といったあたりの話、あまり語られてない気がするので書いてみる
例えば私は高卒時の全国偏差値が58前後で、地方旧帝大に落ちるけど駅弁大学には余裕で入れる程度だった
まあそれでも業界的には希少な方なので、食いっぱぐれないとは思ってる
「この人はキチンと理解できているな」っていう人は東工大とかそこら辺レベル
偏差値70手前くらい?
ここらへんの人は、誰かが分かりやすく噛み砕く前の、公式の出してる情報を正しく理解できるみたい
彼らは大抵私くらいの人間を「わかってないやつ」と思ってるんじゃないかと思う
何故学力(地頭の良さ)が大事になるかというと、情報がどんどん刷新されていくからだ
例えば3年くらい努力して勉強しても、その貯金は5年か10年くらいで消えてなくなってしまう
常に学んでいかなきゃいけないから、学習速度、理解力が重要になる
こういう現象自体はどの業界でもあると思うが、とにかく早いんだ
ところで、上記で言ったことはあくまで平均で、例外がたくさんある
高卒で経験浅いのに大企業入った人も知ってる、よくわからんが向き不向きあるみたい
逆に、私のいた駅弁大学の情報科では、プログラミングの授業で半数くらいが脱落していた
そんなもんだ、頭良くても向かない人は向かない
じゃあ向き不向きで全部決まるのかと言えばそうではなく、やはり地頭と能力はほとんど比例する
地頭が悪いのにできる人は、何か色々工夫しているようだ
システムづくりというのはビジネスに強く絡んでるので、頭のいい人が作った仕組みを理解しなければならない
地頭が悪いと、何を作るかの部分で付いて行けなくなる
システムづくりは大体揉めるので、理路整然と話ができないといけない
私もギリギリだ
付いていけない人は、細かく指示される必要が出てくるので、人材として使い勝手が悪い(指示する側がまず希少)
(もちろん、会話部分が重要になるから地頭がよくても会話が破綻する人だと厳しい)
結局何が言いたいかと言えば
そこそこの大学行っててもプログラマーは結構キツイ、そうじゃなければ更にきついということ
優秀にならなければブラック企業に捕まってしまい、心身が壊されてしまう
そんなこと誰も望まないはずだ
ブームが行き過ぎて、ここらへんの話が不都合な真実にされてしまっている気がする
もし目指すならまずは独学してみたほうが良い、向いてるかどうかは3ヶ月もやれば分かる
プログラマーは大抵共同作業だ、一人だけ抜きん出た天才がいても困る
変な話だけど、プログラミングはどれだけ誰でも読めるように書くかが重要で
ぶっちゃけてしまえば地頭の良くない人の気持ちを理解しなければならない時がある
それができるのは、天才でも半数以下だ
DeepLarning の論文読んだだけで実装できるプログラマもいれば、 フリーで公開されているライブラリを使うのが精一杯の人もいるからねぇ。。
地頭の良さと偏差値は、必ずしも相関してないよ。 ゆるい相関関係はあるのかもしれないが、感覚としては相関係数0.3ぐらいより小さいんじゃない?