はてなキーワード: 大義名分とは
23日追記:こんなに反応があるとは思いませんでした。ちょっと感情的になって、「これは必ずしもそうとは言えないだろう」みたいなのも全部断定的に書いたのが効を奏したのか。感謝、感謝です。
撮っておいた、2月に放送された交渉人スペシャルを今頃見ているんだけどさ、主演の米倉涼子が警察の交渉人になって犯人と対峙するの。(一応ネタばれ注意)
いやぁ、なんで、こう、脚本家はプログラマーとかエンジニアを悪役に仕立てたがるのか。復讐のために、医療行政の失政で妻子を失った優秀な元プログラマが、厚生労働大臣の孫娘が乗ったドクターヘリを遠隔操作で乗っ取るって話なんだけどさぁ。そんなこと、単なるプログラマに出来るかっつーの。知らねーよ、ヘリコプターの操縦システムなんて。「プログラマなんだから、それぐらい出来るでしょ」とか、脚本化が思っていそうで怖いわ。それ、プログラマ違うから。機械・電子・ロボットの知識全部いるから。
しかも、このプログラマ、最初は大義名分があったのに、結局、最後は身代金が目的だってことがバレて、捕まるときなんか、あきらかに精神異常者に描かれているし。なんですか、プログラマとかエンジニアとかいうのは、精神異常者なんですか。へー、そうですか。脚本家は、プログラマ死ねとか思ってんじゃねーの?
こういう、エンジニアを異常者のように悪役に描くのは、もう止めて欲しいんですけど。この国は、科学技術立国じゃなかったんですか?子供が、こういう番組見て、プログラマになりたいと思う?どうやら、脚本家は、よっぽど、この国のエンジニアを減らしたいらしいですね。
でも、不思議なことに、警察の爆弾処理班とか、消防士とか、公共性の高い技術職は、正義の味方なんだよね。あー、なるほど。同じエンジニアでも、公務員は正義の味方で、民間のエンジニアは悪役なんだ。そうか、そうですか。なるほどねー。
追記:
こういうのは「プログラマ」と呼ぶのか?という質問があったので、回答すると、ドラマ中で「優秀なプログラマだった」という台詞があってはっきり明言されています。「エンジニア」という言葉は使われていませんが、IT業界では、プログラマのことをエンジニアと呼んだりもするので、こちらで慣習にあわせて、あまり区別なく使っています。分野が違うだけで、プログラマもエンジニア(技術者)の一種であることには変わりはないのと思うので。また、このドラマでは「ハッカー」という言葉は使われていなかったと思います。
デイリーポータルZのうずらの卵に有精卵が混じっているという記事。むやみに発生させて楽しむものじゃ無いと思った。
動物実験というのは、今日の社会に無くてはならない大切な事だけども、スーパーで売られている物が孵るという意外性を楽しむだけに生まれてきた生命になんの意義があろう。
生徒の学習を目的とするならば、実験用に管理された物で行うべきだろう。ほとんどが無精卵である食用のものを用いて大半を捨てるなどということは、非倫理的だと私は思う。
人の都合で食べるために産み落とされた尊い卵を、用途を違えて実験に使うべきでは無い。命を消費して実験をするには相応の大義名分が必要だ。
これは、発生の実験でもなんでもなく、食用に流通している卵に有精卵が混ざっている事実を指摘するというWEBサイトのネタでしかない。
人の殺生に対する倫理観や罪悪感というのは個人差も大きく定義も曖昧であるが、同情やそういった気持ちを生みやすいのは、人に近い形状の動物であるほど大きい。今回の件は鳥類であったが、これが霊長類だったらどうだろう。霊長類はそもそもスーパーなどに流通していないが、それも人に近い為殺生のイメージがわきやすく食に向かないからだ。霊長類を実験で発生させたり失敗させたりという記事だったら、嫌悪感ももっと強かったのでは無いだろうか。そういった意味で、鳥類の実験による殺生は魚類や両生類、は虫類よりも、より強い大義名分の元に行われるべきだ。命の重さに違いはある。この重さというのは人間の心が感じる程度の違いだからだ。細菌やウイルスの命なんざ尊ぶ必要はない。魚ならより気楽に発生の実験をしても良いだろう。ウズラの場合はどうか?
