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2016-09-04

映画版ディアスポリス 感想

http://tyler-7.hatenablog.com/entry/2016/09/04/120214

ツイッタを眺めていたら、はてぶユーザーによるディアスポリス映画版感想が上がってて、結論は似通っていたものの、途中の視点真逆面白かったので、別の感想を書いてみる。

東京に住む不法滞在外国人が身を寄せ合った住むコミニティで、殺人事件が起きる。殺されたのはマッサージ嬢、殺したのは中国から来た留学生崩れコンビ。2人は日本での外国人犯罪ビッグネームであるダーティー・イエローボーイズへの入会を夢見るが、彼らの計画は狂い出し、引き返せぬまま西へ西へと流れなから凶行を重ねる。

追うのは、外国人ミニティを守る裏警察久保・・・

みたいな内容。

いろんなところで言われてるように、原作漫画でも人気の高いエピソードで、自分映画化は楽しみにしてた口。

だだ評価としては「5点満点で3.5位かなぁ」というところ。

はてぶ主と感想共通面白かったのが、「物語を順序立ててみせるので精一杯」と言うところ。この映画は「社会から弾かれた若いアウトロー自分たちを止められないまま破綻に向かって突き進む」という、映画では定番ジャンルなので、後半の破綻までに、どう加速していくかが重要なように思う。

でも、それが為に重要な前半は、不吉な予感とか周・林の空気感とかを伝えるより、まず状況説明バタバタしすぎ、中盤は逆に間延びした感じ。

名古屋の一連のエピソードとDYBs大阪支部の所は特にテンポ悪かったなぁ・・・

映画シナリオに無理矢理従わされてる感」が見えてしまうのが、ちょっと乗れない。

そして感想真逆だったのが「周と林のエピソードがクドかった」。

表現方法テイストはもうちょっとスマートにやって欲しいと思ったものの、自分はココこそが終盤の破綻への重要な前振りであり、物語もっと描くべきところであったと思った。

原作の受け取り方はあるのだが、自分にとって、ダーティー・イエローボーイズ編の主役は周と林であって、久保塚は無力を味わわされる傍観者、伊佐久は周と林を受け入れない社会の冷厳さの代理人に過ぎない。

社会のすべてに弾かれた2人が、お互いだけの楽園を生きようとするが、破綻していく、その輝きと絶望の対比、破綻に突き進む幼い2人と、追う久保塚達の別の関係性の対比が重要なのだ

周を突き動かすものも、要するに「林に良いところを見せたい」という、幼稚だが、純粋で、ある見方では輝いたものであり、それさえ守れずにすべて壊れていく様が哀しく美しい。

似た感想でも真逆の部分があって面白かったから書いたけど、この映画を見て一番の感想は、「原作ものからって、原作に忠実であればオッケーって訳ではないし、核となるエピソードの為には入りきらないエピソードは切ったり改変しても良いんじゃないか」って事。

そんなわけで、「ちょっと自分ハードル上げ過ぎたかなー」と感じる映画ではったけど、本当の主役である周、林役の2人はホントよかったし、破滅に向かって西に流れていくダーティー・イエローボーイズの4人は全体的に好演だった。

最後に伊佐久役の真木蔵人だけは堤真一にやってほしかった。

2016-05-11

市川海老蔵vs真木蔵人

なんか似た感じだが、どちらが強い?

 
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