はまっていた頃は、意味もなく嫌韓だったりXboxは失敗したハードとか思ってたりしていた。
処女でない女性はダメだと本気で思っていた。それは論理的かつ倫理的に正しいと本気で思ってた。
アニメやゲームや声優を貪るように摂取した。ボカロの中二的世界観に浸ったりした。
中毒みたいになって、空き時間のほとんどをネットで過ごすようになった。
大学のサークルにしか友達がいなかったが、その友達もオタクばかりだから何も気にならなかった。
皆同じような時間の過ごし方をしていた。こいつらがいるから自分はぼっちではないし、非リアでもないと思っていた。
屁理屈や偏った思想を意識の高さと勘違いして、いい気になっていた。
知人が、音楽とかメイクとか洋服とか、料理やスポーツの話をするのを、ファッションだと思っていた。
本気なわけがない。この人はファッションで料理だのスポーツの話をしているだけのにわかだと思っていた。
そういう人達が海外旅行とかインターンとか美術館とかデートとかに行ってても、リア充爆発しろwwwとネット上とかサークルで言い合っていればよかった。
それでよかった。
将来のことを考えだしたら急に、ネット社会が色あせてきた。
ネットで強気に振る舞う現実の自分は屁理屈で、何ら建設的な意見をろくに持っていない、ムダ知識ばかり豊富で
何の経験もしていない、うすっぺらい人間だってことに気づいてしまった。
特に世紀の名作でもないのだろうけど、アニメばかり見ていた自分には面白さと表現が桁違いだった。
あれほど神聖視してた深夜アニメの多くが、偏った欲望をその場だけ満たすファーストフードみたいなものだと気づいてしまった。
まとめブログとニコニコをお気に入りからはずした。まったく見なくなった。
ぬるま湯に浸かっていたから苦しい作業だったけど、アニメやまとめブログで憂さ晴らしをして得られる快楽の数百倍、楽しく建設的で創造的でさえある体験が続いてる。
といっても怠け癖は常に自分の中にあって、今度は自己啓発商法とかに絡め取られそうになったこともあった。
有料メルマガとか有料言論プラットフォームを無駄にフォローしかけた。
ちょっと賢くなった自覚があるバカがよく陥る罠だと思う。
物凄く薄っぺらくて実に大学生らしい。90点。
ハリウッド映画で今までの価値観が壊されたっていうのも笑える。 あれこそまさに大衆映画じゃん。まぁ、何見たのかしらんけど。 まとめがダメとか深夜アニメがだめとかいってる時点...
それでもその二つは増田に比べたらかなりマシな部類だと思うが