はてぶのコメントは、多数の側に偏りがちで、この記事に対するコメントは、良しとする意見に流されているようだが、私は、生命をもてあそんだ良くない記事だと思う。おもしろ半分であるし、それを推奨している。
動物実験を行うその意味と必要性は、常に倫理と照らし合わせて考えておかないと、人は探求欲に負けてしまうのだ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://portal.nifty.com/2009/02/19/c/
人は己の利害において殺生する。社会に害悪であれば人同士で死刑にもする。時に敵国民は殺すべきとも考える。動物実験は人の社会に有益な行為だから行う。価値基準は多数意見へと流れやすく変動する。
皆が良しと考えたからウズラなら良いという事になるが、私は嫌だ。ここで、否とする意見を述べておくことが重要だと思ったのだ。この記事の殺生は避けられる殺生だ。可能な限り殺生を避けようとする意志を持つことは重要だ。己の利害を優先するほどに社会は全体として不幸に陥る。局所的な利害に目をとらわれて大域的な不幸に陥ったのが戦争だ。避けられる殺生は可能な限り避けるべきなのだ。
なんというか、結構Wikipediaの編集ルールに関して勘違いしている人が多いので、解説してみる。
それで大見出しの「Wikipediaの編集は難しい」となる。まあ当然ですよ。「百科事典」っていう大義名分が有るんだから。要出典や独自研究を貼られてキレるのはお門違い。ググるなり図書館に行くなりしてソースを探して書けばいいんですよ。それやいやならWikiaなりチャクウィキなりもっと気楽にやれるところにいけばいいんです。
http://www.asahi.com/ad/clients/valentine2009/dekiru-con03.html
そんなチョコレート売り場では、あちらこちらで女性たちが今日もため息をこぼしている。「こんな素敵なチョコレート私だって食べたことない!そもそも1粒350円のチョコレートの価値が、あの普段から安い牛丼ばっかり喰ってるアイツ(男)に解るのかしら?」 前からも後ろからもそんな台詞が飛び交っている。隣の女性の会話を聞いて「ま、男なんてどいつもこいつも一緒よね!(チンケなのは私の彼氏だけじゃないのね!)」 と微笑みながら女性たちはバレンタインを楽しんでいるのだ。
しかし、なぜこんなにも高いリスクをおかしてまで、彼女たちは1月末からチョコレートを買い漁るのか?それはもちろんチョコレートを自分で食べたいから・・・だ。その証拠に女性が買っているチョコレートは3個に1個が自分用である。しかも、この準備期間中にこの3個買いを何回か繰り返すのだ。その間に彼に渡すために買ったチョコレートを誘惑に負けて試食してしまう女性も少なくない。チョコレートを一口食べて
「美味しい!ほらやっぱり私ってお目が高いわ!」
なんて自画自賛している女性が今の季節ちまたに溢れかえっているのである。
ずばり、1はシビアな現実。2、3は大義名分。4は胃酸が出るような課題。そして、手作りチョコの会の最大の目的は、5のひたすらチョコレートのつまみ食いだ。女の子達で何人か集まって共同で手作りチョコを作っている、まさにその現場でチョコレートはどんどん減っていく・・・
「これ失敗作だから私が食べてもいいよね?」
おいおい・・・食べたくてワザと失敗しただろ?と突っ込みたいのをみんなが堪えて、みんなでチョコレートをつまみ食いしながら作業は進むのだ。
この記事は女が書いたものらしい(下のほうに出てる)
昔、高校に通ってた頃ある教師が体罰おこして新聞沙汰になった事があるんだけど、その直後の全校集会で「報道に惑わされない様に」とかを校長や教師が必死に語っていた。
結局、その高校は荒れた高校と化して最終的には統廃合で消えちゃったわけなんだけど、最近の「小中学生に携帯電話を持たせない」事の大義名分としてネットいじめを掲げているけど、ネットいじめと言うよりはネットと言う口コミネットワークによって学校の評判を落としたくないんじゃないかと思うようになった来た、地域によっては小中学校ですら学区が選択できる所があるようだし、今の親だと携帯電話を含めてネットが扱えない人の方が珍しいわけで、とにかく学校の負の部分をを封じたいと言う意識が「小中学生に携帯電話持たせるな」と言う風潮につながってるんじゃないかと。とにかく隠蔽体質の正当性を求めてると言うか。
ただ、不幸なのはネットに適応してるのに子どもや子供じみた言動に対して感情的に恨みを持つ側とネットに適応できない旧来のメディアが偶発的かつ悪い形でスクラム組んでしまっている事なんじゃないかなあ。
そうだった・・・私は飲みたいだけだったんだ!
ぬおぉおおお!!!
私は大義名分をかざして飲んだくれたかっただけだったのか!!!
うちの父親がそう。
うちは両親仲悪くてずっと別居してた。
母親とはずっと一緒に暮らしてたから肉親だけど、父親はどっかのおじさんとしか思えない。
なのに愛情を一方的に押しつけて、会って一緒に過ごすことを強要して、
会話や食事や旅行や風呂に入ることを強要して、こっちは一人で自由に過ごしたいのに。
休日、父と別れるとほっとした。
会話自体が目的だから意味のないことを問いかけてきて人の時間を奪う。
何度も同じことを言う。
マジむかつく。
連絡しろよって強要する。
こっちが向こうの要望に応えないと「こんなにお前のことを思っているのに」ってマジギレして泣き出す始末。
父は4回結婚している。
1回目、私の母と。
3回目、母と。
4回目、また別の女性と。
信用しろって方が無理だ。生活費払ってくれてなかったら見向きもしてない。今頃。
恩に着せて、望むとおりの愛情が手に入らないと逆上して相手を逆恨みする。
はっきり言って死んでもなんとも思わないだろうな。
「もー私、嫌いなの、お父さんのこと」ってはっきり言った方がいいかな。
直接民主制は必ずしも良くない、と書いた元増田。そりゃぁ、今の間接民主制でも、経団連や創価との結託はある。直接民主制でも間接民主制でも、政治と、金持ち・宗教の結託はあるだろう。
結論から言えば、直接民主制だと、そういう「結託」が目に見えてきたときには、もう誰にも解決できなくなってしまっているほど、ひどい状況になっていると思う。つまり、直接民主制では「結託」を修正したいと思ったときには、誰にもどうにもできない。
間接民主制なら、まず代議士と「結託」してくれるから、代議士を追っていれば結託が早く目に見える。「結託」が見えてきて、それを修正したいときは、「結託」している代議士を批判して、失墜させればすむ。間接民主制で、「民意に反して代議士個人の利益で行動したから」という大義名分がつけられるから代議士を失墜させられる。
直接民主制で、実際に無作為投票してみて、「結託」が数字に表れるようになったときには、もう、時既に遅し。既に、金持ちや宗教の権力が、大衆を支配して「多数派」になっている。そこで、個人がどんなにわめこうが騒ごうが、「実際にみんなに聞いた結果こうなったんだから、民意です」と言われておしまい。個人では大衆の意見を変えることはできない。
直接民主制の方が、「結託」は起こりにくいかもしれないが、一度「結託」が目に見え始めたら、退治しにくいんじゃないかなぁ、と思う。
酒を飲んだ。一人では普段飲まない。
だけど精神的には今飲まないと行けない気がした。
今、精神的にきている。
仕事の締め切りの足音が聞こえてきて、頭が痛いと言う点。
政治的に人を動かさないと働かない人がいるという点。
へんなクリスマスという行事がある点。
特に一番頭がいたいのは、クリスマスとかいうものにつけ込んでプレゼントをねだってくる女がいる点だ。
後ろ向きな進歩をしなくて良い。
また、全然努力しない奴らに時間を使うのがなんと馬鹿らしいことか。
「クリスマスだから!」とか言って、大義名分のように、免罪符のように、俺の時間を思いっきり縛ろうとするのはなぜか?
