はてなキーワード: 圓楽とは
先代の圓楽が死んだときである。まあ、うろ覚えの話なので違ってたらすまん。
当然笑点も追悼モードで、大喜利のお題も追悼用のそれであった。それ以外はまあ通常モードで進行していたのであるが、途中で、山田隆夫が「私も」といって回答権を得た。たしか歌丸のすぐ脇に座った気がする。
ここで、山田はなんのひねりもなく「師匠有難うございましたぁぁぁ」といって泣き崩れたのである。これは、割と素に見えた。
どう拾うのかな、と思ったら歌丸はこれを「これだから素人は怖い」と斬って捨てたのである。当然っちゃ当然だが、その線の引きように感じ入った記憶がある。
最初に言っておくとぼくは別に歌丸さん嫌いじゃない。おじいちゃんすごいな、頑張ってるなと思って見てるよ。
で、おじいちゃんにいまさらこんなこと言うのもあれだけど、圓楽さんから歌丸さんになってからなんか笑点大喜利の雰囲気変わったと思う。
一番変わったと思うのは、歌丸さんはすぐに「山田くん1枚持って行って」とか「山田くん2枚持って行って」とか「山田くん全部持って行きなさい」とか言うこと。
今日も言ってた。
圓楽時代って座布団持っていかせることってそんなに頻繁にあったっけ?
これも時代なのかな。
滑ってもそれで救われるところがある。
みんなが真面目にやってた感じがした。
哲学があったというか。
歌丸さんも圓楽時代に解答者やってたときのほうが光ってた気がするなあ。
歌丸時代はなんかおじいちゃんたちの悪ふざけでしかなくなってしまった感じ。
緊張感がないというか。
歌って悪ふざけすることが多いし。
今日も歌ってた。