2020-08-01

近年のインターネットにおけるマウント文化について

最初に、「陰キャ」という言葉流行った。これは元々若者言葉の一つだったものネットに持ち込まれマウンティングの格好の道具になったとされている。次に流行ったのが「チー牛」だ。これは陰キャの見た目を表すネットスラングだ。ブサイク眼鏡、アデノイドといった個々の属性陽キャでも当てはまる人はいるだろうが、それらの属性が綯い交ぜになって生み出されるあのイラストの垢抜けない雰囲気陰キャしか出せないものだろう。

このようなネット上でオタク馬鹿にされる流れは明らかにここ数年で加速した。一昔前のインターネットなら「俺たち童貞ワロタwwwリア充爆発しろ!」といった傷の舐め合いが主流だったはずだ。それが今では「チー牛陰キャきっしょ!(無意識自分は除外)」のようなマウント合戦シフトした。一体何故か。

元々昔のインターネットで傷の舐め合いが流行ったのは、それだけオタクが傷を負いやすい弱い立場だったからだ。その昔ゼロ年代と呼ばれた時代アニメラノベエロゲといったオタク趣味もとい、それらを好むオタクという種族は今の何倍も世間の風当たりが強かった。その世間の流れに反発するかの如く、2chを始めとした匿名コミュニティが隆盛を極めた。当時から煽り合いはあったが、今ほどの陰湿さはなかったはずだ。少なくとも自分は「回線切って首吊って氏ね」より「電車とか好きそう」とか「vtuber投げ銭してそう」って言われた方が傷つく。まあこれは主観だが、やはり全体的に自虐混じりな煽りが多かったし、煽る場面でも無いのに一人で煽ってマウンティングして悦に浸るような者も少なかった。

しかし、10年代突入し、流れは変わる。スマホSNSの普及によるネット人口の増加、半匿名空間の拡大、深夜アニメを始めとしたオタク文化の浸透。これらによって、「インターネット=オタクオアシス」という構図が崩壊した。この構図はオタク達がインターネットに求めていた「一体感」に直接関わるものだ。この一体感というものは、普通の人なら学生時代体育祭文化祭で味わい、その後の人生の糧にしていくものだ。オタクはそれをインターネットで疑似体験していた。ただ、もうオタクとして振舞っても一体感を得られないか気持ちよくなれない。そこでオタク達が目をつけた手段マウンティングなのだ

こうやって上から目線分析っぽいことするのも一種マウンティングです。やっぱオタクって醜いねカス

  • 後からやってきてめちゃくちゃにして、飽きたら無責任に消えるのが陽キャなんですね、わかりました

  • マウンティング文化嫌いだから滅びてほしい

  • 対象が逆だろ オタクが中傷してるんじゃなくて、同じオタクカルチャーに染まり始めた陽キャが自身に当てはまらない意味の言葉を使ってオタクの容姿を中傷し始めたんだよ そこまで書...

    • それ。 ルッキズムがどの分野にも浸透して、実質的な文化を破壊している。

    • 陽キャはネットで人のこと攻撃したりしません

      • 直接人を侮辱したり馬鹿にする方が偉いのか? そんなことを言い始めたら死人が出るぞ

        • 対面でどうこうの話なんて誰もしてないけど 君は何と戦っているんだ😅

  • 「陰キャ」の次がwwwww 次が「チー牛」wwwwwwwwww おまえの頭の中の世界www単純すぎるだろwwwwwwwww

  • ぷよぷよやってそうな元増田おつ

  • 最後に予防線貼ってるのダサ

  • このはてな民くん民度低すぎ 一度もカラースターもらったことなさそう笑

記事への反応(ブックマークコメント)

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