一緒に出かけようとするのはなんでだ?
同志以外だと、うわべだけの言葉や応援なんて、なんもうれしくない。
気遣いはうれしいのだが。ただ、それもうれしいと思っているかどうかは疑問。
女は何を思っているのか適当に「頑張っている姿がすてき」、「お仕事がんばって」とかいう。
意味がわからない。
そして、「こうやって支えているでしょ?だから私にご褒美頂戴!」みたいな下心丸見えなのが浅ましい。
どこが支えているのか?もう、その自意識にいらだつだけだ。
そいつからのスイーツ(笑)な発言は虫酸が走る。嫌いでもないが好きでもないんだ。
「指輪がほしい」、「ダイヤの(うんぬん)」、「私は(うんぬん)」
はいはいとだけ言っているが、もう話しかけるな。
おまえみたいな頭が花畑みたいな奴がいるから、だから俺は結婚をしたくないんだよ。
でも、嘘な口が「もっと君が大切な存在になったら」という表面だけの言葉を生み出しているんだよ。
「一緒に歩みたい」
おまえみたいな9時5時で働くOLと一緒にするな。
「たまには家帰ってねて」
うるさい。その間にも仕事はたまっていくんだよ!
おまえが俺のために仕事をしてくれるのか?
「支えていきたい」
何をもって支える気だ?おまえは俺の愚痴を聞くための人か?何がうれしいんだ?
そんなのうれしい訳じゃないだろ。俺が惨めになるだけじゃないか。
どうせ、それで逃げていくんだろ?それなら、最初からくるんじゃねぇよ!
おまえと歩んでいける姿が俺には見えないんだよ。
だから、俺となんて結婚したらだめなんだよ。
そして、俺は誰とも結婚をしたくないんだよ。
おまえは面白くないんだ。
おまえは俺にコストしかもたらさない。
知識をもたらさない。意味のわからない、役立たない情報のみだ。
俺は面白くないんだ。
俺はおまえに何も面白いことができない。
俺はおまえに悪いところしか見せられない。
だから、おまえといるのは自分にとって重いだけなんだ。
もう一度言おう。つきあうと言う行為が互いにとってコストしか産まないんだよ。だから、俺は女とつきあうのは嫌いなんだ。
でも性欲というのがあるのがめんどくさい。
それさえなければ、女なんて相手にしないのに。
糞が。糞が。糞が。糞が。糞が。
俺は駄目だ。
助けてくれ。
さらに先日のブラジルでの会議以来、大義名分を得た規制側が強さを増している感がある。
それで思ったのだオタク側の対策。
アクセスを国内のみにして、海外からのアクセスをシャットダウンしてはどうか。
.haccessを使えばある程度それが可能だし、
ブログにもそれらの設定がついているものは多数有る。
しかも、海外を対象としているその手のサイトなんてほとんどないだろう。
これによる利点は以下の通り。
・「イラストも違法となっている国への配慮をしている」という大義名分が出来る。
あと、
・勝手に持ってかれて不正に流用されるのを少し防ぐことが出来る。
というのもある。
それと実はもう一つ、大きな効果を期待できるものがある。
そこで理由を書けばいいのだ。
日本ではこれから先、このようなものが規制されるかもしれないと。(なので、出来れば海外から来た人は「児童ポルノ法による創作規制の危険性」というのを英訳してあるサイトにでも飛ぶようにすれば尚いいかも)
そうすれば、海外で何かリアクションを起こしてくれるヲタがいるかもしれない。
そのための運動を起こしてくれるかもしれない。
よく、この手の規制問題では、外圧を使って規制をしかけてきているということが言われるが、
オタク側でもそれをやるという感じだ。
少なくとも「日本でそんな法が制定されようとしているからアクセスを規制している」という事実は
海外に伝わるだろう。
まあそううまくはいかない可能性は高いが、
少なくとも日本のサイトが海外からのアクセスを規制したところで、デメリットはそんなないだろう。
なら、ちょっと設定をしておくだけで、保険程度にはなるだろう。
ちなみに児童ポルノ法では18歳未満のもの、しかもそれとみなされるもの(制服を着ている18以上)も対象となることだから、
下記はすべて「例外もあるけど、一般的にはこうではないか」と俺が考えている内容である。
俺は、自分の望んだように生きていきやすい順番が
1.頑張っている、上流の男
2.頑張っている、上流の女
3.頑張っていない、平均以下の女
4.頑張っていない、平均以下の男
の順番だと思っている。頑張ってるとか上流とか平均以下とかいうのは適当に選んだ言葉であって、実際に簡単に区分できるものではないというのはわかっているのでそこは適当にアバウトなニュアンスで捕らえてもらえると助かる。
