はてなキーワード: 然別とは
最近何をしても楽しくない。何のために生きてるのか分んなくなる。
結婚もしたし、仕事もうまくいってるはずなのに、どうにも、なんにもやる気が出ない。生きてる気がしないし、ほしいものが何もない、すごい無気力。4年前に鬱をやって会社を休職したりもしたんだけど、その時とは全然別な感じ。
あの時は苦しくてもう駄目だ苦しい苦しいギギギギって感じや「何でおれだけ!」って感じのがあったんだけど、今なってる状態っていうのは、そういうのがなくて、ただ淡々と「ああ、そうか」って思うだけっていうか、ううんと、うまく説明できないな。
今でこそ、結婚できてますが、昔の自分はすごい非モテだった。エヴァンゲリオンとかみて「これなんて俺?」って言っちゃうくらいの。
で、結婚してるやつとか、彼女いるやつとか、うまく普通に働いてるやつとか、みんなから尊敬されてたり好かれてたり、コミュニケーションうまくやってるやつをみて、「あれはすっぱいブドウだ!!!」って言いながら心の中では「アレはすごい甘いブドウなんだろうなあ」って思ってた。そう、持ってないやつは「すっぱいブドウ」って言いながらそれが本当にすっぱいなんて思ってない。心の中ではそれがすごい甘いはずだ、一口食べたら心が満たされて天にも昇る気持になれるようなものすごい甘いブドウだ。って思ってるもんなんだよ。
で、それから鬱でダメになる4年前までは、そのブドウへの憎しみとか憧れとか、そういう負のエネルギーをもとにして、仕事とか、他のこととか頑張ってきた。で、ある程度の形のものを作れるようになって、まあ、一応、社会的には成功する。で、鬱で倒れて、その時仕事の付き合いのあった女の人とてんやわんやで付き合うことになった。セックスもできた。そいで結婚もしました。
結果的に、あの頃、甘い甘いはずだと思ってたブドウを食べることができたわけだ。
で、どうだったかっていうと。
まあ、確かに、甘かったよ、うん。でも、なんていうか…ふつうっていうか…。思ってたよりも甘くないっていうか…。なんか普通って言うか…。こんなもののためにあれだけ憎んだりいろいろとエネルギーをため込んでたのかって思って。
で、その憎しみがなくなったら、突然何をしていいのかわかんなくなった。情熱っていうかエネルギーがわかなくなって、今、もうどうしようもなくなってる。死のうかな、とか結構本気で考えてるよ。
みんなこんなまっ平らな世界でどうやって生きてんのかな。よくわからん。
何を怒られたかというと、客先からくる登録料の請求を仕入先に請求しなかった事についてだった。
うちの会社は仕入先から仕入れた雑貨やら何やらを、コンビニ、量販店に取り次ぐ大手卸に売って、
帰ってきた返品はそのまま仕入先に返して赤伝切るみたいな流れの会社なんだけど、
新しい商品を入れると客先からは新規登録料やら写真代やらの名目で請求がくる。
実際そんなの名目に過ぎなくて、卸の会社が利益あげたいだけなんだろうけど。
で、その請求をうちは仕入先にそのまま請求して、右から左の流れで商売をしているわけ。
請求来たものをしなければ、当然自分の落ち度で怒られるのは当たり前なんだけど、
じゃあ、なんで自分が請求しなかったかというと、
その登録料っていうのはその時客先から請求されていなかったから。
もちろん客先から請求されたものについては仕入先に請求していたけど、
請求来てないものは請求してなかったと。
だから当然別に損はしていないわけ。
でも先輩は客先から請求こようがこまいが、新商品とあらば登録料を片っ端から請求していて
入った時にもそうするように教わったから、引っ掛かりを感じつつも自分も最初のうちは請求してた。
でもある時、新商品を入れたのにも関わらず、架空の登録料請求をし忘れた事があって
「こういう所から利益追求しなくてどうするの!?」みたいに言われて
ハァ!?って思って「架空請求で利益追求とかおかしくないですか!?」って言って喧嘩になった事があった。
もちろん自分も教わった通りに架空請求してたわけだし、清廉潔白なつもりはございません。
社員が会社の為を思って735円~5万円程度の架空請求するのもまあ、会社思いなのかなとも思う。
でも、架空請求しないからって偉そうに怒られる筋合いないんじゃねえの?って思ったわけ。
金を扱う経理が自発的に架空請求して利益取りましたって胸はるとか、とんでもない話じゃないの?って。
客先からこない請求に対しては仕入先にも一切請求しなかったわけ。
そして先輩が戻ってきてそのことがバレて社長に告げ口されて怒られたと。
社長いわく
「お前みたいな奴じゃ経営なんてできない」
「先輩のやってる事は会社としては正しい(利益を上げているから)」
「小さな感情に囚われて大きな事を見失ってる」
「仕事は決められた流れ通りにやれ。お前の判断を一々挟むな。」
「自分の判断を加えていいのは、仕事の流れがちゃんとできるようになってからだ。」
あと「お前みたいな奴が消費者金融に騙されるんだよ」とか言ってた。
社長、飾ってあるラッセンの絵とか買ってる時点であなた騙されてますよ、とか思ったけど。
それと「それで得た金がお前らの給料に反映されるんじゃねえの?」とかも言ってけど、
最大五万円程度の利益追求したって、年100万もいかないわけで
それで社員全員の残業代とボーナス出るようになるんすか?とも思った。
根本的な所で営業が稼いでこないとダメなのに、事務方が利益追求したって焼け石に水でしょ。
まあ、架空請求する事は社長も認めてます、私は言われてやってるだけです、
みたいな割り切り方もあるんだろうけどね。
今の時代ゴミみたいなもんかもしれないけど。
社長も根っからの悪人ってわけじゃないんだけど、
育ってきた環境からそうする事があたり前だと思ってるんだと思う。
まあ、お前の感情なんていらないんだよ、流れで仕事をしろ、
とか言う人だから合わないなとは思ってたけど。
辞めるに辞められず今まで耐えてきたけど、そろそろ潮時かね。
http://www.lovepiececlub.com/kitahara/2009/06/post-173.html
でちょっと盛り上がった時期あったじゃん。
「こうあるべきだ」と、「それはそれとして、現実にはこういう馬鹿がいるから対応せねばならん、やれやれ」
ってのを混ぜてる人多くね?なんか齟齬はそこから生まれてる気がすんだ。
で、前者の話をしてるのに、「そんなりろんは男の性欲に通用しない」とか「レイピストにそれは通用しない」とか言ってる人が多々いる。
だからそういう話じゃねぇ。
別に多分北原みのりって人も「だから対策なんてなしで!」なんて言ってないし多分そんな気もねぇよ。あの人だって多分南アフリカ行ったら、超自衛するよ。でもそれとこれとは全然別の話なんだよ!
