2022-02-11

とある山奥の政治的日常

そこは山深く、誰の目にも田舎しか見えない場所

当然、市町村という自治体があり、首長と副首長存在します。

あるとき、その「副」首長議会によりクビになりました

 

首長および議会議員住民投票制。

首長首長任意推薦ですので選挙不要です。

 

この副首長、気の弱い首長傀儡として当選させ

自分を半強制的指名させるというパワープレイで副首長の座を手に入れていました。

人によって買収、脅し、などの工作を繰り返すのです。

その手腕がかなり強引で住民に好かれているほうではなく

周辺からの苦情等で、現在任期切れで解任されたというのが大きな流れです。

 

例えば自分傀儡たる村長当選に向けての工作

まず4年に1度、選挙権を得られる期日に合わせて

ぱらぱらとその自治体転入けが出されます

そして選挙後にまた、ぱらぱらと転出されていく。

人口社会流入流出グラフにするとわかりやすかったです。

多分そういうことです。

 

また、山奥ですので当然お年寄りが大変多く、民生委員生活サポートをしています

首長からそれら民生委員圧力がかかります

首長投票するよう、お世話をしている方に働きかけなさい」と。

さな集落人情地域

いつもお世話をしてくれる方の頼みで私の一票くらいならと、高齢者票が流れます

痴ほうを発症された方に「ここに○○さんって書くんですよ」というかなり強引なお誘いもあります

あくまで「記入した」のはそのお年寄りだということらしいのですが、村長名前を指さすのはあからさまですよね。

(一応確認すると「ここにある名前から投票する人を書いてね」という趣旨で指差ししてる」という建前)

 

周辺住民対立候補も当然その動きを知っていますが、余計なことを言うなと懲役上がりの人間を使った脅迫にあった、などという発言があったこから、身の危険を感じてあまり強く詰め寄ることができませんでした。

 

最後はとうとう、その強引さが裏工作では済まなくなり、ガッツリ我慢ラインを飛び越えてしまったようです。

住民の多くが新しい副首長にと推薦した人間内定が出た翌日、首長の自宅に現副首長が押しかけ、その日のうちに副首長の任命書まで出してしまったのです。

「周りがどう言おうと、すでに書類上は私が副首長だ」と。

さすがにこれはダメだと自治体議会で任命を否決され、あえなくクビに。

この後、首長もその座を降りることになるとかならないとか、そんな話までちらほら。

後ろ盾を失った傀儡ですから、力あるリーダーと交代してもらえれば良いですね。

 

さて、チラシの裏も終わり。

今日落ち葉を集めてイモでも焼きましょうか。

  • 再投稿おもんない https://anond.hatelabo.jp/20220130193807 https://anond.hatelabo.jp/keyword/%E6%87%B2%E5%BD%B9

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