2017-01-26

チラシの裏のハナシ

生きる意味とは。

まれてきた理由とは。

はっきりとした答えが欲しい。

ただの慾望で出来上がった自身でない確信が欲しい。

そんなものは、得られることがないと 分かっているけれど。


過去の忌々しい記憶を辿れば、それらしい症状は確かに出ていた。

自傷行為をしてみたり、自殺未遂をしてみたり、部屋に何日も引き篭もって外界との連絡を絶ってみたり。

から今の状況も、決して予期せぬ出来事などではない。

ただ少し、酷くなっているだけなのだ

うつ状態。あるいはうつ病。もしくは性格上の問題

初診とは実に厄介だと思う。

ハッキリとしたもの言いは出来ない。しかし、然るべきなにかをしなければならない。

そんな意味合いなのだろう。確定はしない。

いわゆる"精神科"というところは、そういう所だと、聞いたことがある。

いつか突き当たる病名まで、只管耐えねばならぬそうだ。

そう簡単に、レッテルは貼ってはくれない。

それでもいいから と、藁にも縋る思いで足を運んだのだから

決して不満があるわけではない。

しろ、取り留めのない、整合性も取れないような話に

ひたすら耳を傾けてもらえるという、その事実だけで、少し、軽くなるのだろう。

軽くなった気分は、全くしていないが。


隙きがあれば、死んでしまいたいと思う。

過去オーバードーズを隠して、睡眠薬を処方してもらうあたり

少しずつ、死への道を作っているのだろう。

身辺を綺麗にしたら、きっとそれは簡単に訪れる。

今はまだ、しがらみが多すぎる。

でもそれらが全てなくなったら、迷うことなど無くなる。

自分の死んだあとの事に、なんの心配も無くなったら、それが行動の時。

その準備が整うには、ひどく時間必要だが、

目標に向かって使う時間だと考えれば、そう苦痛ともならないだろう。

努めを辞めて、人間関係を綺麗に整理出来たとすれば、あとは人知れず何処かで死んでしまえばいいのだ。

そうやって、冷静に 死への近道を 探している。


自殺はいけないことだと、言われることがある。

確かに残された者は悲しいと思うだろう。

実際、自殺をした友人の話を聞いた時は、ひどく動揺した。

でも、だんだんと、「どうして1人で死んでしまったのか。」「一緒に逝かせてくれれば良かったのに」と

思うようになった。

単純に自身が歪んでいるかなのだろうが

自分を殺すという選択肢に、行動に移せたことに、尊敬した。

君は僕の超えられなかった一線を、簡単に超えてしまったんだ、と、泣きながら思った。羨ましいと。


精神剤が処方された。

薬で何かが変わるのなら、そんな楽なことはないと、思ってしまう。

まれながらの、性格上の問題だとしたら、薬品に頼ったところで、何の意味もない。

今の状態他人に話すことすら、ひどく労力を使い、出来ることならしたくない。

説明を求められても、上手く話せる自信は無いのだ。

頭に浮かんだ項目を、纏められないまま垂れ流すようなもので、理解はされない。

そう考えると、伝える意義も見失う。

親しければ親しいほど、情けない状態を曝すことなど出来なくなる。

くだらないプライドが、邪魔をする。そんなことばかりだ。

さなさなプライドを、後生大事に抱え込んで大切にしているようなもの

そんなもの捨ててしまえばいいと思っても、言われても

それを失えば本当に自分の生きる意味も、意義も、何もかも失ってしまうのではないか不安になる。

元々何も持っていないのに、些細なプライドすらも捨ててしまったら

一体自分には、何が残るというのだろうか。

残るものなど、有りはしないんだ。


死にたい

死ぬ方法を考えながら

医者に罹り薬を服用するなど、矛盾している。

でも、死にたいと思いながら、生きることを望んでいるのではないのだ。

そこだけは、違うのだと、理解されなくても、信用されなくても伝えなければいけないのだろう。

死にたいと思いながら、生きながらえているのは、死ねない理由があるからだけだ。

今はまだ、死ねない。だから、薬でもなんでも飲んで、やり過ごさなければいけない。

これは、いづれ死ぬための準備に近いものだろう。

ドクターに上手く伝わっていたかは判らないが。

本当は今すぐにでも逃げ出して、死んでしまいたい。

この思考は一度思い付いたら止められない。

それしかないのだと、思い込んで、思考に囚われる。止まらない。

時々それをとても抑えられなくなるときもある。

だが、自身が死んだ後の迷惑を考えると、それは出来ない。

準備が整ってはいないのだ。

それがなければ、医者になど行かず、どこかでふらっと死んでしまっているだろう。

この世界に、未練など無いのだから



僕を此処に繋ぎ留めているのが

仕事職場環境だなんてこと

以前じゃ考えられなかっただろうに。

本来はとても喜ばしいことだが、今は無性に、煩わしくも感じる。

これが切れてしまったら、無くなってしまったら

もうあとは、海へ転がり落ちる石ころと同様に

止められないまま身を投げてしまうより他、無いのだろうな。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん