付き合っていた彼女と別れ、股間の枯れた生活も早半年。正直に言えば日々ムラムラしており、セックスしてえという欲求は燃え上がらんばかりであった。
同僚と酒を飲みつつそんなくだらねえ話をしていたところ、「単にセックスしたいだけなら援交かソープでええやんけ。教えてやるぞ」とのことで話を聞いてみた。
・アタリを引ければ風俗になかなかいないレベルのルックスかつ初心な子と出会える
・仲良くなれれば値下げできたりデートできたりする
・そもそも売買春は違法なのでソープ行くよりよっぽど肩身の狭い思いをする
・実質プロの人と援デリ業者が多く素人が良いという需要に意外とマッチしない
・実は安めのソープ行くのと同額以上の金がかかる
・アタリを引けない
・一応合法かつ相手の年齢を18歳未満的な意味で心配する必要が無い
・真の良嬢は速攻予約埋まるので争奪戦に勝たねばならない
彼の話をまとめると、ガチャを楽しみたいなら援交、確実に楽しくセックスしてえならそれなりの予算を用意してソープに行けとのことであった。セックスしてえのにそこまで言われて援交を選ぶ奴がいるだろうか。いや、いない。
かくして、30になる前に風俗デビュー済ませておくのも悪くないななどと自分にテキトーな理由を言い聞かせソープに行くこととなったのである。ちなみにここまでが前置きだ。
内容は省略するが、初めてのソープは大変楽しい空間であり、初めての泡姫はとても良い方であった。そしてタイトルに至る。
「お兄さんコレ(チ○ンポのことである)大きいから、女の子に入れてる時に『緩い』て感じたこと無いんじゃないですか?」
きた、これが接客トークというやつか。そんな見え見えのおだて文句に舞い上がるほど小生も若くはない。
「ゴムはS、M、L、LLと用意してあって、お兄さんにはLLを使ったんだけどそれでもちょっとキツかったですよね。お世辞じゃなくて本当に大きいですよ」
マジか。自分のチン○ポサイズは勃起時約13㎝であり、やや小さいと思っていたのだが。
「長さは普通だけどすごく太いんですよ。今までゴムどうしてたんですか?」
「ラブホにあるやつとかコンビニで普通に買って済ませてました」
「キツくなかったですか?」
「ゴムってそういうもんだと思ってました……」
「言われてみれば確かに……」
「ありましたけど、つけ方が悪かったんだと思ってました」
「そうだったのか……」
気分的には取り調べを受けている感じであった。
「お兄さんに合うゴムを用意しておきますから、また来てくださいね」
「また来ます」
そうして帰宅して、太さの測り方をWeb検索。勃起時に一番太いところの円周で測って3.14で割る。算数がこんな時に役に立つのか。
結果、円周約14.8㎝、3.14で割って直径約4.7㎝、それが小生のチ○ンポの太さであった。早速コンドームメーカーのHPをチェック、合うサイズとはどれなのか。うお、こんなサイズがあるのか。そうか、小生のチン○ポは太かったのか……。
また行きます。
また行ったら体験談書いてくれや
承知いたしました。ソープって良いもんですね。