僕が行っていた中学校はそらもう荒れていた。30人クラス二つの内僕も入れて10人くらいが不登校になってた。
人格を貶されて、殴られて、唾をはかれて、階段から落とされた。大津の子ほどはひどくは無かったけど。
目が覚めたら学校なんか消えてるか、にくいあいつらが死んでるか、いっそ目が覚めないことを祈りながら布団の中ですごしていた。
あ、いじめの体験談をちゃんと書こうと思ったんだけど当時は頭がいかれてしまっていたから何されたかについてはあんまり記憶が無い。
精神科で安定剤をもらって飲んでたという話を最近親に聞いたんだけれど覚えがまったく無いくらい。
不登校になるにも、最初親にいじめられてるなんていえないから、学校に行きたくないというとパソコンやりたいだけの
サボリだと思っていた親に(実際それが理由で不登校の子もいた)外に力づくで引っ張り出されて、
僕はキチガイみたいに泣き叫んでという悶着がずっと続いたりまぁいろいろあったんだけど。あれだ、ニュースで長田さんとかが流行ったころだったしね。
晴れて中学校を不登校になったけど高校はレベルの低い学校になんか受かった。高校から心入れ替えてやるぞと思ったら
初日に自分をいじめてた奴が同じ学校にいることに気がついて、結局4日でいかなくなった。あと同学年の人と話すのが怖くなってた。
で、高校に行けと自分を引きずりだす親と、インターネットに逃げる僕。昼夜逆転して、親が寝てる時間に起きて、パソコン読むか本を読むかして、親がおきてきたら寝る生活を始める。
本当にインターネットで見るテンプレみたいな引きこもりの生活。親にはすぐ切れてたしね!
でも親はこりゃただ事ではないということに気がついて、素人の手にあまると見て、いろんなカウンセラーに話を聞いていろいろ社会復帰のやり方を調べてくれて、
それを聞いて将来のことを考えると絶望しか感じていなかった僕は切れてた。
で、高2相当の頃に高卒認定(大検ね)を受けた。そしたらなんか無勉で受かった。
そんで、高3相当の頃に予備校通わせてもらったりして一から英語と政治経済の勉強始めた。そんでまぁ名前の通ってる私大文系に受かった。
その大学で、運動音痴が集まる運動部に入って、引きこもりだったので人よりやんなきゃと思って死ぬ気で練習した。
そしたらなんかキャプテンになってた。就活ではその運動部の話した。んで引きこもりとかもう関係ないっすって言ったら偉いねって感じで一社だけ受かった。一部上場企業。
つまり何が良いたいか!僕は運が良い。親が理解してくれた。あと引きこもりを更生させてくれるだけの金持ってた。
勉強ができた。部活のみんなが優しかった。引きこもりだったけどとってくれる会社があった。
あのまま学校行ってたらもっとエスカレートしてて死ぬ気にはなってたかもしれない。でも、不登校になったときの自分の無価値感はすごかったし、死にたいなーが常態になってた。
だけど大学四年で、彼女もできて、就職も決まった今もなんとなく自分に自信が無くて、増田にこんな文章書いちゃう。
良く頑張った! 釣りでないことを祈るw
同じく中学時代に不登校経験あるが、何だかんだでそれなりに生きてます。 ただ当時のいじめられた経験は人格形成に色々傷跡残してるなと、長らく経っても感じたりはするけれど。 そ...