ある意味では理想を語っているんであって、現実を語っているんじゃない。
というと「理想」という言葉に語弊がありそうでいやなのだが、「理想を語る」は、何も全てが机上の空論、なんの意味ももたないわけじゃない。というかそれどころか、理想は、ある面で我々の根本をなしてる。憲法だって要は理想なわけだよ。
差別しちゃダメ、人殺しちゃだめ、って全部ある意味じゃ理想にすぎないわけだよ、それこそ「とはいっても1億人もいれば、年にいくらかは殺人者はどうしても出るでしょう?」なんていう奴いるだろうけど、だからそれは話がまた別の話なわけ!
人を殺してはいけない。差別はしてはいけない。世界平和バンザイ!
これらはそりゃ、理想っちゃ理想ですよ。でもこうした理想をもとに、「じゃあ、そんな『理想』がまだ行われていない我々の現実を、『理想』に近づけるため、色々設けましょうね。人殺したら、つかまえようぜ!」ってことになってくわけでしょ。
一番大事なのは根っこの理想、根っこの正義感、根っこの倫理なんだよ。
そういうところの話をしてんの!逆に言うと、そんなレベルで狂ってるダメ国民なんだよ!日本は!それをまず情けなく思うべきだよ。
女性の性欲も認められるべきだ。という超当たり前の根っこすら、ぐらつきまくってるから、そこから話すしかないんだろうが。
殺人のように、ほぼ誰もが「殺人はよくない」とゆるぎない根っこを持ってる件については、そんなところからの話にならんわけ。「じゃあ、殺人を防ぐには?」って具体的な話しかされないわけ。
女は自由にセックスをし、自分がいいと思う相手に気軽に股を開いていいんです。男がうじゃうじゃいる空間に行くということは、「そういう期待」をする、ということだって、あるんです。それがなにか? いけないことですか? なんですか? 自己防衛? なぜ私たちが? 自分のチンコ一つコントロールできずに男性ホルモンに支配されている男こそ、まず自身のホルモンからの自己防衛を心がけるべきでしょ? ミニスカート大賛成。胸見せる格好大好き。肉食系女子万歳。男を挑発上等。だけど、したくないことは、したくない。そんな簡単な理屈がなぜこうも通らないんでしょう。
これは要するに基本的な人権の話なんだよ。
リスクが……現実には……とか言い出す奴がほんとおおいけど、そのレベルの話じゃない。もっと奥の、大前提の話だ。
まず、現実はさておき、女性はそもそも自由にセックスしていいし男がいる空間にいって「そういう期待」をしたって勿論構わんのだ。ミニスカートはいたって胸見せる格好したって勿論いいのだ。そしてその上で、男が「セクロスしたい」といっても、女が嫌であれば(というか、ここは、男女逆でも当然ながら通じる。べつに女性の特権ではないぞ、勘違いしてるやついるが)「NO!」と言えるし、その「NO!」は尊重されるべきだという話だ、極端な話、女性が全裸でねっころがっていたからといって、同意が得られないのならセックスはできないんだよ!それが大前提なんだ。
そして、重要なことだが「といってもそれはレイピストに通用しないよ!」「それでもそこまでいったらしちゃう奴いるだろ」は、だ・か・ら、別のレイヤーの話である。何度も言うが。これは現実をさておき、本来はこうであるべきであるという人権の大前提だ。まずそこを認めるところから始めねばならない。(てかこんな基本から始めなきゃいけないのがマジで情けない。「でも現実は」って言いたがるやつが多いのは、あまりに基本だからであるのかもしれん、と武士の情け)
で、現実はそこを「うん、そうだよな」と認めた上で、「でも、実際はそれが通用しない、バカ男が一部いますよね」「それへの対策はどうすっぺ?」「もっと罪を厳しくすべき」などの話になっていく。まずは法整備の話だろうな。そしてそういうことをやっていって、最終的に「とりあえず今のダメな現実に対処するため」に、苦肉の策として、本来はそこに負担をかけるべきではないが他にどうしようもないので、という場合のみ、女性の自衛が、最後の最後に仕方なく思案の一つとして上げられるのだ。その程度のことなのだ。別に義務でもなんでもない。しかしそれも強制では勿論ないし、やらなかったからといって被害の重さが変わるわけでは決して無い。
いわば「本来はやらんでもええもんを、現実が対処しきれてないからしかたないからやる」もんであって、こんなもん本来恥じるべきものだ。自衛をせねばならない社会なんて本来恥じるべきものだ。そんな治安であることを恥じるべきだ。それどころか、自衛をしていないのだから……と被害者を責める社会は意味がわからない。まるで「治安の悪さ」を庇っているようだ。やたら「現実はこうだからしょうがないしょうがない」っていうが、しょうがないばっかいってないでちっとは治す努力したらどうなんだ。それどころか政治家はあんな体たらく。何かっつーと日本人は「現実はこうだから……」を連発するが、なぜ、そんな「しょうがない現実」を庇おうとする?そんなに「しょうがない現実」が好きか?とそんな問いすら投げかけたくなるほど、彼らは「現実」を守る。「現実」を、変えられないものと思っているのだ。日本で革命が起きない理由もよくわかる。「現実」に飼いならされた奴隷だ。被害者が出たら変えようと思うのではなく、「現実様」がそうなっているから、それにあわせない方が悪いというすごい理屈。日本人はダメだ……と悲観論者になるのはここまでにしてダンコーガイの記事である。
http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51225683.html
逆である。そういう台詞が通用しないから、レイピストというのだ。
しかし、これを公衆の面前で大声で叫ぶのは全力で止める。
つーかそりゃそのまんま「公衆の面前で叫ぶ」わけなどないだろ!www
何度も言うが、「人権はこうあるべき」と「で、実際問題どうサバイブするか」はまた別の話だ!
