2022-01-23

寄稿依頼の夢と現実、或いはhtrの恨み節

愚痴

同人誌寄稿依頼に憧れがあった。

特に依頼される方。

「是非あなたに書いてほしい」と求められて原稿書き下ろし、お礼の言葉感想献本を頂く。

そういう感じ。

で、先日めでたく依頼を頂いたんだけど、期待していた感じじゃなかった。

交流がない相手からの依頼だった。こっちが一方的に見てるだけで、向こうからの目に見える反応は全く無かった相手。これは別にいい。繋がりがなくても依頼したくなっちゃうくらい魅力的だったんだな!って思える。これだけなら。

依頼文を読む。「いつもpixiv作品拝読しております」。本買ってくれた訳じゃないんだ。まあいい。pixivにはサンプルくらいしか置いてないけど、確かに良いシーン使ってるもんな。

依頼内容、肝心なことが分からない。その上要求ページ数が多い。好感度高い相手でも即決はできない条件だった。

依頼文を読み終わる。pixivメッセージを利用して送られてきた依頼文だったが、TwitterDMでも同じ内容を送っているという一文があった。その人は私とTwitterで繋がっていない。いいねされたことすら多分ない。コピペ。あからさまなコピペである

全文読み返してみる。私の名前が入っているところだけ挿げ替えればそっくりそのまま誰にでも送れる文章だった。何だこれ。夢小説か?名前のとこ##name1##に置き換えたらもう完璧だな。最後まで読み切っても一言感想も無かったのも納得。いや納得したくないが。

交流がない(なんなら読んでるっていうpixivの作品に公開ブックマーク付けてくれたことすらない)相手からの明らかなコピペ依頼。ページ数の嵩増し以外に何の目的があろうか。いやない。

それでも小さい界隈なので、私にも一応協力しようという意思はあった。が、なんやかんやでその話は無くなった。向こうから取り下げられたのだ。最早何がしたかったのか分からないが、計算してみたら呼びたい人だけでページ数足りたとか、そんなところだろうか。

不快感けが残った。

依頼が取り下げられるまでの間に何度かメッセージのやりとりをしたが、その返信にさえコピペ臭が漂っていた。というか「検討しますのでこの部分の詳細ください」に対して「ご参加ありがとうございます!詳細は後日送ります」という具合の返事が来るなど、こちらのメッセージを読んでいるのかさえ怪しい部分があった。引いた。作品が好きだとか、何度も読んだとか書いてあることもあったが、その割に具体的な作品名が出てくることは一度も無く、カップリングなどタイトル以外に好きだという作品特定できる要素も無く、勿論感想が書かれることも最後まで一切無かった。やっぱり嵩増し要員として使いたかっただけなんだと思った。あまりにも雑だった。過去にもアンソロ主催経験があるそうだけど、こんなんで務まるんだな。それともその時は好きな人にだけ声を掛けたのかしら。このジャンルオフやってる人そんなにいないもんね。

というわけで寄稿依頼をする方、嵩増し要員を求めるならせめて上手に引っ掛けてください。そして出来れば心底書いてほしい相手だけに依頼してください(依頼しないと角が立つ相手はさておき)。

本当に好きで依頼するなら、本を買うなり、一言でも感想を書くなり、上っ面の言葉以外で気持ちを示してください。

謝礼が滅多に出ない女性向けジャンルなら尚更。

その程度の手間すら割きたくない相手善意を利用しようとするの良くないよ。マジで

こういう手合いにナメられないくらい上手くなりてえなあ。



書き終わって気付いたけど、私は寄稿依頼を「同人屋に与えられる最上級チヤホヤであるべきだと思っていたんだろうな。

そりゃそうだよ他にメリット無いもん。女性向けマイナージャンル特にそう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん