2013-11-20

大人の恋愛はむつかしい

ただのクズ女の戯言です。

自分で言うのもなんだが、昔はとってもピュアガールだった。

好きな人しか

手も繋がない

キスもしない

セックスなんてもってのほか

から自分が付き合う相手にも同じ条件を求めていた。

浮気しない、お互いだけを思い合う関係

若い頃は案外そんなものが成立してた。

だけど、大人になればなるほど人間も汚なくなっていくもの

だって世の中には誘惑が沢山ある。

私の人生ターニングポイントとなるキッカケを作った元彼。

この人は、とにかく口が立つ男だった。

見た目はナメック星人みたいで

その顔からそのセリフか?!と誰もがツッコミをしそうな感じ。

だけど、私にとっては理想王子様そのものだった。

毎日が楽しくて、幸せで、壮大な喧嘩もしたけど、仲直りもサッパリ出来る

とにかく大好きだった。

この世にこんな好きな人はいないんじゃないかって位、好きだった。

でも、その人は王子様ではなかった。

予兆はあった。

まずは、デリヘル発覚事件。

あっさりと机に置かれていた如何わしいポイントカード

調べなきゃいいのに、ネットで見てしまった。

デリヘル。

今となっては、なんておぼこちゃんなのか!と思うけど

当時の私にとっては地獄に落ちたかのような衝撃。

だってその直前に彼からきてたメール

『俺にとってお前はサイコー彼女だぜ』

(この言葉センスも今となっては…)

嘘だ、嘘。

こいつのからは平気で嘘が出るんだ。

メンヘラかのように爆発した。

怒りと悲しみで、前歯が欠けた。

さらにその時の私がとった行動は完全に狂っていた。

『今すぐ私ともセックスしろ』と言ったのだ。

別にセックスレスなわけでもなかった。

ただ、他の女に欲情されるのが気持ち悪くて仕方なかった。

その時自分には無い、感情衝動?だったから。

一月ばかりの距離をおいものの、自分が耐えられなくなって

風俗はせめて私がわからないように上手くやってくれ

そして出来る限り店舗にしてくれ

と、元サヤに戻った。

彼は何事もなかったように、楽しくしてくれていた。

元に戻れたかと思っていた。

だけど、そんなものはまた嘘だった。

その人はその後、私をさらなる地獄へ突き落とした。

かいことは、余りに辛いので省略する。

とにかく、何も信じられなくなった。

そして別れを告げた。

だけどまた、一月ほど経ってから

気がつくと付き合っていた頃と同じように会うようになった。

もちろんセックスもした。

一緒にいて、楽しい日々が蘇ってきた。

『やっぱりお前しかいないかもな』

なんて言われて

しかしたら、許せるのかな。

許せる時がきたら、この人とやり直したい。

そんな風に思いはじめていた。

そんなのがズルズルと一年近くも続いてしまった。

しかし、発覚した。

彼には好きな女がもういて、でもその子には彼氏がいて

私はあくまでその寂しさを埋める代替品だったということに。

さすがに笑えた。

何度も繰り返してきた。

なのに何故気づかないんだ。

いや、ほんとは全部気づいてた。

見ないフリをし続けた結果。ずっと前から剥き出しの真実

バッサリと縁を切った。

そして私はこの訳のわからないモヤモヤをどうにかしたかった。

好きでもない人と、セックスする気持ち。

不特定多数と、セックスする気持ち。

自分がやったことないからわからないのかな。

じゃあ彼氏もいない今、やってみるのもアリなのかなと。

色んな男とヤりまくった。

友達

先輩

後輩

出会い

唯一のポリシーとして、彼女持ちは遠慮した。

あと、ネットで会うのは怖いのでやめた。

早い話、セックスなんて誰とでもできる。

そりゃそうだ、女はセックスを金に変えることができる。

正直、気持ちいいものは気持ちいい。

そこに愛とか挟んでなかったとしても。

余計にわけわからなくなった。

軽蔑してたはずの人間の気持ちがわかるようになったから。

私もおんなじ、汚い生き物なんだと思い知った。

セックスが大好きな、下品な女なんだと。

男も嫌いになったけど、自分も嫌いになった。

からセックスするのをやめた。

昔の純粋だった頃の自分に戻りたかった。

そして、ひとつ出会いが訪れた。

その人は、何処と無く自分と似ている。

話したわけでは無いけど、きっとおんなじ傷を持ってる。

女のことなんか信じてない。

驚く位に、すぐに惹かれた。

もう二度と恋なんかできないと思っていた矢先に。

何度か時を重ね、恐ろしいほど順調だった。

だけど好きとは言えなかった。

ある日、絶対にしてはいけないことをしてしまった。

酔った勢いセックス

よくある話だが、私にとってはジ•エンドを意味する。

だってもしこの人が私と同じなら

そんな女を軽蔑するに違いないからだ。

心と身体は別モノだ。

それがよく身に染みてるからこそ

これは失態だ。

お陰で会うたびセックスをする関係になってしまった。

大事言葉は何も交わしていない。

でも、どうしたらいいのかわからない。

この年で、この状況で、今更好きとも言えない。

身体から始まる関係も、大人すぎる大人になってしまった今

色んな意味で重たすぎる。

私たちってどういう関係?』とも聞けない。

気がつくと、男に負担と思われないように

とってもサッパリした物分りいい対応をしてしま自分がいる。

メール自分から積極的に送らない。

会いたいタイミングは相手任せ。

どう考えても都合がよすぎる。

でも、図々しく押せない。

嫌われるのがこわいから。

セックスに愛なんか無いのも知ってる。

でも、ひととき繋がって、嘘みたいにひとつになってるその瞬間が

とてつもなく幸せ

そんな風に思うクソビッチ自分が最高に最低。

セックスは簡単にできるのに

好きって一言が言えない

大人になるっていうのは、余計なことばかりなんだな。

保守的で、閉鎖的で。

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