前々からやめたほうがいいよ、と言われ続けてましたが、好きな俳優のファンをやめます。
私の生活が変わったわけでもないし、何にも変わってないけどもう潮時かな
もともと舞台で何回かみてて、いいな、可愛いなって思ったのが最初
そのあと色々あって決定打でとっても好きになってしまった。
多分ガチ恋?って奴だろう。Twitterでも息をするように結婚して!って言っていたし、毎日とても幸せだった。
最初ハマった舞台のあとほんとクソみたいな舞台が続いてたけど彼の演技と才能に惚れ込んでた。
そしてたまにあるハマリ役!続いたクソ舞台を払拭して余りある最高の演技とパフォーマンス、たまにあるそんないい作品に出るたびのめり込んでいった。
せっせと劇場に通い、出欠確認をとられ、手紙とプレをダンボールに入れ、アンケートを書きなぐって、大人しく出待ちをせずに帰る。
その人は古参で出待ちもしていて、私の知りえない情報を本人から聞いていて、出待ちの中学生と争ったりしていた。
その人から聞いた「〇〇くんこんな風に言ってたよ〜〜」が本当に嫌で疎遠になった。
仕事上の愚痴をそんな仕事の行き帰り張り付いてる奴にいうのかとちょっと彼の方にもガッカリした。
でも私は推し、というかファンと俳優、タレント、アイドルとの関係は他の人は関係なくて、一対一だと思っているから、そんな本人の口から出ない言葉を信じていやになるのはなんか違うなと思いその時はまだファンだった。
ほどなく映像の仕事が決まった。本当に嫌で嫌でたまらなかったし私は嫌いなんだけどなんとこれでファンがぐっと増えてしまった。
それでも私は1人で応援してたし、関係ないって思っていたが、次第に新しいファンに媚びるような行動が増えてきてしまっていた。
やった作品を大切にする彼の姿勢を尊重したかったけど、どーも作品自体がだめだった。
悪いことは続き、主演の舞台が上演されたが、はっきり言って面白くなかった。全然ちっとも面白くなかった。めちゃくちゃつまらなかった。激怒したし、途中で立って帰ろうかと本気で考えた。さすがにもう盲目的なファンではないので、残りの公演のチケットを譲渡に出して、Twitterでクッソつまらなかったです!って書きなぐって帰った。
半年くらいたって彼が音楽活動をはじめた。彼の歌声がほんとに好きで好きでたまらない私は諸手を挙げて歓迎した。
が、出来上がってみたアルバムを聞いてみてあまりのダサさに震えた。
一周聞けなかった。
それ以来聞いていない。
私がつまらないと思ったものを彼は素晴らしい、最高の出来だ!という。
本当にそれでいいの?
面白くないよ?
もっと良くなるもっと高みに行けるはずって信じていたけどもうそれも限界。
身内で固まっていいもんが出来てんだったらとっくに彼は大ブレイクしてるはず。
つまらない脚本演出をする男、つまらない曲を作る男、そんなのとつるんでどうするの!?
そんな気持ちでいっぱいになってきた。
しばらくずっと悩んでた。演技も好き、顔も好き、歌って踊れる、彼が1人で仕事をしている時はなんにも不満なんて今だってない。
でも余りに周りがひどい。ファンも盲目的。一歩離れてしまったからよくわかる、彼を肯定するために周りのクソみたいな仕事まで肯定してどうすんの。
ほどなく音楽活動のツアーが決まった。どーもそっちの路線で行くらしい。
彼のことは好きだまだ好きだ。
ただもうファンは辞めよう、と思った。
彼はもう私のことを忘れてしまっていると思うけど、本当に大好きでした。