なぜなら、上の正論には、レイピストを「事後」で罰する力は少しはあっても、レイピストを「事前」に止める力は全くないからだ。
最初から「レイピストを事前に止める」ために書かれたわけじゃ全然無いだろどう考えても……
そもそも「正論」というのは得てしてそんな力などない。というより、さっきもいったがこれは考え方が逆で、「正論」を、獣的感覚で力でぶち壊してくるから、レイピストだったり犯罪者だったりするんである。『「正論」には、「正論」を力ずくでぶちやぶってくる獣に対する力は無い』といってるも同然である。そりゃ、当たり前だ。トートロジー的でなんの意味もない。それ自身を、それ自身の範疇以外のことで破ってくるものには対処できない、のは当然である。そして正論からもれたものを掃除するのは正論の仕事ではない。正論は悠然と構えていればいいんであって、そこからもれる馬鹿野郎どもを倒していくのが、法律や、具体的なサバイブ法である。違う役割を求めてどうする。
蕎麦屋に中華料理を期待するなっつーのに!何度も言うが、正論は正論、そしてそれを理解できない馬鹿野郎どものいる世界で、それでもなんとかサバイブするための手段とを、はき違えるなっていうんだよ。
正論を人外に説くことではないのは確かだろう。
これも同じだ。だから、最初から北原みのり氏は、別に人外(レイピストのことなんだろうが)に向けてこのメッセージを放っているわけでははないだろう!あえていえばセカンドレイピスト、セカンドレイプを行いがちな社会に向けていっている。
レイピストを正論で止めるなんて最初から思っていないだろうよ!あえていうならセカンドレイピストをとめようとしているのだ。そんなことを行ってしまう奴がたくさんいるこの社会に正論をつきつけているだけだ。
こわすぎニッポン。
その日本がこわすぎというのであれば、海の向こうは人外魔境というしかない。
というけど、彼女が「こわすぎ」といってるのは、レイプの発生事件数の事ではなく、「世間」「社会」の、性犯罪に対するとらえ方である。要するにセカンドレイプを安易にするこの日本、何かと言うとすぐ「世間様」が被害者叩きに走り、性犯罪を軽視しがちなその思考回路が「こわすぎ」なんだといっている!大体、件数が単純に少ないなんていってるが、告訴すりゃ即少しの落ち度を無理矢理捏造し被害者をバッシングする国である、そんな国で実際被害にあっても届けられない人が多数いるのは安易に想像できるだろう。
人外にはその正論は通用しない……といっているが、日本じゃ人外じゃなくて「世間」にも、その「正論」が、そもそも通じてないじゃねーか!だから「こわすぎ」なんである。だから北原みのり氏があんな正論を書いたんである。……こいつマジ全然わかってねえな、そこんとこ。正論は人外には通じないってね、その通りだ、日本じゃ要するにみんな人外なんだよ!そんな社会は「こわすぎ」に決まってる!
元増田です。
なんだかたくさんコメントを頂戴してしまって、少しビビっています。いろんなご意見ありがとうございます。打たれ弱いので、コメントは薄目で読んでいるのですが、反感を覚える方もいらっしゃるのは当然だと思います。明らかに誤読、というものもありましたが、わたしの書き方もすごく乱暴だったし、仕方ないかな、と思っています。
一つ念のためですが、最後の「タマ取れ」ってのは、文字通りで言っているつもりは全然ないですよ。それはわかってもらえるかな、と思って書いたのですが、ちょっとネタに走り過ぎたかもしれません。ごめんなさい。わたしは確かにSRS(いわゆる性転換)しましたが、別にそういう理由で取ったわけじゃないですし(笑)。
そりゃ、本人の意志無視して去勢したら重大な人権問題ですよ。昔アメリカで性犯罪者にほんとにやったこともあるらしいですけど、絶対許されることではありません。
ちなみに、これは余談ですけど、ホルモン的なことだけなら、重要なのはチンコではなくタマタマです。法的・生活的問題を乗り越えるにはSRSが必要だし、少なくともわたしの場合、他の選択肢は考えられませんでしたが、もちろんこれは全然別の問題です。
それから、「ホルモンがすべて」みたいにも読める書き方をしてしまったのは反省しています。それで変わる部分は結構あるし、たぶん希少なケースだと思うので、参考になったら、と思って書いただけです。普通の人は、自分の性分泌的な感じ方とか、途中でガラッと変わることってないでしょうし、そこから来る誤解やすれ違いもあるのかな、と感じることが多かったので。
わたし自身の経験としては、ホルモンとか性転換とかそういうことより、社会生活上の性別が移行したことの影響が大きかったです。「えいっ」と移行した数か月の間に、顔つきから仕草から声からすっかり変わっていたのを、友人に驚かれたことがありました(この期間には特に体はいじっていない)。体が心を変えることもあるし、心が体を変えることもある。そんなの、どこからどこまでだか、自分でも切り分けできないです。ちなみに、この点では性器どうこうより、顔とか見た目が重要です。残念なことですが、現実問題として「どう見えるか」で周囲の扱いは変わるものだし、それが本人の自意識にもフィードバックされますから。
こう書くと何だか「どっちも知ってる上から目線」みたいでイヤな感じなんですけれど、逆に言うとわたしは「普通の男」ではなかったし、今も「普通の女」ではないと思います(じゃあ「普通の男女って何だ」という大問題はあるし、みんなちょっとずつヘンだとは思いますけれど)。そういう意味では、どっちも知っているどころか、どっちもよく知らないです。
「ちんこ残ってるじゃん!」(内面的な意味で、ということでしょう)というツッコミがありましたが、ぶっちゃけ半分当たってると思います。それなりな期間男として暮らしてきたわけで、それが「変な男」だったとしても、普通の女とはどうしたって違うでしょう。確かに、わたしの心には見えないチンコが残っている(笑)。
そういう中途半端でよくわからないものを、世の中では今はGIDとか名前をつけて、昔だったら頭のおかしい人として精神病院に放り込んだり、色々したんでしょうし、はたしていったい自分が何者なのか、今もってよくわかりません。健康保険証には「女」と書いてあるし、一応見た目は普通に生活して支障のない形をしていますけど、自分でも「一体この変な生き物は何なんだ」って、今でもずっと考えています。たぶん、一生わからないと思う。こんな風に生まれて、こういう選択をして、今こういう生き方をしている、そういう全体が神様がくれたナゾナゾなんじゃないか、って感じています。
「ここからしか見えない風景」というのはある。だけれど、「ここから見えない風景」の方がずっと多い。そういう自覚はあるつもりです。
