2013-04-21

http://anond.hatelabo.jp/20130421025348

たぶん、個人的な就職活動経験から、偏りがあるのだと思う。

就職活動は、その社風に合う/合わないという要素が大きな影響を持っている。と私は考えている。

大学ごとに枠を持っている会社は、特に重視していると聞きますし、たしかに社風もありますね。

比較的新興の、がんがん新規開拓をやっているようなメーカーはことごとく落とされて、

逆に、伝統だの歴史だのがあって、ニッチトップB2B企業はあっさりと内々定を貰えた。

ケイケの企業との相性が悪いんだなーとそこで気づいた。

最終的に、友人から増田らしいね」という謎のコメントをもらえるような企業に入ることに。

自分イメージ企業イメージが合っているって意味ね。

本人が気づかずに落ち続けていたなら、そりゃ辛いですよね。

保守と新興では企業キャラも求める人材も正反対。そのマッチングも大切ですよね。

この体験談をいち早く見つけてほしいです(笑)

実は、自分あなたとは全く逆で、完全に叩き上げです。1社目は地元の小さな会社同族経営ブラック)に就職しました。

小さな会社でしたが、個人成績で成功体験が得られたので、自信を糧に転職して3社目で上場企業に辿りつきました。

ところが、そこでは仕事を丸投げすることが善とされていて「こうして食品偽装も起こるんだな」と落胆したのと

自分が大きな組織に向いていなかったと悟り、また小回りの利く小さな会社へと移りました。

自分で言うのもアレですが、策略的な考え方を持っていたことと、メンタルが強かったのは大きいと思います

あと、自分には選ぶ権利がなかった…という切羽詰まった事情も、このルートを開拓せざるを得ない理由のひとつでした。

今ではもう、そんなガッツはありませんが、その頃は競争意識ハングリー精神がありました。

こうしたルートは、自死を選ぶ就活生にとっては邪道であり無き道とされているんでしょうね。

ほんとうに良い人がたくさんいたら、採用予定数をひとりやふたりやすと思う。

そして企業のほしい「良い人」というものが、普遍的な一つの尺度から決まるものではないとも思う。

そうですね。採りたいと思える人がいたら、枠も増えると思います

その「良い人」が多人数いたら比較検討になってしまますが…。

あなたと話していて気づいたんですが、この問題の背景には、世代間のコミュニケーション不足もありそうですね。

以前、西原理恵子さんがいじめられっ子に「図太く生きよう」と伝えていましたが、体験談から知恵を学ぶ経験も減ってる気がします。

自分の頃は戦後復興成金がそうでしたが、線路脱線した苦労体験は、今じゃDQN扱いされて追いやられているようです。

就活乗り越える=一生安泰」ではないし、正規ルートが必ずしも正しくない。

プラスマイナスに振りきる馬鹿らしさに気づいてもらいたい。楽しいことと辛いことは相対なんだって。循環してるんだよって。

「今、ここ」以外に視野を広げることは、これまでの慣習に親しんできた大人にも必要かもと思いました。

記事への反応 -
  • その通りだよな。 とはいえ、ゆとり世代はこれからも社会人になるべく就職活動するわけで。 今から教育を変えていくにしても、いまの就活生への手立ては必要。    落とされるた...

    • 今から教育を変えていくにしても、いまの就活生への手立ては必要。 学校の就活担当に不採用理由を通知したり、学外の学生専門のエージェントを設置に不採用理由を取りまとめると...

      • すこし言葉足りなかった。 その全無思考こそ問題であり、正してあげなくてはいけないポイントなんじゃないかな、と思うわけです。 私も基本的には考え方を変えていくべきと考えて...

        • 就職活動を含めた社会に出ることそのものへのスタンスに幅を持たせられないかと。 新卒正社員での入社以外の在り方をキャリア教育は提供できないのだろうか。 正社員でなくとも...

          • なるほど。 反対するのは、絶対値的な考え方が前提にあるからではないですか? 「自分より優れた人がいる=自分に価値がない」ではないですよ。 自分は「(この会社を受けた人の...

            • たぶん、個人的な就職活動の経験から、偏りがあるのだと思う。 就職活動は、その社風に合う/合わないという要素が大きな影響を持っている。と私は考えている。 大学ごとに枠を...

    • むしろ延々と審査に落ち続けている状況で 「自分より優れた奴がいて当然だ」と思ってたら 誰よりも劣っているような気持ちになり絶望すると思う

      • いや、その全無思考が辛いという話をしているんだが。 採用不採用には絶対値がないし、ある一定のハードルをクリアした人の中から相対的に選んでいる。 個人が「自分が駄目なんだ」...

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