き始めたのに、日を跨いでしまった。明日仕事だ。

やる気でないなあ。

  • 出会う前はみんな勝手に相手のイメージを持ってて、会ってみたら違ったっていうだけ 別に出会う前と後で違うわけじゃないし、増田になにかが不足してるわけでもないと思うよ

  • 一回でも女と付き合ったらもうそれで終わってもいいだろ 贅沢言うな

  • 女性とは一度も付き合ったことがない。何に起因してるかはまだわからない ほうむ

  • わかり哲也 なんなんだろうなとは思うけど、女の人ってそうなんだよな

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