ただし、ここは間違えないで頂きたいが、上流とか平均以下というのは決して財産や持ち金の問題ではなく、人生や仕事に対して真摯に取り組んでいる姿勢・人生観による区分だと捕らえていただきたい。頭の中身も多少は入っている。
まず(1)(2)の、においては男性が生きやすいというのは、完全に仕事面の問題だ。
男女雇用機会均等法が施行されてから随分マシになったとは言え、未だに50や60のオッサンの女性に対する蔑視というのは確実に存在しているし、友人で色々と理不尽な目にあった人間も知っている。また、男のほうが体力があるというのもメリットの1つになる。俺は少なくとも仕事をしていくに当たっては、主に給与面・評価面において男でよかったと思っている。
今後、この蔑視は少しずつ是正されていくとは思うが、絶対に女性にしかできない出産というイベントがある限り、仕事面において完全に平等になるのは難しいだろう。
また、家庭においては未だに子育てや家事はどちらかというと女がするものという不文律もある。
(3)(4)の差、平均以下の社会においては女の方が生きやすいのは事実だ。
要するに「俺働きたくないからお前養ってよ」という駄目男より、「私働きたくないからあなた養ってね」の駄目女のほうが一般的に大義名分を得やすいということだ。
「女は専業主婦になれるからいいよな」「ニートでも家事手伝いと言い逃れられるからいいよな」というのはまさにイメージの問題なのだ。男女ともにすでに90%以上が働いている世の中だから上記の言葉はおかしいと思う女性もいようが、下流の10%、ニートだったりフリーターだったりする人間にとっては「女のほうが生きやすい」と思うのは必然なのである。いや、あえて働いていない下流10%に限らなくてもよい。もう少し上流の、働いてはいるが、仕事にやりがいもない、面白くもない、ただ金のために働き、企業に搾取されている労働者層においては「本当は働きたくない」→「でも働かないと男は白い目で見られる」→「働かなくても白い目で見られない専業主婦・家事手伝いが羨ましい」→「女性は生きやすい」と繋がっていくのである。
この認識は、過去に女性は専業主婦として家事手伝いをしてから嫁に行くのが当たり前だった時代のなごりだろう。これは今後女性が働くのが当たり前になっていくにつれ、少しずつ認識は変わっていくかもしれないが、現在ではまだ男の方により厳しい視線が向けられていることは確かだ。
また、こうした(3)の女性にとって大きな武器になっているのが、(2)の女性である。
(2)の女たちが色々と女性の権利を切り拓いてきたところに、これら「実際は努力したくない」(3)の女性はうまく乗っかり、「仕事に手を抜き」「権利ばかりを主張」することを覚えた。
これにより、完全に(4)の男性は(3)の女性の下に置かれることになった。
(2)の女性の努力を(3)の女性がエサにするばかりか、(4)の男性の反感まで買っていると思えばよい。2chやはてなのミソジニーの構図はまさにこれだと思う。
さらに、もっと底辺に行くと、女性は風俗業に行けば簡単に金が稼げる(と思われている)が、男は同じ肉体労働でも土方やタコ部屋、果てはホームレスになるしかないという差もあろう。
恋愛にしても、例えば10人中7位の容姿・性格の女性であれば、たとえ体目当てであろうが言い寄られることもあろう。しかし、10人中7位の容姿・性格の男性がいるとしたら、かなりの努力をしないと異性を獲得することもままならない。
俺に彼女をよこせ。
疲れたので続きはあとで。
http://anond.hatelabo.jp/20081102222529
の増田です。
なんか勘違いさせる言い方したみたい。僕が言いたかったのも「ニュースを報道するときのネタの選択の話」のつもりだったんだ。芸人の例は、バラエティとかで出てくる芸人とかは誰か(プロデューサーとか?)が選んでるわけでしょ、だから報道されるネタが選別されてるニュースと一緒、って意味だった。舌足らずだったわ。
でも、後半はどうかな。みのもんたの番組が根強い人気を持ってるわけだし、やっぱ需要はあると思う。
で、テレビ局にしてみれば「需要がある」=「必要性がある」だと思うから(国民の「知る権利」を媒介している、って大義名分になる)欺瞞は特にないんじゃないかな?
むしろ問題はそういう事件なんかの報道を娯楽として要求している「見る側」だと思う。
「嫁に浮気がばれて家を追い出された(T_T)今からそっち行く」
って突然メールが来たwww
あーあww私達の関係オワタなwww
とりあえず「こっちくんな」って送っといた
今すごい動揺してる。
彼は奥さんに、「離婚だあああ!!」と泣き叫びながら包丁を突きつけられたそうだ。
そりゃそーだ。3人目の子供が生まれた日に、20の小娘に中田氏しまくってたんだぜ?
