2020-01-12

婚活をするということ

新卒社会人3年目、27歳男性

学生時代から恋人もいないので婚活をはじめた。

東京出身北海道在住。

婚活アプリ」と「街コン」に触れて、気がついたことをここに述べたい。

婚活をするということ

まず男性女性で状況が大きく違う。

女性アプリ登録費用が安い。無料プランメッセージのやりとりもできるようだ。男性場合は月3000円程度の有料プランに加入しないとメッセージ開封もできない。

来るメッセージの数も男女で違う。同時期に始めた女性の話を聞くと、大量に来るメッセージを読むのが大変らしい。自分には来て2日に1通程度だ。わざわざ自分から探してアプローチする女性は少ないだろう。

居酒屋などで開催している街コンに行っても、金額の違いはかなりある(女500円、男3500円など)。男女比は主催者が調整しており、同じ程度(どうしても数人はあぶれる)になっている。

街コンは、面接のように1on1で話せる会もあれば、テーブル毎に2対2の形式お酒を飲む会もある。居酒屋での会では、初対面の女性同士であっても自衛のために私たち友達ですと言う事が多い。

男性積極性が求められ、女性距離の取り方が試されていると感じた。

北海道婚活をするということ

多くのアプリがそうであるが、居住エリア都道府県単位で区切られる。そのため北海道北海道としてまとめられる。

例えば函館に住む人が登録すると、旭川帯広に住む人も候補に上がる。札幌ならまだいい方だが、それでも特急で4時間距離だ。

今挙げたような都市部に住んでいるのならまだいいが、網走だとか留萌だとか稚内だとかに住んでいる人はさらに厳しい環境に置かれている。

距離の都合上、残念ながら、田舎に住む人は婚活アプリ街コンを十分に活用できない。付き合う前から遠距離恋愛になってしまう。婚活が盛んになるにつれて、この地域格差は広がっていくだろう。

高学歴偏屈男が北海道婚活をするということ

これは自分にとって一番ショックだった事だが、相手学歴が低い。街コンに行くと高卒、専門卒ばかりで、大学を出ている女性がいない。男性側も高卒が少なく無いようだ。

日頃会う人は自分と同じ環境にいるのだから、当然大学を出ている(何なら同じ研究室にいる)。会社学部卒や院卒ばかりだ。

婚活アプリでも半数くらいは高卒や専門卒のようだ。記載なしも多い。

似たバックボーンを持つ人と結婚したいと思うなら、高学歴偏屈男は街コンに行っても無駄足だろう。

【まとめ】

ここ1年の婚活を通して、いか自分世界が狭かったのかを痛感した。友達の半分以上は修士で、東大生がその辺をウロウロする街に住み、TOEICで600点程度の自分を恥ずかしく思う人間はごく一握りに過ぎない。

宮沢賢治の美しい文章について楽しく話したり、5G通信可能性について語り合ったりするには、身近にいる人を捕まえるのが最も手っ取り早い方法だろう。

いよいよ詰んできた。

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