知らない人向けに雑にいきさつをまとめると
「少額で3Dモデル販売するくらいなら無料配布にしてしまった方がよくね?」(悪意のある切り取り方)
なんかMMDでも似たような話があった気がするな……
彼に対する反論に個人的にちょっと納得いかないところがあったので
まずOSS大好きマンとは何かというと「自由第一主義」だ 無料大好きマンではない
本人が言ってるように「金額の話も対価の話も本題とは関係ない」のだ
過激派OSS組織FSF総裁のリチャード・ストールマンですら商用利用を禁止すべきではないと発言しているように、OSSとは無料を崇める宗教ではないのだ
じゃあなんで無料にしろって話が出てきたのかというと2つの理由がある
OSS大好きマンのいう「自由」とは雑にまとめると「だれでも好きに改造してそれを再配布できること」だ 値段は関係ない
だがたとえば有料販売モデルデータに「自由に改造して再配布してもOK」という条件をつけたとすると
点を一つ追加して改造モデルです!って言って実質オリジナルそのまま公開が出来たりする これでは販売の意味がない
かといって「改造は自由だが再配布はNG(販売モデルでよくあるパターン)」ではOSSの教義に反する
なので「有料を敵視しているわけではないが、自由を優先しようとすると結果的に無料大好きマンになってしまう」のだ
いくらOSS大好きマンといっても、この世のすべてを強制的にOSSにしようとは考えていない
じゃあなんでOSS大好きマンは強制的に無料配布……じゃなくてOSS化を進めようとするのか
それはVRChat界隈が「OSSのようでOSSでない少しOSS的な何か」だからだ
たとえばboothにはVRChatを想定したモデルデータが販売されており、その中には「改造自由」や「VRChat以外での使用可」であるものも多い
OSSっぽい規約ですよね?でも厳密にはOSSじゃないよね?よりOSS化するには無料配布がベストですよね?高価なものはともかく100円とかならもういっそのこと無料配布しちゃえばよくね?……というのがOSS大好きマンの考えだ
……無論、「OSSっぽい」からといってそれがOSSを目指しているとは限らない
なのにOSS大好きマンがそう考えてしまうのは「クリエイターは利用規約をちゃんと書かない」ことが原因だ
自由に使ってOKです!って書いてあるのに使ったら無断利用呼ばわりされるとかそういうレベルのクソ規約がごろごろしてる
(OSS界隈もあまり人のことは言えない状態だったので、専門家が規約のテンプレを用意してコピペで済むようにしてある)
なのでクリエイターの書く規約文はOSS界隈では信用されてない[要出典]
そのため「この微妙なラインが作者の意向だ」ではなく「本当はもっとOSS寄りにしたいのに知識がないから意図せずこういう規約になってしまってるのだ(上から目線)」となってしまうのだ
そしてOSS化するのであれば無料の方がいいよね……となり最初に戻る
OSS大好きマンはなんでも無料にしたいわけでもOSS化したいわけでもないが
VRChat界隈が「一見OSSを目指しているように見えるが実はそうではない」ため
じゃあこの問題を解決するには結局どうしたらいいのかっていうと……わからん!
VRChat界隈で無料はよくないって言ってる人でも