2014-02-15

43才、気が付けばツマラナイ大人化してた。 その原因と対策

先日、43才になったSEプログラマ職、二児の父。

社会に出てから今まで仕事中心の多忙な日々。

それなりに充実はあったのだけど、

ものの見事にツマラナイ大人化していることに、40才の誕生日で気づいた。

その原因と対策について書いてみます

結論から言うとツマラナイ大人化する最大の原因は

  「やりたいことをあきらめ過ぎちゃう

ことだと思う。

30代、子供が生まれるまでは、結構、やりたいことやってた。

自転車旅行トライアスロンロッククライミングカヌーギター世界辺境旅行

結構、多趣味だったと思う。

でも子供ができて一家の生計を支えにゃならんという責務が生まれ、

それを強く意識しすぎ、かつ勤め先が自転車操業な半ブラッキー会社ということで、

それまでの趣味は全部あきらめて、仕事子供の相手だけの日々になっていた。

仕事しないと会社潰れるし、子供の相手しないと嫁さんの機嫌悪いし。

今振り返ると、自分らしいこと何一つやってない。

こういう日々が長く続くとしだいに自分アイデンティティが失われ、

自分を取り巻くシステムと同化してしまうんですね。

いわゆる歯車

35歳を過ぎたあたりに、この現状に対する物凄い葛藤があったのだけど、

なんとなくダマシダマシに過ごしてきたのが最大の敗因だと思う。

  「家族を養うにはあきらめるしかないよ」

という言い訳脳内で反復しつつ、ツマラナイ大人状態へ遷移完了

服なんかもオールユニクロ、ご飯も栄養あればOK。

やりたいことが何っ一つ沸き起こらない。

攻殻機動隊風に言うならゴースト消失

というわけで、対策。

ツマラナイ大人化を認識してから現在までに試し、それなりの効果を上げつつある対策を振り返ってみる。

原因がヤリタイことが出来てないんだから、ヤリタイことすればすれば良いということなんだけど、

ヤリタイことが無くなってるのが最大の問題なんですね。

ゴースト無いんでw

そこで、半分、鬱病状態にまでなったところで出した結論が、

システムを変えるということ。

私の場合退職からフリーランスエンジニアへ。

かつ、趣味コミュニティーに入ること。

サラリーマンから自営業へ転身したときストレスは半端なかったけど(安定収入が無いってのは想像以上にストレスでした)、

それを乗り切ると心の平穏を獲得できた。

と同時に、付き合う人たちもガラリと変わって、個性的生き方をしている人達に多く出会えた。

なじみの散髪屋がやってる自転車クラブに入ったのだけど、

これまた良い意味変態人達ばかりで、ジワジワと「自転車が好き」って感覚が蘇ってきた。

色々な新しい刺激が、自分ゴースト再生してくれたのかもしれない。

環境が変わると人は変われるもんなんですね。

まだゴーストの完全復活まではいってないけど、

「人は何才でも変われる」という確信が出来てきたので、多分大丈夫

あきらめなければ大丈夫なんですよ、きっと。

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