ただ、それってわたしみたいな人がちょっと極端なだけで、みんなそうなんじゃないかな。だから結局、「ここから見えない風景」は、何せ見えないんだから本当にはわかんないけれど、でもそれがあるんだってことを胸に刻むべきだと思う。そしてみんなの「ここからしか見えない風景」は、それが納得できないものとか気持ち悪いものだったとしても、なるべく尊重したい。喧嘩しても仲直りしたい。辛かったら距離をおけばいい。そうやって生きていくしかない。
わたし個人の場合で言えば、レイプゲームとかってのはできれば「見たくない風景」だけれど、そういうのが好きな人というのを否定する気は全然ないです。最初にも書いたけれど、法的規制には反対です。そしてできるだけ、その人たちにしか見えない風景というのを、汚したくないとは思っています。
それから、「公の場でおおっぴらにお話しないでほしい」みたいなことを書いて、「どこからがおおっぴらなんだ」というツッコミを頂戴していましたが、本当にそこは微妙だと思います。ただ、今回話題になるまでそういうゲームの存在すら知らなかったくらなので、少なくともそのゲームについて言えば、「おおっぴらに出過ぎている」ということもないでしょうし、それくらいでボチボチやっていくしかないんじゃないでしょうか。不快なものが全然なくなることもないでしょうし。
バリアが弱くなる、エロ表現とかがほんとしんどい、ということについて、後からちょっと思いついたのですが、たとえば死体とかのグロ画像。死体を見たからって死ぬわけじゃないけど、大抵の人はグロい画像を見たら多少しんどくなるのではないでしょうか。突き刺さる感じって、あれに似ています。イメージに対して抵抗できない。頭でわかっていても、心がもうダメージを受けちゃってる。そういう感じです。
アングラ世界でグロ画像愛好家が楽しんでいる分には良いと思いますが、電車のつり広告が全面グロ画像とかになったら、発狂しそうでしょう。「あんまりおおっぴらにやりすぎないで」というお願いは、そういう意味です。繰り返しますが、どこからが「おおっぴら」なのか、というのは簡単に線が引けないですし、議論しながらやっていくしかない。
それから、女の「慎み」について。これはなんだかお説教くさいので、反発する人も沢山いると思うのですが、女の「慎み」って、本人を守るだけじゃなくて、弱い男性が罪を犯してしまうのを防ぐ意味もある、と個人的には思っています。この考え方を押し付ける気は全然ないですけど、もう病的な痴漢中毒の人とかで、自分で悪いと思っていても止められないって人もいると思う。そう言う人は、きっと触らないでも辛いし、触ってしまっても辛いのでしょう。まわりがちょっと気を付けることで、自分も助かってその人も罪を犯さずに済むなら、一石二鳥で自分を説得しやすいです。まぁでも、これは本当に個人的な価値観で、あんまり一般受けしないだろうな、と思っています。スルーしてやってください。
最後に、似た境遇にいる方の名誉のために言っておきますが、こういう考え方が、いわゆるGIDの人に共通しているわけでは全然ないです。個人的に知っている範囲内でも、ものすごいいろんな人がいます。多少の傾向はあるでしょうが、ほんと人それぞれなので、わたし個人の体験・感じ方だということは、わかってやってください。
それにしても、「ちんこあるじゃん!」という指摘は、本当に鋭いですね。自分でも、普通の男性以上に男性的な部分があると思います。そして普通の女性以上に女性的でもある。あんまり男になりすぎると、一周回って女につき出ちゃうのかな、と思うこともあります。そんな人なんで、世間標準よりむしろ男女ステレオタイプに縛られている方でしょう。MtFなのに恋愛対象は女、という人は、正直よくわかりません(そういう方は結構います)。もちろん、それで否定しようとかいう気は全然ないし、理解できなかったり気持ち悪かったりするものを前にした時こそ度量が問われるものですから、大いに認めますが、根っこのところは普通の人以上に「同性愛嫌悪」が強いんじゃないかな、と思うことがあります。その辺は、自分の中の偏見と今でも日々闘いです。
でもこれもまた、MtFのGID共通というわけでは全然ないので、誤解しないでください。わたしはこの世界の中でも変人だと思います(笑)。
ていうか、そんなに憤るほど恋愛とかそういう事がしたかったんなら最初から文系行くべきだったよ、キミは。
「いやそこまでしてモテたいわけじゃない。それよりは理系の道へ進むほうがいい」ってことなら、理系の道をモテより優先した分、モテの方が自分の思う通りにいかないのもある意味当然だし、ある程度割り切らないと。全てが自分の思う通りにはいかん。
私から言わせてもらえば、冗談にもほどがあります。そんな馬鹿げたもののために、厳しい勉強や研究をしているわけではありません。
ていうか、女性誌がどうだろうが、「そんなもののためにしているわけじゃない」のは初めからそうでないか?
キミは別に、多分、モテたいために勉強してるわけじゃないんだろ。勉強したいから勉強してるんだろ。あるいは将来つきたい仕事のためとか。だから女性誌以前にそこは当たり前の話で、「なんのためにしているか」は、別にキミの志一つの話で、他人は関係ないのね。
その上で、いくら自分が何のためにそれをしていようが、他人がどうそれを見るか、どう求めるか、何のために見たり求めたりするか、はまた全然別のことなのね。
だから、「そんな馬鹿げたもののために(ry」は、はっきりいって、かなり、的外れ。
まあそもそも女性誌の内容をそこまで真に受けるな、という釘もさしておくけどね。(男性誌でもそうだが、ほぼ女性しか読んでない・ほぼ男性しか読んでないと思われるメディアってのは、えてして異性に対して強気・傲慢になりがち。リアルではそこから数割ひいて考えねばならんよ。男性誌だってその辺は似たようなもん、同じくらい女性をナメたこといったり普通にしている)
あのー、重要な事を言うと、実は、「自分の価値観=他人の価値観」ではないんだよね。それと「自分の価値観は真っ当であるはずだ」というのは結構間違いなのね。
っていうと「子供じゃないんだしバカにしてるのか!」って思うかもしれないけど、これ、いい大人でも意外と理解できていないことなんすわ。多分、キミも、こういう怒り方をするってことはこのことがちゃんと理解できていないのだと思うよ。
(もともとキミみたいな真面目理系人間てのは男女問わず、そう思っちゃいがち。「すべき」思考をしがちなのもこの人たち。理系人間は、人と人が関わるような問題については、意外と保守的で、頑固で、正義厨なところがあり、頭が固いんだよね。何故だかわからんが。)
文系>理系なんて「間違った」図式ではかられて、「しかたないから理系で」と選ばれるのは「オカシイ」
とか、感じて(あえて感じてといおう)いるっしょ?