最低な男だ。そしてそんな男に本気で惚れきって、若さを武器にたぶらかしてる女はもっと最低だな。
それにしても奥さんが不憫でならない。何も悪いことしてないのに。
私と同じか、それ以上に彼を愛してたのに。亭主関白な彼のために尽くしてたのに。
毎日おいしい料理を用意して、毎日きれいに掃除洗濯して、3人の子供の面倒も見て、彼の身の回りの世話もなにからなにまでしてあげてたのに。
「浮気じゃないだろうか、いや疑うなんて彼に悪い、きっと私達のために一生懸命仕事してくれてるはず」とか思いながら、
そんな疑念を振り払うために家事に没頭したり。全くの想像ですけど。
包丁の向けられた先は彼ではなく、彼の中の私だったんだろう。
今は私を憎んでるというよりは、生理的な気持ちの悪さを感じてるんじゃないだろうか。ゴキブリに対する嫌悪感と同じ種類の。いや別に私が自分をゴキブリ以下の存在だと卑下したい訳じゃないんだけど。いやしたいけど。でもなぁんの意味もないよねぇー。
ひょっとしたら幽霊に近い恐怖かも知れないね。なんでバレたのかは知らんがメールでも見られたんじゃないの。あーだとしたら私の顔も見られてるかも。まあそれはともかく、彼女には限られた情報しか渡ってない訳で、彼女にとって私はすごく得体の知れない存在のはずだよね。うわあ怖い。気持ち悪い。誰だお前は!?ってふつーは思う。
3人のお子さんも、両親のただならぬ雰囲気を察して怯えてるだろう。今日土曜日だしね。包丁見ちゃったら確実にトラウマだよね。大きい子は中学生だから、なにがあったのか感づいてるかも。
4人の家族はなんにも悪いことしてないのに。あまりにも可哀想すぎるよね。
彼も彼で奥さんに小さな不満はあったんだろうが、まーこれはちょっとひどすぎるね。とにかく今の私には、彼が反省して私と別れ、家族を本当に愛してくれるよう祈るしかない。
じゃあ私の話をしよう。お前らこっからが本番だぞぉー。
上の話は罪滅ぼしのつもりかなんかだよね。こんな話をしたところで許される訳でもなんでもないのに、ていうか私は言い訳をしたいだけなんでしょ?
増田で懺悔したらなんかいいことでもあると思ってるの?叩かれるだけですけどwwまあでも私ドMだからねー。叩かれたいのかもしれないね。
私は未成年のうちに飲酒喫煙をしたことがない。信号無視は出来ない。当然万引きやチャリパクったりとか出来る訳もないwww
校則違反も出来ませんでした。とにかく、世間の規則を破ったりタブーを侵したりして、非難されるのがすごく怖い。「悪いこと」が殆ど出来ない。
だからと言ってそれらの「悪いこと」が平気で出来る人を嫌ったりとかはなくて、むしろへーすごーいうらやましーいって感じ。
そんな頭の固い人間が不倫って超予想外。そもそも私には長年付き合ってる彼氏がいて、一生そいつだけを愛して生きるんだと思ってた。
あとね、私は、人を非難することが出来ない。どんなことをされても、申し訳なさそうな顔で「ごめん」と言われたら、許さざるを得ない。
そんな感じで当時の彼氏に私は使われていた。いや、彼は悪いやつじゃあないんだぜ。でも無意識に私を頼って、使って、振り回してたんだよね。私がにこにこ笑って、なんの文句も言わないから。
私の不満は溜まっていったよ。それでも文句は言わなかった。最初はよく言ってたんだけど、彼も彼でちょっと頭が悪くて、私の指摘を理解することが出来なかった。数年後に「あの時言ってたことが今分かったよ!あの時はごめん!」とか言われたりするんですが、まあその頃は私がちょっとやんわり文句を言うだけでもすぐキレられてたので、私はぜーんぶ妥協することにした。それがいつしか習慣になり、自然にドMに調教されていったりとか。
まあでも不満は募るわけ。ごくごくたまーに人に愚痴ると「その扱いはねーよwwwやばいから今すぐ別れろ」とみんな口を揃えて言いました。私もこれはやべえと思ってたけどでも、彼とこれからもこのまま付き合ってれば、「次の人」を探す必要がないじゃない。とにかく自己評価が低いので、私を愛せる人間は彼以外いる訳ねーよと思っておりました。
そしてこの不倫男ね。この人は私の一回り以上年上。個性と才能を強烈に持った人で、ずっと私の憧れでした。ストーリーを作ったり絵を描いたり、まあヲタ業界なんですが。でも家庭があることも知ってたし、私にとっては手の届かない、雲の上のような存在でした。
で、あるとき「今度作る話の登場人物のモデルにしたい。君の事色々教えてよ」と言われ、私歓喜。憧れのあの人とお近づきになれる!!でもねーそもそも私は、ヲタ丸出しで友達もロクに作れなかったし、自分のことを誰かに話すことが全然出来ない子だったんだよ。精神科医にも言えなかったんだぜ?お前病院通う意味ねーだろっていうwwww
うんメンヘラだよ。でもなんだかんだ言ってみんな夜寝るの苦手なんだろ?仲間なんだろ?え違うの?まあいいや。
とにかくね、普段全然人と話すの苦手な癖に、多分誰かに自分を知って欲しいって気持ちは強くて、このときは「いいシナリオを書くためだから!」という大義名分を脳内で繰り返し、とても饒舌に自分の生い立ちを話したのだよね。親について、友達について、学校について、彼氏について。
まあなんかそしたら自分自身でもなんか自分を見つめなおしてしまい、話しただけなのになんか色々自分のことについて気づいたりしたんだよね。なんという名カウンセラーwww
