2018-10-12

非常識広報担当者記事のチェックでやりがちなこと4つ

しがないウェブ編集者です。

ウェブに載せる記事コラムを書いたり編集したりしています

そうした記事企業が関わることがあります

その場合お金をもらってないので広告記事じゃないですが、念のため、その企業に公開前の事前確認をしてもらうことがあります

その企業広報担当者の中に、時々、非常識修正依頼や要望をしてくる人がいます

経験の浅い広報担当者に多いです。

非常識(1)【タイトル見出し地の文インタビュアー言葉まで直してくる】

これは最も非常識

そもそも企業確認をお願いすること自体、それが広告記事でない限り、あくまサービスとして事前に見せています企業に求められなければそもそも見せないことも多いです)。

事実に反することや誤った表現があれば指摘してほしい、くらいのことです。

企業確認をお願いしているのは、あくま企業に関わる箇所だけであり、それ以外に口出しする権利はありません。

これが一度あると、この企業には確認をさせないようにしよう、ひいては面倒だからそもそも取材を控えよう、となります

業界は狭いので、その一つの媒体だけではなく、他媒体にも噂は広まっていきます

もちろん、タイトル見出しインタビュアー言葉であったとしても、ちゃん経験のある広報担当者であれば、「ここは〇〇と変えるのもアリかと思いますが、あくまでご提案です」といった大人のやり取りをしてきます

非常識(2)【代替案を出してこない】

その企業に関わる箇所で修正したいところがあれば、どう修正したいかを明確に提示すべきです。

なぜなら、こちらは100%良いと判断した状態のものを見せており、企業によってその一部を変えるのであれば、どう変えるかをこちらが考えるのは本来不要だった仕事からです。

あくま広告記事ではない、というのがこの話の前提です。

もちろん、事実関係の誤りだったり、それが公表資料をあたればすぐ分かる情報だったりすれば、代替案を明示せず、「ちゃんと調べろ」でもいいと思います

非常識(3)【修正履歴を付けない】

これは無料記事だけではなく、広告記事にも当てはまることです。

どこをどう直したか、それが全く分からない形で戻ってくることがあります

もちろん、例えばWordなら、元ファイル比較する機能があるのでこちらでやりますが、特に無料記事こちらの仕事無駄に増やすのはやめていただきたいです。

Googleドキュメントなら修正履歴自動で全部残るからいいのですが、Wordを使う場合でもこちから事前に、「修正履歴を残してください」と案内しています

それでもやらない人がいる。よほど自分修正に自信があられるのでしょうか。それとも、履歴さなくても、こちらが全文を目で見て照らし合わせるとでも思っているのでしょうか。

非常識(4)【社内で意見統一する前に戻してくる】

一度戻ってきて、その修正を反映させてこれで完了、と思っていたら、次から次へと修正事項の連絡が来るやつです。

時には、そちらが修正した部分についてさら修正すると言い出し、こちらの元原稿に戻ることさえあります

いえ、その議論過程はあってしかるべきですが、全ての関係者のチェックを、社内で全て終えてから戻してほしい。

そうしないとこちらは全てそれに付き合わされて作業することになり、二度手間、三度手間なのです。ご勘弁いただきたい。

非常に偉そうに書きましたが、これは全て媒体企業とどちらもが幸せになるために書いたことですので。ご理解いただきたく。

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