でもオカシイも何もないんすわ。正解なんてないから。これは文学的な意味じゃなく、そのまんまの意味で。
恋愛は「そんな風に選ぶべきじゃない」とかそういうの、ないんですわ。実質。
キミの「理想世界」では「あるべきもの」かもしれないけど、でも現実、とにかく、ないんよ。
だったらその無い世界で生き抜いて適応しなきゃいけないわけでね。恋愛を丸ごと捨てるならまだしもね。
それはキミにとっては理不尽な世界かもしれないけど、理不尽とかなんとかブツクサ言ってられる時点で、実は結構なご身分なんだよ。実際は、もう、理不尽だろうがなんだろうが適応していかなきゃいけないんでね。「こうであるべきじゃない」とか言ってられないんですよ、実際に恋愛したいならね。「それならもういい」というなら恋愛ごと捨てるのも一つの道ですよ。
ただ恋愛したいならその中で適応しなきゃいけない。キミにとっては理不尽かもしれないけどしたいならそうするより他ないんですよ、ここで愚痴ってたってどうしようもない。
大体、別にそもそも明らかにその女性誌に載ってる女性が全てでは無いのだから、それが嫌だと思うならそういう女性はキミが選ばなければいいだけだろう。別に、仮に99%の女性がキミが嫌な女性であっても、最終的にたった一人自分に合う人を見つけられればそれで問題ないんだから、わざわざ全ての女性に向かい合おうとする必要はない。「自分の価値観とあわないな」と思ったらパスすれば言いだけの話、多分多くの場合、向こうもパスだろうし。それとも自分の目に写る全ての女性が「自分の価値観に準じた「正しい」考えで異性を選んでいないと気に食わない」とでも言うのかい?
しっかしホント、なぜか理系人間は、頭いい人多い割に、対異性、対人間となるとすぐ頑なな「かくあるべし」正義厨になる人多いんだよな。何故だろう。頭いいんだから気付きそうなもんだがな。
ついに巷で言われていたオープン予定の6月がやってまいりましたが、
自分の周囲のアンポンタン共は月末凄い事になると息巻いています。
どうやら、6月末にプレメンのみでクローズドβとなるようです。
このあたりの内容は月末まで保留しとくしか無いです。
しかしまあ、今まで言われている内容が全て盛り込まれたサービスだと考えると、
クローズドβから3ヶ月でリリースされるというのは凄い。驚異的。(これは皮肉ですよwww)
個人的な予測では、何らかのモノはリリースするだろうと思ってはいます。
それが今まで言われているような物なのかどうかは別として。
こういった奴を利用するんじゃないかと邪推しています。
まあ、こういうのだと楽ですわ、構築も。これにユーザー周りのシステム入れるだけだし。
サービスパッケージのType-aW、Type-fW、Type-iW、この辺りはアバター可能だし。
ただ、今までプレメンから聞いたものとはちょっと違っているので、
全然別なものが公開される可能性もありますね。産業スパイも狙ってるしwww
まあ、知人数名がズッポリ逝ってしまっているので、成功する方が良いのは良いんでしょうけど、
この手のマルチでサービス自体が大成功(≠儲かった)で皆がニコニコって話を聞いた記憶はないので、
本当に投資ではなく投機、もっと言えば投棄に近いお金の使い方ではあります。
しかしながら、今まで平々凡々と生きていた人間が豹変する訳です。
"俺は新しいビジネスをやっているのだ"
"誰も理解してくれない物を最初にやるから儲かる"
"みんな一丸となって成長している"
"一生サラリーマンなんて"
ここまでヤラれちゃうのは何故なのか。
それは恐らく、セミナーに自己啓発的な要素が多分に含まれている事が原因なんでしょう。
自己啓発セミナーに引っ掛かる人は純粋なんですよね、ある意味。
自分は前に興味本位で自己啓発セミナーに参加した事がありますが、アレは物凄い熱狂的な空気になります。
最後の方なんか「今までの自分は忘れました。新しい自分になりました」とか言って号泣する人も出てきます。
そこで「バッカじゃねえの」とか呟くと、すぐに追い出されます。自分ですが。
その名前は変われどトップ集団が同じだったりします。
まあ、癖になってるかそれでしか生きていけないんでしょう。
ってかね、どうして引っ掛かるのかってのが自分の中で全く理解不能です。
んで、此方側は調べた事実を提示して説得するので、引っ掛かる人の思考を完全理解出来ていない。
だから、知人を説得する事が出来ないのかも、とか最近気が付きました。
また、ぼちぼち調査なんかしてみます。
男は好きな女と一緒にいても、本当は楽しくない
楽しく過ごすなら、趣味や価値観の合う男のほうが余程楽しいし、盛り上がる
男のほうが、気使う部分も女と比べて少ない
ただ、男から見て一緒にいて楽しい女ってのは癖がある
ヲタクだったり、サバサバしすぎて男みたいだったり、シモネタ完全OKだったり、男の好むものに色々詳しくて物知りだったり
普通にいい女は、一緒にいてそんなにすごい面白いとか楽しいなどはそうそうない
そもそもいい女という時点で、そんなキャラから離れている
いい女で面白い、楽しいということは、その女が変わった個性を持っている
だから、俺の女は一緒にいて楽しいよ!とかいう奴は
おまえが変わってるか、女が変わってるかを疑ったほうがいい
http://anond.hatelabo.jp/20090408010237
痴漢の対処法!!回答No.8(http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1567558.html?ans_count_asc=0)によれば、警察では痴漢にあいやすいタイプとして
という特徴をあげてるらしい
「露出度が高い」なんてどこにも出てこないよ。むしろ地味で真面目なタイプがターゲットとされてることがよく分かる。制服なんか危険因子なのにそれを着て通学しなきゃいけないという状況があるわけで。
でも実際に出会った極悪人は俺が単純に考えるような発想とは全然別の、もっと独善的で独りよがりな考え方(チャラチャラしてる奴は襲ってもいい)で自らを無理やり正当化していた。
世の中の悪人がそんなぶっ飛んだ善悪で行動しているとしたら、犯罪の標的にならないためにまじめな服装をするのは意味があるだろう。
の方が一般的だったらまったく逆効果のことをしているわけだけど。
そう、まさに逆効果のことがされている。
性犯罪をするのは「弱きを助け強きを挫く」タイプの(男気のある?)極悪人じゃなくて、単純に「抵抗できそうにない相手をいたぶることに快感を覚える」卑劣なタイプが多いからじゃない?
