2015-08-08

妊婦情報の海に溺れる

30歳、初心者妊婦現在10週目(3ヶ月)。

情報の海に溺れそう。

仕事退職したので、たいそう暇です。

身体は不調だけど精神だけギンギンというか、思うように動けないので頭だけが回っている感じ。

たまごクラブ妊娠発覚直後にもちろん購入、妊娠アプリ複数導入、ちょっと気になることがあればすぐ検索

疑問をすぐ解決できることは大変便利で良い時代になったなあと思う反面、小さな不安の種がどんどん大きく膨らんでいくこともあって、諸刃の剣

余談だけど、ネットどころか医療も発達していない時代妊娠出産をした女性たちはすげえ。

私が今ここで生きてて新たな生命を宿しているということは、昭和戦時中江戸時代戦国時代もっと遡って縄文時代とかに妊婦をやってくれた代々のご先祖様が確実に居るわけで、超がんばってくれたんだなぁアリガタヤアリガタヤと思いを馳せてみたり、そんなロマンより現実的に私の子は無事育つんだろうかとまた不安で悶々としたり、いやいや不安になってもしょうがないから何か建設的に準備をしようとネットショップを見て回ったり、しばらくぼーっとネットサーフィンしていたら知らず知らずのうちにまたヤフー知恵袋に吸い寄せられたりして、アレはあまり精神的に良いものではない。

しかし昨今の(昔に生きていないので実際は知らないけど)妊婦育児グッズはなんかすげぇ。

コックピットのようなチャイルドシートセレブリティベビーカーブランド物のマザーズバッグ有名人コラボした妊婦用下着。そして「もう何がええのかわからん!」と音を上げたところに「貴方に最適な選び方を教えます!」という情報サイトの数々。

妊婦育児グッズというものは、私にとって30年間生きてきて初めて遭遇する代物で、しかし多くの先人たちの知見が山ほど溜まっている高級商材である

先日、暇だったのでデパートベビーカーを下見に行ったら、何かしらの便利な機能が発動するボタンがいっぱいついていた。とにかくなんかスゴかった。

身近な周囲に最新情報を持った先輩妊婦が居ないのも情報の海へダイブせざるを得ない要因。

実母も義理の母も、30年以上前妊婦。どうやらあの時代とはがらっと状況が変わっているらしい(ネット情報

近くにいる友人は全員未婚。経産婦の友人は遠方だったり疎遠になったりしているので、相談しづらい。

妊娠初期はあまり公にしない方が良いとのことで(ネット情報)「私妊婦なんだけど、何をどうしたらいいの」とか気軽に言えない。

もちろん「私妊婦なんですけど、何をどうしたらいいんですか」みたいなバカ質問ヤフー知恵袋にはできない。

夫はとても協力的で助かっているのだけど、やはり男性というか、大きなところしか不安に思っていない様子。

経済的なこととか、教育とか、ざっくりと長期的なところをぼんやりと考えているみたいで

「短肌着って何?なんで全部白いの?50センチと60センチどっちを買えばいいの?それからチャイルドシートベビーカードッキングできるやつがあるらしいんだけど単機能乳児けが使えるものと6歳まで使えるやつとどっちがいいと思う?ベビーベッドは要らないっていう意見とあった方が安全面でとか言う意見とがあるんだけどどうする?邪魔かな?レンタルにする?あと抱っこ紐は新生児から使えるやつがいいと思う?それとも首が座ってからの方がいいかな?」

とか相談できない。絶対そういうの苦手。

しか縄文時代妊婦ってどうしてたんだろう。

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