anond:20201105213236
(Aのスペック:170cm中ほどだったが、ひざ神みたいな運動音痴、ちょいポチャ、今でいうキモオタ系。)
(B子のスペック:150cm代中ほど、華奢だがバスケ部で体育会系、かなり細くて色白。)
中学の時に付き合っていたとはいっても、帰宅時彼女を家まで送る係みたいなものだった。
靴箱の僕の靴の所には、何通か手紙が入っていた。
Aから押しかけられて、あまり気持ちのいいものではなかったとか、キモかったとか。
他の手紙も告白ではなかったけど、私のこと忘れないでねみたいな、手紙だった。
シャイな僕は、その後誰にも会ってないし、話もしていない。
なんだみんなそんなに興味があったんなら、先に言ってくれよともやもやした覚えが有る。
話は変わってAの事なんだけど、1年からの同級生で仲は悪い方ではなかったのに
(もう一人の友達を加えて、3人で同じ文科系の部活を行ってもいたので、仲は良かった方だと思う。
当時は、文科系の部活と運動部と両方に属することも当たり前だった)、
後から思い返してみると、それはB子と付き合うようになった後の事だった。
もしかしたら何かの拍子に、B子が僕の名前を出したのかもしれない。
それを快く思わなかったAが、僕の事を妬むようになったのかもしれない。
卒業式を数か月後に控えた或る日、僕とAは同じ学校を受験した。
僕は3年の或る時期から、その学校の過去問題集等を取り寄せて、かなり勉強していた。
結果、他のクラスからも受験した人がいたが、その人もAも不合格となり、僕だけが合格した。
その時Aに言われた言葉が、なんでお前だけが合格なんだよ、大して勉強もしてないくせに、と。
(残念ながら君よりは勉強したんだよ、君には分からなかったかもしれないけど。)
そしてAは学区内の工業高校に進学したと思う。
そんなことが有って、卒業式を間近に控えた或る日、とある催し物(お別れ会みたいな)が行われ、
僕らの仲間内では、犯人はAしかいないと誰もがそう言っていた。
B子と付き合いだしてからの事柄(この事件の時点では、まだ知る由も無かったこと)、
受験の失敗等で妬まれていたのかと思ったのは、卒業して暫くしてからの事だった。
余談
或る時、数学担当の先生=女子バスケ部のコーチが授業中にC子を侮辱するような言葉を浴びせた。
クラスみんなの前でだ。
(C子のスペック:160cm弱位、肩幅はそこそこあり、がっしりとは言えないがしっかりした体形でバスケ部、色白)
その先生にすれば、愛情表現だとも言いたいのか、好き勝手な事を言っていた。
今にしてみればパワハラであり、モラハラであり、訴えられるレベルの言葉だったと思う。
授業終了直後、先生がいなくなったところで、C子は顔を覆って泣き顔を隠すようなそぶりをしていた。
それを友達のD子、B子が慰めに来ていたのだが、C子の直ぐ近くの席にいた僕は通りすがりに、
少し乱暴気味に、あんな奴のいう事なんか気にすんなよ!、皆、そう思ってるよ、と声を掛けた。
その直後D子が僕に向かって、凄くいい事言ってくれた!と、そこにいるみんなに聞こえる程度の声で言ってくれた。
C子もD子も、そしてB子も、ほんの少しは僕に対して好感度を上げてくれたのかもしれない。
もしかしたらそんなことも、Aの反感を買うような事になったのかもしれないし。