そもそも性犯罪を行う理由って性欲の発露というよりは支配欲を満たしたいからだと思えるし。
そういう卑劣なやつだからこそ自分が犯行を行う理由を被害者の女のせいにできることを強みに犯罪を行ってるんだと思うよ。正義感が強いから「女が悪くなければ襲わない」んじゃなくて小心者だから「女のせいにできないなら自分に圧倒的に不利だから襲わない」だけ。
追記:
このエントリーよりもっとちゃんとしたソースがあるのでそちらへのリンクも貼っておきます。
http://anond.hatelabo.jp/20090407233946
あと、このツリーの大元になっているエントリー(レイプは警察への通報率が4%しかないというデータ)
http://anond.hatelabo.jp/20090407112150
ここから派生して、通報率が低いのはなぜか→被害者の落ち度がことさら責めたてられるからではないか→「露出度の高い服装が被害者の落ち度と決め付けられることの理不尽さ」という話になっています。
個人的には露出度が高いというのは実際には狙われる理由にはなっていないからその決め付けは理不尽、というのと共に、露出度が高いことと強姦していいことは当たり前ですがイコールでは結ばれないので(性行動の自己決定権の問題)、その意味でも「露出度が高ければレイプされてもやむなし」という言説には問題があると思っています。
一般的に性犯罪者が狙うのは露出が高い相手ではなく単におとなしくて抵抗できそうにない相手。通報されるリスクを考えてやるなら当たり前の話だわな。
その「一般的」が何を根拠にしているかわからない。
俺だってもし犯罪者だったらって考えたら単純に通報されるリスクの低いおとなしそうな人を狙う方がいいって考えると思う。
でも実際に出会った極悪人は俺が単純に考えるような発想とは全然別の、もっと独善的で独りよがりな考え方(チャラチャラしてる奴は襲ってもいい)で自らを無理やり正当化していた。
世の中の悪人がそんなぶっ飛んだ善悪で行動しているとしたら、犯罪の標的にならないためにまじめな服装をするのは意味があるだろう。
の方が一般的だったらまったく逆効果のことをしているわけだけど。
増田の記事は、主観的に感情的に書かれているとは思うけど、内容が妥当だという前提でトラバさせてもらいますね。
増田は、彼女さんの女性性や人間性を重視されているようですが、
記事を読む限り、彼女さんは女性性や人間性が一般の水準(ソースとか分かりませんが、まあなんとなくそういうのがあると思ってください)よりも低いのではないかと思います。
増田のしている事は、
「からっぽのブリーフケースに紙束しか入っていないのに、お札が入っているかのように大切に扱っている」とか、
「人間性の無い犬に服を着せて、我が子にそうするように接している」とか、
そういう行為に似ていると思います。
紙束は紙束らしく、犬は犬らしく扱うのが一番です。
紙束はメモ帳にでもした方が役に立つでしょ?
犬は絵本読み聞かせるより、ビーフジャーキーを与えたり交尾相手をあてがってやった方が喜ぶでしょ?
女性でなく、メスです。
動物のようにメスのように、彼女さんの本分にふさわしく扱ってあげたほうが、
セックスの要求を遠慮して人間性を重視するよりも、彼女さんは喜んで増田になつくのでは?
ここから脱線
↓
まあそれをして彼女さんをなつかせるのに成功すかどうかと、
少し誤解があるようだけど、「やってみたい」というくくりが恣意的で大雑把過ぎて、結果として不必要に人を一刀両断にしすぎるところがある。どれもこれも一緒くたにしてしまっているから現実に適用するには無理があると思う。
あることを「愛好すること」と「実行したい」の間には距離があり、「実行に向けて具体的に行動する」というのはもう場合によっては全然別のことだったりする。端から見ると区別がつかないことが多々あるわけだけれども。
たとえば鉄道ファンでも「ただ電車が好き」というのと「実際に乗って運転してえ」というのは違うし、「そのためにJR東海入るぜ」ってのは更に違う。F1好きな人が実際に乗りたいと思ってるとは限らないし、実際にレース場いってぶっ飛ばす人は数えるほどだ。男でゴスロリ衣装のファンだとしても女装子であるとは限らないし、実際に購入して身につけて外出する人はむしろ少数派に属する。単なるレストランのファンとグルメとシェフは、たとえばファン→グルメ→シェフとなる人もいれば、全然そうならない人もいるし、それはファッションブランドのファンと評論家とデザイナーでもそうだ。シェフ未満とかデザイナー未満で単なるファン、という場合もあるだろう。でも全てのファンが、できればシェフになりたいとかデザイナーになりたいと思っているわけでは無い。なぜならそれらは『それぞれ異なる方向への嗜好』だからだ。あなたはまずそこを勘違いしていると思う。
更に、考えてみてくれ。あなたの考えのその先…すなわち「『実行すれば』法的に×なことを『想像する人』は×だ」という理屈について。
上の(あなたにおける)「愛好する」と「実行する」の混同と合わせてみれば、たとえば絶滅を危惧されていて法的に採集が禁止されている蝶を『愛好する』ことは、あなたの分類だと『犯罪嗜好者で叩かれるべき』となるわけだ。なぜなら『それを実行するのは法的に×』だから。あるいは、他人の身につけてる貴金属を『ちょっといいな』と思っただけで許し難い罪悪になるわけだよね。他人の持ってる貴金属を『取って身につけるのは法的に×』だから。人ゴミで『こいつらウゼえ』と思ってもダメだ。それを『実行する』人間は死刑に値するから。そうなるともう街の中で『うわ小便してえ』と思うことすら軽犯罪法に違反する可能性があるね。
まあそういう『他人の妻を欲望の眼で見る人間は既に姦淫を為したのである』という考え方があるのは認める。でもそれはほとんど宗教だ。それを現実の人の振る舞いとして期待するのは、明らかに逸脱だし、その発想自体が危険ですらある。そもそもあなた自身、「法が推奨しないことであっても実行しない限り罰しない」という現実の法の運用に反して「実行しなくても社会的に罰されるべきである」と妄想していることになるわけだよね。それは、あなたの定義によれば罪なのでは?