そして彼は私の必死ぶりを見て「こいつ確実に俺に惚れてるじゃねーかwww」と気づく。憧れだけど実際はかなり前から惚れてたんだね。でも私には彼氏もいたし不倫なんぞしてたまるかwwっていうのもあったし、好きとかじゃないから!違うから!と無意識に自己暗示をかけ続けていたのであった。
しかしその後、私は彼の誘いにホイホイついていって、寝た。ちんこでかかった。「そんな冷たい彼氏より俺の方がいいだろ」とか言われて、まあ一夜限りの関係だしwwセックス中だしwwとか思って「うん(*'ω`*)」って言ったらいつの間にか恋人だということになっていた。おいおい待てそれはまずいだろ、ていうか恋人ww愛人の間違いだからwwって思っても、だって私優柔不断だしかなり好きだったし!言えなかった!それに据え膳食わぬは恥って言うじゃん?だめ?どう見てもテラビッチですよねーwww
それでね、気がついたらお互い本気で恋愛になっていた。私は長年付き合った彼を捨てた。これは未だに正しかったのかよく分からない。
ピル飲んでたので、度々お泊りして中田氏し放題。でもね、男性諸君、ピル飲んでる子とするときも出来ればゴムつけたほうがいいよ。性病も怖いし、ピル飲み忘れてたらどうしようとか、どうしようもなく怖くなるから。彼がどう思ってたかは知らんが、私はおmんkから垂れる精液を見る度にどうしようもなく恐ろしくなった。
それでも彼に頭を撫でられたり、腕枕してもらうのがたまらなく好きだった。
私、多分大人にあんま褒められてこなくて、叱られてばっかりだったんだと思うんだよね。親の愛に恵まれなかった子よりはマシなんだけど、だから年上の人に褒められたり愛されたくなって、憧れを持っちゃうんだと思う。中学生のとき、先生に変に憧れを持ったりしたけど、それもそういうことだったような。今思うとねー。
もうコンプレックスを埋めるためだから、必死。べったべたに甘えてた。彼が引くぐらい。でもそんな私をますます可愛がってくれて、嬉しくて仕方なかったなあ。
でも、彼は私と会うとき以外はずっと指輪を身につけていた。たまに指輪を外し忘れてて、その左手を見る度に私はそのまま線路に飛び込みたくなった。
まあなんかそんな感じで、愛されるのが嬉しくてたまらない反面、尋常でない罪悪感に苦しめられることとなった。
そして今日ね。そうかあ。別れるんだなあ。突然で心の準備出来てないよ。
でも、いつこうなってもおかしくなかったんだよね。
本気で愛しちゃってたなあ。辛いねえ。
でも奥さんはもっと辛いんだよねー。
私は心底私に死んで欲しいが、本当に死ぬと奥さんを傷つけてしまうことになるよね。だから出来ない。
奥さんには幸せになって欲しい。
私には地獄に堕ちて欲しい。
地獄っていうのは罪人のためにあるんだろうな、多分。死後の永遠の苦しみが手に入れば、罪が軽くなったような錯覚を受けることが出来る。
それにしても私ってば、なんという喪女+ビッチ=メンヘラ女≒ヤンデレwww
全く、明日からどうやって生きよう。
なんかなんにもないって感じー。
ごく一部のブックマーカーがまとはずれなコメントしてくるのにはあきあきしてる。
偉そうな言い方だし、言いっぱなしで責任とらないし。
えがちゃんだってたまにそんな風に思ったことあるだろ。
大御所や出来る人たちはともかく、
サービス作りもしないペーぺーが「みんながバカにしておもしろいから俺もリンチの輪に入っておこう」
みたいな感覚で偉そうに叩くのをみると、たまにへこんだりすることもあるんじゃないか?
対象は誹謗中傷・インモラル・まとはずれ・原文よんでなさすぎ、こういう悪質なコメント。
原則として誰でも登録できる。ブックマーカーでも元記事の作者でも。
ただし、讒訴を防ぐためにいろいろと注意しないといけない。
このサービスができることは登録することだけ、実際に半年ROMらせることはできない。
だけど、変なコメントもらった人がこのサービスでid検索して常習者かどうかをすぐに知ることができる。
また、変なはてブーが脳みそ使わずにコメントすることへの牽制になる。
つまりはてブの質の向上をサポートするサービスを目指す。←これが一番大事な大義名分。
このサービスを使って中傷することはなんとしても避けるように工夫すれば良いサービスになるよ。
えがちゃんにかぎらず、他の人もどうぞ。
前:(3) http://anond.hatelabo.jp/20081002054900
番外編:(3.5) http://anond.hatelabo.jp/20081005204600
次に、軍事面での考察をしてみよう。
今回は特に長いので、時間の無い方は概要だけ読めば十分である。
エピローグのカレンの独白にあるように、世界は間違いなく軍縮の方向に向かう。
しかしこれは世界(特にブリタニア)に今までの軍事力を支えるだけの経済的余力がなくなったためであり、決して平和的理由からではない。
世界の軍事力はZR後に急激に縮小し、その後緩やかに軍縮が行われていく。
むしろブリタニアは国内事情を盾に軍事力維持の正当性を主張し、他国にとっての脅威となるだろう。
超合集国各国も対抗して軍事力保持を主張するも、シュナイゼルの策により未然に防がれる。
世界は再び、ブリタニアに対する(一方的な)恐怖を抱くことになる。
