成年後見人には医療行為の同意を行う権限は付与されていないと解されています。民法が改正されて成年後見制度がスタートするにあたり、平成10年4月に法務省民事局参事官室が発表した「成年後見制度の改正に関する要綱試案補足説明」でその理由が説明されていますので、少し長いですが引用します。
「成年後見制度の改正に関する要項試案補足説明(法務省民事局参事官室)」(平成10年4月)(抜粋)
「成年後見人の権限は、意思表示による契約等の法律行為に関する者に限られるので身体に対する強制を伴う事項(健康診断の受診の強制、入院の強制、施設への入所の強制等)は含まれない。なお、意思表示による法律行為であっても、一身専属的事項(例;臓器移植の同意等)は、成年後見人の権限には含まれないものと解される。」
「成年後見の場面における医的侵襲に関する決定・同意という問題は、一時的に意識を失った患者又は未成年者等に対する医的侵襲に関する決定・同意と共通する問題であるところ、それらの一般の場合における決定・同意権者、決定・同意の根拠・限界等について社会一般のコンセンサスが得られているとは到底言い難い現在の状況の下で、本人の自己決定権及び基本的人権との低触等の問題についての検討も未解決のまま、今回の民法改正に際して成年後見の場面についてのみ医的侵襲に関する決定権・同意権に関する規定を導入することは、時期尚早と言わざるを得ないものと考えられる。この問題は、医療行為の全般に関する問題として、医療の倫理等に関する医療専門家等の十分な議論を経た上で、将来の時間をかけた検討に基づいて慎重に立法の要否・適否を判断すべき事柄であり、当面は社会通念のほか、緊急性がある場合には緊急避難・緊急事務管理等の一般法理に委ねることとせざるを得ないものというべきだろう。」
■成年後見制度の利用の促進に関する法律(平成二十八年法律第二十九号)
https://www.cao.go.jp/seinenkouken/law/sokusinhou.html
いちおう成年後見人というのもあるよ https://kaigo.homes.co.jp/manual/dementia/care/guardianship/ 殆ど使われてないけどこれから使えばいいのでは 同様に養子、里親制度も用意されたまま死んでた...
今でも養子縁組とかで同じことやってるLGBTっているんだよね。つまりできる。 なのに同性婚同姓婚とうるさいのは結局金、それと社会から認められました印が欲しいだけなのよさ
成年後見人の仕事はふたつあります 「財産管理」と「身上監護」、このふたつです。 簡単にいうと、費用の支払いや不動産の売却などの「お金の管理」と、施設や入院先の選定、契約...
俺が言ってるのは養子縁組ですが...
anond:20190108151849 それよく引き合いに出されるんだけど 生涯未婚率がどんどん上がって天涯孤独の人が増えてくるのに 家族にしか同意権を与えないこと自体を変えないとダメなんじゃな...
というのがフランスの若者の考え方だそうな まぁフランスには事実婚に加えてPACSってのもあるけどね 加えてなんだかんだ法律婚のが多数派だけど 日本においても、どう考えてもキミら...
どっちかの親に理解があれば「義兄弟」になれるからいいけど、カップルのどっちかが親、どっちかが子になると 相続とか贈与とかで非常に非対称になるから面倒らしいよ、ようしらん...
愛があれば大丈夫じゃねーの?(適当) そんな理由で認めろ認めろと騒がれてもなー
結局ようしらんくせに増田で騒がれてもなー
俺ら健常者がよく知らんのはLGBTが騒ぎ立てるだけで理路整然と啓蒙活動してこんかったからやで? 他人になんか認めてもらうのにそんなやり方でうまくいくわけないやろ?
口をあけてまってたらだれかが啓蒙してくれるのを待ってる自称健常者乙
駄々をこね続けたら反発も受けずに権利だけ頂戴できると思ってるLGBT乙
駄々をこね続けたら反発も受けずに権利だけ頂戴できると思ってる自称健常者乙