もちろんオレはそれを罰しようとは思わない。間違ったことであっても、それを考える自由はあると思う。社会というのは、そのぐらいゆるく運営されるべきだ。そして、その同じ理由で、あなたの考えていること――他人の「頭の中を取り締まろう」という発想は(及び最近の『児童ポルノ取締の暴走』は)残念ながら社会の運用ルールとしては適さないと思うな。
そのミニゲームの塊をMMORPGだと思ってる人が増えてるからな。世界的にみたら終わってないと思うけど殆どの国産と韓国製MMORPGはそういう面ではオワテル。
MMORPGに限らずWebサービスでもソフトウェアでも、日本はユーザーに成長することを求める商品は売れにくいんだよ。MMORPGなんて中の人が成長することが楽しめる要素なのに。
自由な世界(何をするかはユーザーの勝手)←→ミニゲームの塊の遊園地(だってなにすればいいかわかんないし)
中庸な管理(ユーザー自身のコミュニティが成長すれば自治が自然発生する)←→監視された世界(どうせコミュの成長が期待できないし)
自己責任の上での自由(悪い事をすれば報復がある。それがわかってるなら悪役を演じるのもまたよし)←→めんどくさいことは禁止
GMはユーザー間の揉め事に干渉しない(ユーザー間で解決するのも仮想社会の一環)←→ユーザー間で話あうより先にGMコールするユーザー
RPを楽しめるユーザー←→ゲームキャラと自分が直結していて、何を言われても本気にとるユーザー
(この対比はMMORPGだけじゃなくてSNSやはてなにもいえそう。はてなは他のブログサービスに比べると古きよきMMO的なところがあるな)
例えば、上であがってるMoEは国産MMOの中では異色だ。そのMoEで以前こんなことがあった。PvP可能エリアで、いかにも二流悪役風の台詞を吐いてきた奴がいた。ここで楽しむ余裕のあるひとなら調子を合わせたり、RPが肌にあわないなら割り切ってスルーするところだ。しかし知り合いは、散々そいつのことを頭がおかしいやら自分が不快に思ったからBANされるべきやら言い出してとまらない。いくらなんでもそりゃないだろ、と思ってたらそいつはサポートにメールした。帰ってきたメールは次のような内容だったらしい。(うろ覚えなのでかなり要約)
「ネットゲームでは相手も人間です。ゲーム内でどのような立場を演じるのかはユーザーの自由です。 中略 ゲーム内で起こったできごとはユーザー同士で解決して下さい。GMは公平性の為にも、ユーザー間の揉め事には介入できません。」
基本的にMoEは自由主義でユーザーの裁量に任せているので、これを聞いて俺は当然の回答だとおもったのよ。もし、GMがユーザー間に干渉するような前例をつくればきりが無くなって一気にバランスが崩れるし言葉狩りが推奨される世界になるから。(社会的に問題になるような差別的発言や規約違反行為は当然別で罰せられる)
そしたらそいつときたら
「こんなサポートはありえない。GMは俺に不快な思いをさせたユーザーを即効BANするべきだ。」
の一点張り。そいつは道端でオープンに和気藹々と話してる人たちがいるだけで「目障りだ」という奴だったのでMoEの空気にはあわなくてもとのゲームに戻ったが・・・(勘のいい人ならこれだけでやつの元ゲーがなにかわかるだろう)
まとめると、お子様向けのサービスばかりになってきてるという話さ。
俺がトラバつけてる人があんた?
あんたは「ゆとり」って言葉を「そうなっちゃいけないような状態」として語ってるだろ。
それはまさに蔑称扱い以外の何物でもない。
本人たちとの間で冗談として語るのと、公の場で明確に悪い状態を指す言葉として語るのは全然違う。
個人と個人の付き合いとしての会話についてなんて口を出しようがないんだから、外からは。
それと増田に書くのは全然別で、増田である世代に対して、その世代を指す言葉を蔑称として使うのは単純におかしい。
俺はあんたを罰する権限なんてないし自分が正しいからこいつを罰しようなんて傲慢な考えは持ってない。
ただ、あんたのやってることはおかしいよ。そこは指摘する。
1÷3=1/3
から
「三分の二個のリンゴを四分の一個で割るってどういうこと?」
に行くのが急なのかも。
1÷3=1/3
が出来たら
1÷1/3=3
をやってみると1より小さい分数で割ると答えが大きくなるのが実感しやすいか。
整数の割り算なら
6÷2=3
と
6÷3=2
みたいに、割る数と答えを入れ替えても式は成り立つ。
これは、
6個のリンゴを2人に分けたら何個づつになるのか
と
6個のリンゴを3個づつ配ったら何人に配れるのか
という2つの考え方のどちらも成り立つということ。
このことが理解できていなかったのなら、これも復習する。
リンゴと人の場合は、リンゴは分数にできても人は分数にできないので別の例を考える。
1分間でリンゴを1/4個食べられる人が、2/3個のリンゴを食べるのにかかる時間は?
とか。
これで難しかったらまず
1分間でリンゴを1/4個食べられる人が、1個のリンゴを食べるのにかかる時間は?