実は、富士の決戦後でもブリタニアの軍事力はあまりダメージを受けていなかった。
富士の決戦ではルルーシュの富士山大噴火やフレイヤによってブリタニア軍は壊滅的な打撃を受けた。
しかし、決戦前の戦況を見れば、世界中でブリタニア軍と黒の騎士団(実体はおそらく各国軍隊がそのまま自国国境を守っているだろう)がにらみ合いを続けていることがわかる。
ここで超合集国側の戦力を推察すると、今までの本編の描写から最新のナイトメアを保持している部隊は富士の決戦に臨んだ黒の騎士団本隊ぐらいであろうと思われる。
一方ブリタニアは、いくら主戦場から離れているとはいえサザーランド・グラスゴークラスのナイトメアは世界中の部隊で標準配備されているだろう。
紅蓮や神虎、暁といった最新ナイトメアの開発能力のあるインドを除けば、黒の騎士団本隊壊滅後に世界中の国を制圧できる。
当然ZR直後にも、絶大な軍事力を保持していたことが推測できる。
しかし、その軍事力は一気に縮小される。
わかりやすくいうと、「兵士にメシを食わせる金がない」のである。
前述の通り、ブリタニアは経済的に壊滅的なダメージを受けている。
シュナイゼルやカノンは、ナナリーが示すであろう平和路線への方針をうまく活用し、ブリタニア経済の崩壊を防ぐという現実的な理由のために急激な軍縮を敢行すると思われる。
もちろん急激な「人員減」は失業者の急増、それに伴う社会不安、経済不安、犯罪増加や治安悪化など諸々の弊害を生ずるためこれは行わない。こうした余剰人員は例えば公共事業等によって一時的に吸収することで段階的に人員削減を行うだろう。
そしてこの公共事業の一つが「飢餓や貧困対策」なのではなかろうか(具体的に何をするのかは知らないが)。
さて、軍縮を行ったブリタニアだが、今後まだまだ軍事力の活動の場は多いことが予想される。
旧貴族の反乱である。
ルルーシュによって反乱を起こす貴族はかなりの割合で討伐されただろうが、反乱は起こさないまでも不満を抱えていた元貴族は相当数いたと思われる。
また、植民地エリアで富を築いてきた人々もルルーシュに対して憎しみの念を抱いていただろう。
こうした人々にとってルルーシュの暗殺とナナリーやコーネリアといった皇族の復活は歓迎される出来事だっただろう。
(シュナイゼルは、ペンドラゴンにフレイヤを落としたこともありどのような評価をされるか不明。歓迎する人と憎む人が半々、といったところだろうか。ゼロについてもまた同様だが、ここではそのあたりの考察は脇に置いておく)
貴族制の復活を望み、そしてナナリーに断られることになるだろう。
一方で長期的な経済悪化により、貴族達は元領民に助けを懇願される。
かくして領民のため、そして自分の家のために元貴族達は立ち上がることになる。
おそらく軍需産業からの多大な支援や元ブリタニア軍人の参加によって相当の戦力を用意できるだろうが、ゼロスザクをはじめとしたブリタニア正規軍(名目上は黒の騎士団だろうが)に勝てるはずもないので勝敗については特に考察しない。
しかし、こうした政情不安によってブリタニアが軍事力を維持する大義名分とできることは大きい。
シュナイゼルがこれを利用しない手はない。
政治力で超合集国が勝てるとも思えないので、結局その他の国はブリタニアの要求を認めることになるだろう。
ナナリーにも当然反論の余地はなく、スザクはバカなのでシュナイゼルに簡単に丸め込まれる。
(シュナイゼルは「ゼロに仕えよ」というギアスをかけられているだけなので、おそらく自分が「ゼロのため」と思えば手段を選ばないと思われる。別に嘘をついているわけではないし)
結果として、世界の人々は依然としてブリタニアの軍事力に対する脅威を抱き続けることになるだろう。
程度の差こそあれ、超合集国も軍縮と政情不安による軍事力保持という2つの流れがあることに大差はない。
ブリタニアの急激な軍縮により、各国は安心して軍縮に向かうことになる。
度重なる戦争により疲弊した国を復興させるため、世界はカレンの言うように「戦争に向けたエネルギーが飢餓や貧困に向けられる」こととなるだろう。
しかし、紛争は世界中のあちこちで勃発する。
元ブリタニア植民地エリアは、突然の植民地支配からの解放により、新たな戦争へと向かう。
こうした流れは、現実世界におけるアフリカの元植民地を見ればわかりやすいかと思う。
また、突然支配権を失い、また祖国も経済的に壊滅状態で事実上帰る家を失ったブリタニア人も多いだろう。
彼らがかつての黒の騎士団等のレジスタンスのようにテロリストになる可能性も高い。
こうした紛争やテロから世界を守るために黒の騎士団は世界中で戦い続けることになる。
また、ブリタニアが軍事力を保持し続ければ、インドや日本をはじめとした各国は国軍保持を主張し始めるかもしれない。
ブリタニアのように、形式上は黒の騎士団でも事実上の国軍としてしまう、という主張を行う可能性がある。
しかしここでもシュナイゼルの手腕により、そうした主張を退けることになる。
かつての黒の騎士団は、本隊以外は各国の軍隊の所属が変わっただけのようであった。
もしそのままの組織体制であれば、前述の主張は通しやすかっただろう。
しかしシュナイゼルは予め、そういった自国軍化し得る危険のある組織体制は黒の騎士団の目的「国から独立した治安維持集団」とは合わない等の理由を元に、元各国軍隊を解体・再編し、さらに各部隊を数年ごとに別々の地域へとローテーションする組織体制を提案するだろう。
