槙野さやかさんの『ジョーカー』評が滅茶苦茶舐められること含め、女、マイノリティにとってはありがちヌルめの困難が白人男にとっては虐殺に正当化を与える理由は?の元評 フェミを感じ取り(そこは正解)侮られたと感じ限界汚言のジョーカー化するこの増田2019/10/22 07:48
なめられることはヌルめの困難ではない。どうもこの"マイノリティ"っていうのに男は入らないのかもしれないけれど、同性愛者で発達障害なので書いておく。
なめられるということは、コミュニティに入れないということ。入っても不当に扱われるということ。これが小さなグループへの所属によるものなら影響は比較的すくない。阪神ファンが巨人ファンになめられたって全然問題ない。阪神ファンでなめられたって何とかなる。でもさ、これが同性愛者だとか、発達障害(要するにグズ)とかになると変わるわけ。そこまでいくと、もうそこら中に同性愛者だとかグズをなめてる連中がいるわけで、なにかと「ぶつかるか」or「黙って我慢するか」みたいな状況が発生するわけよ。もちろん我慢するんだけどさ。で、どちらを選ぶにしろ居づらくなるわけ。そうなるとさ、ちょっと心が弱ってたりするときにその居づらい場所から抜け出してしまうんだよね。それが、友達グループとかならいいわけよ。でも、それだけじゃないじゃん。家族だったり会社だったり国家だったり社会だったりするわけ。これってヌルいのか?
さらに、なめてるやつが偉い奴だとよりひどいわけ、女だからどうせ辞めるだろうとか、同性愛は生産的でないから税金をよこさないとか。そんなもんわかんねえじゃん。でも所属とかで決めちゃうわけだ。あるいは国家間なら、戦争の火種になるわけ。電柱がどうのこうのとか、石油のルートがどうのこうのとかさ。それってヌルいことか?
別に男性だからなめられないなんてことは無いわけよ。ホームレスだってなめられて台風の中低体温でしにそうだったでしょ?こん棒もってるでかい赤鬼が避難しにきたらどんなに臭くてもなかに入れるじゃん。「体臭気にしろよ俺らのことなめてんのか」とか思いながら我慢するわけじゃん。生死にもかかわることをヌルいと言ってしまうのが全く分からない。
じゃあなめられないのはいったい誰だ?っていうと、そんなやつは誰もいない。こん棒もってるでかい赤鬼だって、いざ結婚ってときに相手の両親に嫌われるかもしれない。だってこん棒もってるし。このゲームには勝者がいない。いるとすれば、そんなことどうでもいいって言えて、ちゃんと生活できるやつ。金持ちとか、自給自足の生活者とか、一時的な意味で引きこもりとか。
なんでこんなことになってるかっていうと、それ以外でコミュニケーションをとることができないから。相手が「こういう人だろう」と推測して「こうすれば伝わるだろう」と行動すればどうやたって起こる。
だからこそ、なめられることはヌルめの困難じゃない矮小化すべきことじゃない。
ついでに言えば、映画の彼は障碍者じゃないか。白人で男性っていうのは障碍をも上書きするのか?それともこのブコメの書き手が「白人男性」に対して抽象的なイメージしかもっていないのか?
体を鍛えればいいよ
女(主語でかい)にとってはナメられるのは物心ついた時から死ぬまで続くごく当たり前な日常だから それに耐えられないとか言ってたら生きていけないし 耐えられない人は自殺するだ...
それは言い訳にはならない。自分に降りかかる火の粉を大したことないというのは問題ないが、他人の困難を私が生きるためだからと矮小化させろというのは話がちがうでしょう。
そんな事誰も言ってないが