でやってみるとか。
わからないことがあったら、わかるところまでもどってからやり直したほうが結局のところ早いのかも。
現代日本において、結婚の本質は「二人で決めた契約を二人で守るという誓い」でしょう。その仕組みを保護するために法があるのであって、法が結婚の本質を規定するわけではありません。あなたの話は、その部分で非常に重要なズレを含んでいると思います。
あなたの両親が、『うちの父親はよく浮気をするダメ人間だったけど、そんでも最終的にはうちの母親のところに戻ってきていた。母親も、直接的に父親を責めるのではなく、「好きにしたらええ」といいつつ、他の女に負けないよう努力していると言っていた。』という結婚観を夫婦で共有していたというなら、もちろん誰にもそれを批判する権利はありません。法律上、不倫は一般に「婚姻契約に対する不法行為」に「あたり」ますが、だからといって当事者同士が「契約に対する不法行為ではない」と考えるならばそれだけの話です。誰もそれに異議を唱えることはできません。でも、だからといって一般に不法行為とみなされうるという点を無視するのはやはりNGなのです。
ただ、だからこそ「不倫において、片方が他方を一方的に責めるのは問題だ」という考えには同意します。思うにこの契約とは「二人」で守るものであって、守れなかったからといって「片方に100%の責任がある」と考える考え方は適切ではないと感じる……その点では、あなたの話に100%同調すると言っても良いのですが、それはやはり「不倫を認める」といった話とは全然別の文脈で語った方が良かったと思います。「不倫」はやはり一般的に「いけない/悪いこと」であり「契約の破綻」です。けれどもその破綻から「どうやって二人で立ち直るか」をまず考えるという姿勢が本来求められており、そしてそういう発想こそがそもそも不倫という「重篤な契約の破綻」を二人で予防するためにもっとも重要なことなのではないか……そういう風に語るべきだったのではないでしょうか。それならば、私としては全面的に同意できると思います。
定時退社で家政婦雇っているのに頑張って無いだろ
それはさておき
よく増田では「本人に言えよ」「増田に愚痴ってる場合か」という突っ込みが入るが、少なくとも奥さんはきちんと不満を本人に伝えているわけだ。
セックス拒否
は不満の伝え方としてかなり問題があるだろ。
二人の関係を改善しようという意志がまるで見られない。特に離婚(と子供)を盾にしているのは最悪
ここで元増田がネットでクールダウンせずに反論したらジエンドだろうよ。
こういう一方的に感情をぶつけて溜飲を下げるだけの対応を
女はいいよなぁ、なんでもかんでも旦那のせいにできて
でまとめたわけだ。
私は
http://anond.hatelabo.jp/20090104202942 と
http://anond.hatelabo.jp/20090104214625 を書いた者です。
(http://anond.hatelabo.jp/20090105134129 を書いたのは私ではありませんが傾聴に値する意見だと思います)
それはおかしいです。
博愛せよというテーマの中には、博愛しない人は迫害せよというテーマは含まれません。
博愛しない人も博愛せよが博愛のテーマですから。
私は寡聞にして「博愛する」という動詞を見聞きしたことがありませんが、
言葉尻をとらえて論難するつもりはないので、概ね「あまねく他者を愛する」という程度の意味だと解釈することにします。
(この解釈が不当だと思われるなら、補足説明をお願いします)
さて、ここから本題です。
博愛せよというテーマの中に
博愛しない人は迫害せよというテーマが含まれないのは当然のことです。
その点について、私はあなたと全く同意見です。
「ロボット三原則」を容認する人は博愛しない人であるとは私は考えません。
博愛のテーマが求める愛の対象には黒人やオタクは当然に含まれますが、
ロボットが含まれるかどうかについては疑義があるからです。
しかし、議論の都合上、ここでは、愛の対象にはロボットも当然含まれるものだと仮定することにしましょう。
すると、「ロボット三原則」を容認する人は、
あまねく他者(ロボットを含む)を愛すべきであるのにロボットを愛の対象から除外するがゆえに、
博愛しない人だということになります。
では、博愛のテーマに従う人は「ロボット三原則」をどう扱うべきでしょうか?
もちろん博愛のテーマに従う人は当然それを容認することはできません。
博愛のテーマに従う人は「ロボット三原則」を否定しなければなりません。
(言うまでもなく、これは私自身の見解ではありません。3の仮定に基づけばそういうことになるということです)
しかし、博愛のテーマに従う人は、「ロボット三原則」を容認する人に対しては、
「ロボット三原則」を容認しない人を愛するのと同じように愛さなければなりません。
「ロボット三原則」を容認する人だから愛さなくてもよい、ということにはならないのです。
4及び5から、博愛のテーマに従う人は、
「ロボット三原則」を否定しつつ、「ロボット三原則」を容認する人を愛すべきです。
これは一見すると矛盾しているようにも思われますが、
なぜなら、愛するということは無批判に何でも受け入れるということではないからです。
博愛のテーマに従う人は「ロボット三原則」を容認する人を愛しつつも、
「ロボット三原則」の愚を説いて、考えを改めるように求めることができます。
説得がうまくいけば、もはや「ロボット三原則」を巡る葛藤は解消しますし、
うまくいかなくても、少なくとも博愛のテーマの一貫性は保たれます。
7で述べたことは、おそらくは
ただ、できれば、博愛して欲しい。迫害はいけないことだと思う。
と表明する事まで は博愛のテーマの範疇に入ると思います。
というあなたの主張と完全に同じではないにせよ、かなり近いものだと思います。
私とあなたの間にはそう大きな意見の隔たりはありません。
(私は3を単に議論の都合上の仮定として扱うので、その点では大きく食い違っているわけですが)
さて、先に私はこのように述べました。
これは、6で述べた
と同じことを言ったつもりです。
私には「人間の心理構造を否定」するという言い回しが、博愛のテーマに悖るものだと思われたからです。
また、私は続けてこのようにも言いました。
ここで私が「極論への道をひらく」という言い回しを採用したのは、
人間の心理構造を否定することから、人権無視の考えが論理的に帰結するわけではないからです。
それはおかしいです。
とあなたが言われるのは、論理的観点からの反論としてはもっともです。
しかし、幸か不幸か、人間は常に完全に論理的に正しい思考ができる生物ではありません。
論理的には無限の隔たりがあったとしても、外見上の類似を手がかりとして
心理的に直結するということが世の中にはままあるのです。
「極論への道をひらく」という言い回しで私が言いたかったのはそのことです。
本来論理的には直結しないものどうしを、類似を手がかりとして結びつけるという心の働きは
常に忌むべきものだというわけではありません。
人間が論理的に正しい思考のみに囚われてたなら、多くの藝術は存在を許されなかったことでしょう。
ですが、精密で慎重な議論を行うべき場では、心理的飛躍にはある程度のブレーキが必要です。
最後に、論理的には直結しないのに外見上の類似により心理的に繋げてしまった例をひとつ挙げます。
「ロボットだから人権はいらない」と「黒人だから人権はいらない」と「オタクだから人権はいらない」は
特定のカテゴリーに属する存在者を、そのカテゴリーに属するがゆえに人権不要とみなすという点で共通しています。
推論の形で表せば「xは○○である。○○には人権はいらない。ゆえにxには人権はいらない」という同じ構造があります。
しかしながら、(当たり前のことですが)ロボットと黒人とオタクは同一のカテゴリーではありません。
従って、「ロボットだから人権はいらない」と「黒人だから人権はいらない」と「オタクだから人権はいらない」は
論理的には「まったく同じ物」ではありません。
これら3つの思想が実質的に同じであるのか、それとも形式的構造が同じだけで中身は全然別なのかは
詳しく吟味検討しなければわからないことです。
しかし、ときに人はそのような検討を抜きにして、直ちに3つの思想を同一視することがあります。
長文失礼しました。