こうした数年ごとの配置換えは現実世界の日本における銀行員などでも地域との癒着を避けるために普通に行われていることであり、シュナイゼルも各国が自由に動かせる軍事力を削るためにこのような策をとる可能性も十分にある(もちろん、ゼロのため、ナナリーのため、平和のために)。
当然ながらシュナイゼルは、自国が事実上の国軍を持つためにあれこれと政治的な抜け道を作っているだろう。
結局のところカレンの独白はカレン自身の主観に基づく部分的な見方でしかなく、
またそうした軍縮も一時的なものに過ぎず、世界的な政情不安から軍事力は引き続き保持されていくことになる。
特にシュナイゼルの活動によりブリタニアだけが国軍を持つようなパワーバランスにシフトしていく可能性があり、世界のブリタニアに対する恐怖は当分消えることはないだろう。
(続く)
実習の担当とかしてたんで、少しだけ書くよ。
今すぐでなくても、「教師になる可能性」の芽を育てよう、というスタンスで受け入れてくれよ、と思う。
言いたいことはすごく良く分かる。で、どうしてこんなことになってるかを説明すると、その背景から説明しなきゃならないんだけどいいかい。
まず「教育実習」というのは制度上「大学の授業」である。これはOK?当たり前だ。「実習」という名のもとに単位認定すんのは明らかに大学なんだから。だから本来、免許の取得に「教育実習」が必要である以上、実習のための学校は大学が用意すべきもの。たとえば系列の小中学校なんかがあれば、そこで。教育大学なんかはそれがあるから自分のところで教育実習できるし、する。
けどそうでない大学もある。そこで実習生が、母校に、ただ母校であるというだけの理由で、大学の仕事の肩代わりを頼みに行く。これがいわゆる「教育実習」なわけ。母校にはそれを受け入れる《義務》は全くない。当たり前だ。本来何の関係も無い話なんだから。でも、理由がない限り基本的にはたいていの学校はそれを断らない。まあ推薦のこともあるかもしれないしなー、とか、あるいはこんな生徒を受け入れて貰ったし製造物責任みたいなもんだし、生徒気の毒だし……みたいな話だ。ちなみに実習生の担当をする教員は(大学にもよるが)日誌のチェック、授業づくりの相談、指導、見学への挨拶やお礼の指導から始まって細々と実習生の面倒を見なくちゃならん。もちろん自分の通常仕事の合間に。実習生の面倒みるから授業や校務が減る……ということは基本的に無い。まあ、みんな「大変ですねー」くらいは言ってくれるけれども。
で、昔はもちょっと大らかだった。いわゆる「実習謝金」の制度があった頃ね。「ご迷惑おかけしますねー」的な意味合いで、実習生本人から、または大学からお金が出てて、それが備品費や教材費の足しになるということもあった。でもそういう不透明なお金の流れに対してクレームがつきはじめ、それも無くなった。そういう潤滑油的なものを無くすと、色々軋んでくるわけで。だから、不透明な流れが悪いなら素直に透明な金にして(制度化及び予算化して)受け入れ校に支払いなさいよと思うわけだけど、多くの学校はその方法を取らなかった。それは、多分支払う大学と支払われる母校側の両方の制度を同時に透明化しなきゃいけなくて、でもその両者は制度上の扱いが全然違って統一して号令をかける所が無かったからだと思う。
で、最初の話に戻るけど結論として
それはそうなんだよ。少なくとも現行の制度である限りは、受け入れ校に取って実習生はお荷物でしかない。これは実習生が悪いんでなく制度が悪いんだと思って欲しい。
で、「謝金も無いのに受け入れるなら…」ということで、受け入れ側の学校としては、それを受け入れるための正当な理由を聞かざるを得ない。そこで「間もなく自分たちの仲間になる人間のためということであれば、無下に断るわけにはいかないしな」という大義名分を求めるわけだよ、学生に。もしそこで学生に「いや教師になる積もりは無いんすけどね」とか正直なこと言われたら、言った学生は正直に言えて気持ちいいかもしれないけど、面倒見る教師からは「じゃ、なんでこいつらの面倒見なきゃいけないんすか。制度上見る義務もなくメリットもないならもう断りましょうよ。」という不満が爆発するわけ。「謝金とか不透明なことやめます」という正論を大学が振りかざしてる現状で、もし受け入れ校側が「じゃあ義務でもないわけですから受け入れやめます」とか、そうなったら制度崩壊なわけ。そこを辛うじてつないでるのが、
「教師になります」
「教師になるんじゃしょうがないな」
という芝居なわけです。
重ねて言うけど、これは制度設計がなってないというだけの問題。それをいままで潤滑油注ぎ込むことで凌いでたけど、潤滑油注ぐ手が使えなくなって制度上の歪みが顕わになったということなのさ。本当のところ、教師になる人もならない人も、教育現場を体験して貰うことにはそれなりのメリットがあると思ってます。だから教育実習が制度として継続されることをすごく望んでるよ。できればより透明な形で制度化されると良いんだけど、みんな正論を言うのだけは好きなんだけど、正論を踏まえてきちんと制度化するという現場の泥をかぶることをしないから、結局現場ではいつまでたっても猿芝居を続けるしかない。このままじゃいつか制度崩壊するよ、ほんと。