2020-02-10

塾の講師やらインストラクターやらコーチやら

いわゆる生徒(クライアント相手仕事をしていて

かつての自分もそうだし、同僚の中にもいるけども

生徒に思い入れが強いコーチ講師)に今は違和感がある。

語学コーチを今はしているけど、教えるのは文法などでなく

あくまでも「学習法」。

クライアントモチベーション学習進捗管理なども仕事

まれてるけど、語学指導は入ってないはず。

とはいえクライアントガンガン聞いてくるんだよね。

コーチングが何かまだ知られてないのもあるからそれは仕方ないけど、

気になるのは、クライアント文法などの指導に逐一丁寧に答えてる

コーチいたこと。

個人でやってる事だから別にほっとけばいいのだけど、それが

会社スタンダードだと思われたらいい迷惑です。

コーチ同士の相談掲示板でも、得意げに、

クライアント質問に全て答えることで信頼関係を作ってます!」

って話してて、うーん?となった。

顔が見えない関係からこそ、信頼関係ってすごい大事だけど、

申し込まれた時点でクライアントコーチを含めたサービスをある程度信用してるし

コーチとして稼働してるのなら、会社からコーチとしての信頼はもらってあるはず。

クライアントと直に信頼関係はそりゃ初対面でないだろうけど、

最低限のベースはあるものとして、お互いを開示していけばいいんじゃないの?

わざわざ余剰サービス提供してまで、信頼関係作らなきゃだめ?

しろコーチとしての自信がないから、余剰サービスで補ってない・・・

辛口すぎて、さすがに人に言えなかったけど、これには根拠がある。

私自身がそうだったからだ。

昔、家庭教師をした時、初めての通訳業務をした時、コーチになりたての時。

自信がなかった私は、とかく生徒やクライアントに“尽くした”。

生徒に好かれるため、クライアントに認められるため、例えば生徒にはイベントごとに

プレゼントや、生徒のつまらない無駄話を真剣に聞いたり。

クライアントからの無給で時間外労働のお願いも快く受けたり。

今思えば、いわゆる「都合のいい女」よね(苦笑)

結局、生徒の気まぐれで家庭教師チェンジ通訳業務も次につながることはなく。

なんだかすごく損したし、すり減った。

プロなら、プロに徹する。

たとえ自信がなくても、自信があるフリをする。

仕事以外の要望丁重にきっぱり断る。

その分、本業をきっちり仕上げる!

大体、コーチの話に戻ると、そうやって文法質問とかしてくる人、

十中八九、聞いても「ふーん、わかりました」程度。

こちらはプロだけど、わかりやす説明するためにいろいろ調べてるのに!

ひどい人になると、質問している自分に酔ってるだけの人もいるか

教えない方がその人のため。

調べ方は、コーチとしてきっちり指導するけど。

熱血コーチはいつか潰れる。

そして、熱血≠成果を出すコーチではない。

冒頭のようなことをしていると、クライアントコーチ依存してしまうし

一人で学習できなくなったら、コーチングの意味はない。

まぁ、その前にコーチが潰れるだろうけど…。

どっかでみんな気付くだろう。

どんなに心砕いてクライアントに尽くしても、あんまり

感謝されないよー、、、と。

本当に成果を出してるコーチプロに徹して、クライアント

距離を空けて客観的分析しつつ、痛いこともプロとしてずばりという。

尽くすコーチは言えないんだよ、嫌われたくなくて。

嫌われても、いうべきことを言える人は、結果としてクライアントのためになるし

それに気づいてくれた時、本当の意味で信頼してもらえるコーチになる。

ま、気づかれずにコーチ変更言われるかもだけど。

それはそれで。

やるべきことをやっていれば、会社咎められることはないし。

そこは割り切らなきゃね。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん