公開週の土曜日に鑑賞して全くピンとこず、どうやら大多数の世間では多大なる評価を受けている表題の映画について突っ込まれること覚悟の上で増田に落とす。
という増田設定を踏まえて以下どうぞ
シビルウォーで魅せてくれたカッコいい陛下はどこへやら。初っ端から元カノに会ってビックリしてフリーズ、妹には失敗シーンを動画に撮られる、友達に頼まれた仇を殺そうとする、部下に諌められる、しかもその後取り逃がす、信じてた父親が実は弟を殺してなおかつその子供を放置したクソオヤジだと発覚したら元カノに泣きつく、その子供であるキルモンガーに生身でボコられる、ボコられて滝に落とされて元ライバルに助けられ、「降伏もしてないし死んでないから負けてない!」
今思いついたヘタレポイントだけでもこんなにあるぞ。全くカッコよさを感じなかった。
ラストバトルは線路の上なんだけど、戦っているよりも列車挟んで通り過ぎるのを待ってるほうが長かったよね?列車使った戦闘はアントマンで上手くやれてたじゃない
更にメインであろうバトルシーンは身内同士の戦いでブラックパンサーほぼ参加せず。サイ止めたぐらい?妹と元カノのピンチ助けたの結局元ライバルだし、輸送を防いだのはジョンだし(あれ有人機だったら同胞殺しまくってるけど大丈夫?)
3.ヴィランのほうがカッコいい
父親は裏切り者として処刑されている、陛下の仇をあっさり殺す、陛下に生身で勝つ、王様になったあとすぐ行動する、世界中で虐げたれている人に武器を送る
ワカンダのために具体的な行動を起こしてたのはキルモンガーだけだった印象があまりにも強い
4.キャップどこいった
時系列としてはシビルウォーの直後なのでキャップことキャプテンアメリカことスティーブロジャースがワカンダに潜伏しているはずなのに劇中一切触れられない ブラックパンサーのピンチにも一切出てこない
この作品が全く他作品と関係なくただのアメコミ映画なら気にならないけどMCUとして全て繋がっているのであれば少しは言及があってもいいんじゃないか
というか助けて貰った立場のキャップが何ら行動を起こさないのは逆に不自然さを感じてしまった
ざーっと書いてみたけどこんなとこかな
よかったところもいくつかあるよ
手榴弾の爆破を胸で受け止めるとことか、架空の部族の描き方とか、クロウの能天気に見えるけどちゃんと考えて行動してるとことか
結局俺が観たかったブラックパンサーは悩むことなど一切ないカッコいい王様が民や友人、愛する者に対して悪事を働く敵キャラをスタイリッシュかつ圧倒的な力とカリスマパワーでボコボコにする痛快アクションムービーだったんだよ!
逆にダメダメ王子が親父もダメダメだったのを知って、堅苦しかった殻を割って良い王様になった良い映画だったと思うけどな 最初から完璧人間だと人気出ないだろうし
客演だとめっちゃ好きなキャラクターが個人誌だと地雷。あると思います。
めっちゃいい出汁なのに味噌も具も少ない残念な味噌汁って感じだった
3.ヴィランのほうがカッコいい 敵にも正義がある、けれど彼は「武器を手に取らせる」ことでそれを解決しようとした。 我々(製作者)は「志は正しくとも人を殺すような選択肢を選び...