2013-07-04

からぼたもち?鴨がネギしょってきた?

やったー!

婚約した!

 

一年ちょっと前に、婚活するぞ!と周りの友達に宣言して、

実際に登録はしなかったもの結婚相談所見学に行ったり、

婚活サイトで知り合った人ととりあえずお茶でも、とお話してみたり、

上司がセッティングしてくれたり、色々してみた。

 

で、結果、ずっと地元グループで仲の良かった男友達から結婚を前提にしたお付き合いの申し込みをされて

(私が、結婚しない人とはお付き合いしたくないとずっとブーブー吹聴してたので)、

OKしたのが去年の夏。

 

最初は男友達恋愛関係にあるというのが自分の仲で不思議感覚で、

いちゃいちゃすることに抵抗があったり、なんやかんやあった。

でもやっぱり友達だったので、趣味も合うし、話も合う。

お互いの友人関係はほぼ繋がっているので、大勢で遊ぶ時も一緒だった。

 

で、この人となら楽しい家族になれそうだ、と思ったので、

婚約するに至りました。

 

婚活婚活行っていたときは、多少なりとも稼いでいる人を!と分相応にもギラついていたし、

スーツを着る仕事の人がいい!とかちょっとおしゃれで色々な遊びを知ってる人!とかお前何様だよという条件があったように思う。

彼は、顔も体も全然好みではない。

お金もそんなにない。

でも人のために泣けて、共感能力が高くて、意見が食い違ったらお互いに譲り合って妥協点を見つけられるし、

仕事には真面目だし、ゲーム漫画ももちろん同い年なのでネタが通じるから会話も楽しいし。

元々友達の時は、「いい子だなあ。いい女の子見つけてあげたいなあ」とお見合いおばちゃんよろしく思ったりしていた。

それが何を間違ったのか私に結婚前提でお付き合いを申し込んできた。

 

付き合って、今まで知らない部分や拘りも見えてきたけど、

何だか段々メリットと言うか旨味が出てきた。

こんなことばかり言ってるけど、ちゃんと彼のことは好きですよ。

女って、メロメロになってるときでもその自分俯瞰してる自分が「条件に見合ってるか?」とか何とか言ってたりするものだと思う。

ただ、夢見るばかりじゃいられないので、きちんと判断しないと、と思って出てきた、以下彼の結婚に向いているいいところ。

 

喫煙飲酒賭博しない。

小学校中学校が一緒で、共通の友だちが多くて話題が増える。

・共有できる趣味がある。

・読んできたものや観てきたもの年代的に同じなので、ネタが通じる。(これまでかなり年齢の離れている人とばかりお付き合いしていたので)

・男の人と行く買い物はつまらないもの(男の人がつまらなそうにしてる経験ばかりだった)だと思っていたが、何かすごい楽しい

・素直なので、この服着てほしいなというと着る。

・お互いの両親の感じが似ていて、経済的・家の格的にも同じくらいなこと。(下の中くらい)

・家の宗教が同じで、宗教に対するスタンスが同じなこと。

 (縁起を気にするだけで、拝んだりとかはしない。そもそも仏壇がない。私の周りは学会二世がとても多いが、うちも彼実家もただの仏教。)

・安いものでも楽しめる。贅沢や見栄を張ることが苦手。

・私はすぐパニックになる質であるのに対して。彼はいつも冷静を心がけてる。

 

一年ほど前、彼がご両親とマンション引っ越した。

ローンは彼の名義らしく、頭金も大分払ったらしい。家賃も入れている。

で、最近、新居をどこにしようかと悩んでいたところ、(私の家を立てなおしてマスオさんでもいいかという話も出ていた)

そのマンションを新居にしてもいいかな?とあちらのお母さんに話したらしい。

お父さんお母さんは市営住宅だか県営住宅だかに空きを探してもらって…と。

あちらのお母さんは二つ返事でいーよーと答え、なんか、とりあえず新居が決定した。

すごい。よく言った。

とりあえずあのマンションは立地が良い。

駅まで徒歩五分だし、近くに24時間営業スーパーがあるし、その中に百均もあるし、

大きめの公園が真横にあるし、バス停郵便局銀行も通っている病院も近い。

マンションのすぐ下には内科小児科が入っているから、この先子どもが出来ても公園に連れて行ったり病院に行ったりが凄く楽だ。

何より私の実家まで車で五分って、すごい。

小学校の学区内をちょっと移動するだけだ。

 

あと、家猫も付いてくる。彼が元から飼っているまだ若い猫だ。

実家でも猫を飼っていて、離れるのが寂しい気持ちが一気に新猫とったどー!とウキウキに変わった。

遊びに行っている現在、かなり噛まれているが実家の猫にも殺すか?な勢いで噛まれているので全然余裕だ。

なあに、かえって免疫がつく。

 

あと、彼は私が初めての彼女なので、誰とも比べられない。

元カノの方が良かったなあなんて比べられたらやっぱり悲しい。

 

ずっと在宅の仕事をしたかったのだが、とりあえず社会経験を積まねばと入った会社も、

辞めて専業主婦になってくれていいと言ってくれた。

稼ぎが少ないと詰られることがなければいいよ、と笑っていた。

貧乏でも、好きなことを在宅でさせてもらえるって本当にありがたい。

 ちょっと話は飛ぶが、私の母も専業主婦で、もちろん父への労いは欠かさない。いつでも一歩ひいて、父をうまくヨイショしている。

 サラリーマン川柳などで、妻と娘がお父さんを蔑ろにする句が多くあった。

 うちの家では絶対にありえないことだ。

 たぶん私は自分実家モデルに、彼をヨイショして快く働いてもらう。

 不安定な在宅の仕事を容認してもらう。

 もし子どもが生まれたら、私はその子らに、父親を尊敬できるように育てるだろう。)

 

たまたま好きになってもらえて、そしたらまるで誂えたかのように結婚に向いていた。

フィットしてた。

 

 

何を言いたいかって言うと…

あんなに婚活婚活言っていたのに、

しあわせはとっても身近に転がっていたのだねー、ということ。

自分の身の丈を知れば、程よい御縁があるものだ、ということ。

 

私は婚活市場から降りて、私ってこんなもんだよな、と思っていたら、

思ってもみなかったところから牡丹餅が落ちてきた。

鴨がネギしょってやってきた。

 

ただのしあわせ自慢でした。

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