割とお堅い商材の広告を扱っている者ですが、PR表記はなるべくわかりにくくするよ~~PV落ちちゃうんだもん、という態度の方とは、
仕事が大変しにくくなります。こちらの業界はかなり煩いのです。
増田でも、その他の既存媒体では記事広告などは内部規定で表記義務あるよんという話もちらほら出ていますが、
それ以前に、業界団体がしっかりしていたり役所から厳しめに枷をはめられている商品の広告には、
レギュレーションがゆるい媒体は使えないし、ゆるい態度のプロダクション、ライターは使えません。事故ったら怖いので。
広告活動に対し厳しめに規制がされているのは大抵の場合、消費者保護の観点によるものです。
消費者を、わざわざ行政があえて積極的な規制で保護する必要があるものは、値段が高いもの、健康や命にかかわるもの、リスクがあるもの、など。
表記のフェアネスよりもPV重視でいんじゃね?というのもアリだとは思いますが、これらの広告を取り扱うチャンスは減っていくと思います。
何しろweb媒体を利用したPRは、下手ぶっこくとネガティブな拡散効果が大変に高いので、下手こきたくないんですなるべく。
webPRの中の人たちのこのような態度の行きつくところは、ライター一個人の信頼低下だけでなく業界自体のボトルネックになりうると思います。
まぁ、webPR向きの商品もあるのだと思いますので、そっちやってりゃいい、という考え方ももちろんあります。
でもまぁ、安い広告とか怪しい広告の仕事しかこなくなるかもくね?というのはありますが。
前者は数こなさないと効率悪くなり、後者はギャラは悪くないけどその次の仕事の質がさらに下がる傾向があるので…。
でも最近社会派方面に色気出してたけど大丈夫?自分の首絞めないようにね、と思います。
個人的には、ヨッピー氏であれば、タイトルにテキストでPRドンドン入れてく、ぐらいの方法押し通していくことも
力量的には無理じゃないのではとも思うんですが…現実はなかなかそうでもないのかもしれないです。ヨッピー氏の実力以前の、外部要因で。
広告費どうやって配分しようかね、と考えている側からすると、正直web広告自体が「PV増えたところで売り上げとは連動しないんじゃ…」
その分、特にPR系の広告の場合には、実需誘因への期待が小さい分、より大きいPVを求められる傾向にあります、PVインフレ状態というか。