そうですね
私には価値が無いです
馬鹿で学歴がなくて肩書きがなくて不細工で、でもちょっとだけ可愛い女
そういう人にいつも憧れていました
なぜ私はそうなれなかったか
金です
教育費に膨大な金をかけたから私は勉強ができる人間じゃないといけなかった
あの膨大な金
私が自由に使っていいなら、歯列矯正と全身脱毛とワキガの手術と目鼻の整形と美容院に使いたい
なんでこうなったかもう少し振り返りたい
まあそうでしょうね、私が親でもそうします
やりたいことが無さすぎて進路が決まらない私に
建築の設計図書くのなんか絵の代わりになりそうじゃない、と適当に誤魔化そうとしましたね
この進路でよかったと思ったのも束の間、「設計」は非常に難しいものでした。感覚的デザインとは違う
できないと気づきました。頑張れたのは一瞬だけ
「本当に好きなことじゃないと、続けられないよ」
分かりますよね
人生に迷っているとき、私が見つけたのはどこかの誰かが言ったこの言葉です
「得意ではないことでやっていけるほど、世の中甘くない」
虚しくなしました
得意なことを捨てて、数学が苦手なのに理系にしろと言われ、理系クラスで落ちこぼれ、大学でも落ちこぼれ、仕事もままならず
進学校でずっと成績が良かったのに地元の大学に進学したんですよね
羨ましい
劣等感を植え付けられ続ける10年間を過ごしたことがありますか
親の機嫌取りのために自分の考えが変わったフリをした20年間を過ごしたことがありますか
なんだったんでしょうね、この人生
幸福な人生か不幸な人生かは関係ない。やるべきことをやって生きるだけ。
そうですね
そうなんですよ
頭では理解しています。気持ちが追いつかないことがあります。不便です。
わかってるのに、いまだに好きなことがしたいという願望があったり、人生やり直したいと夢想したり、幸福になりたいという欲があるのはなんなんだろう
私は理屈で死にたいのではなく感情的に死にたいと思ったということ
どれだけ恩があろうと母さんをそこそこ憎んでいるということ
泣きたいのは私です
育てられ方も育ち方も生き方も全部を間違えた
もう生きません
こんなことを最後に言いたくなかった
自分の人生を生きられないの、悲しいね 今からやってみたら、自分の人生