2020-03-24

いじめっ子10年ぶりに再開した話

小中と、同じ街に暮らしていた女の子にちょくちょく軽いいじめを受けていた。

登校班を外されるとか、授業中にグループ組むとき自分だけ呼ばれないとかそういうの。

保育園から高校までずっと一緒だったけど、高校で脱喪してクラスカースト最上位の人たちとつるむようになってからいじめは受けなくなった。

少人数でいる時にハブられるとかはあったけれども。

20歳の時に成人式で会った時、私は男の子達と一緒にいたので特に絡むことがなかった。

肥満だった私は20キロほど痩せ、ギャルになっていたので距離を置かれていたのだと思う。

そして私は上京し、彼女東京大学から地元へ戻った。

母校の教師をしていると聞いて「あんなに性格歪んでても教師になれるんだなあ」としみじみ思った。

しばらくして、彼女結婚したと聞いた。

高校の頃教わっていた教師だった。ブサイクでひどい口臭だったので、「あんなにプライド高いのに、忌み嫌われていた虫歯くんと結婚したんだあ」としみじみ思った。

彼女の母もなかなかの豪傑なので、うちの母に「娘は結婚したんだけど、増田ちゃんはどう〜?」などとわざわざ聞いてきてくれた。

さらに数年後、子供はいないが主婦になったと聞いた。

また彼女の母(面倒なので以下おばさんと呼ぶ)から増田ちゃん東京でがんばってるんでしょ〜?ひとりですごいわね〜」なんてお褒めの言葉をいただいたらしい。頑張ってますありがとうございます

そして先日、旦那を連れて地元に帰った。

一昨年籍を入れた旦那は私にはもったいないぐらいの人で、いわゆる3高のどこに出しても恥ずかしくない男性だ。顔もいい。パンフレットに使われがちな男だ。

私はすっかりいじめっ子のことなど忘れていた。

自分人生順風満帆から上場企業勤めで仕事は順調、隣には大好きなイケメン旦那がいて、薬指には大粒ダイヤモンドキラキラ光っている。

で、そんな時に再開した。たまたま実家に戻っていたいじめっ子とバッティングした。お互いに旦那を連れて。

「え〜!すごい美人になったね〜?何キロ痩せたの〜?旦那さんもかっこいいね〜!」と開口一番褒めて?くれた。(本文ママ、誇張なし)

彼女がいまだに学生ノリで私を下に見ているのにも驚いたけど、彼女目線指輪だったり旦那だったりうろうろしているのはちょっと面白かった。

これ生活板とかでよく出てくる話だーなんて思いながら、「無」みたいな気持ちニコニコしていた。

もっと「ざまあw」「勝った」みたいな感情が出るかと思ったけど、まったくの「無」だった。本当に再開するまでまで、彼女いじめられていたことを忘れていたぐらいの「無」具合。

こんなに無感情と思わなかったので、書き留めてしまった。

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