はてなキーワード: 長距離弾道ミサイルとは
PAC-3は、広域防空ミサイルシステムの、ペトリオットを使ったターミナルフェイズ迎撃ミサイルです。
比較的狭い範囲(せいぜい半径20km程度)しかカバーできず、射高もそれほど高くないので首都や基地『だけ』守る為の物。
システムの流用なので、対航空機用にも使える汎用性があります。
PAC-3よりもより高い場所での迎撃を想定した専用装置です。
韓国のように、短距離弾道ミサイルならほぼ全域での迎撃が見込まれる半面、
結果、対弾道ミサイル専用です。
日本にTHAADが導入しないのは使える場面が韓国よりも無いんです。
日本に向けられるのは中距離弾道ミサイル。アメリカに向けられるのは長距離弾道ミサイル。
米国が米朝首脳会談の事前交渉で、北朝鮮に核技術者の海外移住および核関連データの廃棄を要求していると朝日新聞が10日、報道した。
朝日は北朝鮮関係筋の話を引用し、米国が北朝鮮に核開発に携わった最大で数千人ともされる技術者の海外移住および6回にわたる核実験や、寧辺(ヨンビョン)核関連施設に関するデータの廃棄を求めていると報じた。
これに対して北朝鮮側は、データの廃棄にはあいまいな態度を取る一方、技術者の移住には難色を示していると関係筋は伝えた。
さらに米側は、生物化学兵器など全ての大量破壊兵器(WMD)の廃棄を北朝鮮に求めている。長距離弾道ミサイルと同等の能力を持つ人工衛星を搭載した宇宙ロケットの発射も認めないということだ。
朝日は北朝鮮がすでに核兵器や大陸間弾道ミサイル(ICBM)の廃棄に応じる考えを示しているが、核廃棄を終える「期間」と「方法」をめぐる隔たりが埋まっていないと報じた。米国は「完全」かつ「検証可能」で「不可逆的」な廃棄を、数カ月から約2年といった短期間で実行するよう主張している一方、北朝鮮は段階的に長い時間をかけて廃棄する戦略だ。
核廃棄の見返りについても、米国はすべての措置が完了した後を想定し、北朝鮮は段階的な措置ごとに得ることを狙っている。
米国が要求する核関連データの廃棄と技術者移住要求は「方法」の問題だ。米国は北朝鮮が核兵器と弾道ミサイルを廃棄してもデータと技術が残っている場合、将来に核開発を再開する可能性があるとみている。
金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の今月7~8日の中国再訪問は、中国と連携して、米国の強硬姿勢をかわす思惑があったとみられると朝日は分析した。
1.北朝鮮が予告なしでミサイル実験を行ったことを批判しているが、分別のあるまともな国が他国を飛び越すミサイル実験を行いたい場合、国際的にどのような手続きをとるべきなのか。北朝鮮はどういう手続きをしなかったのか。どの機関、どの組織に通知すればいいのか。2016年等に「衛星打ち上げ」名目で飛ばした時は、指定の機関に通知していたようだが、最初からミサイル実験をしたい場合はそういう機関があるのか?
2.現在、長距離弾道ミサイルを所有している国はどこか。何か国あるのか。
3.ICBM所有している他の国ではミサイル実験はどうしていたのか。試射した時に、隣国の領土・領空・領海に近い場所を通過する発射コースになったことはなかったのか。あった場合、国際的にどのような手続きを踏んでミサイル実験を行ったのか。他国の領域に近くないコースを取ることができれば試射は自由なのか。必要な手続きはあるのか。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121211/t10014105231000.html
北朝鮮は、事実上の長距離弾道ミサイルの発射期間を今月29日まで延長すると発表しましたが、11日も発射の時間帯としている正午までに発射は行われませんでした。
一方、北朝鮮の軍の最高幹部が「発射するロケットに核兵器を搭載して、アメリカ本土まで飛ばすことができる」と述べていたことが分かり、北朝鮮がミサイルとして開発していることが改めて裏付けられました。
北朝鮮は、事実上の長距離弾道ミサイルの発射予告期間に入った10日、「1段目に技術的な欠陥が生じた」として、今月22日までとしていた発射期間を今月29日まで1週間延長すると発表しました。
2日目となる11日も、発射の時間帯とされている正午までに発射は行われませんでした。
こうしたなか、韓国の公共放送KBSテレビは、北朝鮮の朝鮮人民軍のリ・ヨンホ前総参謀長が、総参謀長を務めていたことしはじめにピョンヤンで行ったとされる講演の音声を入手し、公開しました。
この中で、リ前総参謀長は「人工衛星を打ち上げるということはロケット兵器と同じだ。そのロケットに核兵器を搭載して、アメリカ本土まで飛ばすことができる」と述べていたことが明らかになりました。
北朝鮮は、予告している発射について「人工衛星の打ち上げだ」と繰り返し主張していますが、KBSでは、今回入手した音声からも「核兵器を運搬するための長距離弾道ミサイルの開発が目的だとみられる」と伝えており、北朝鮮が、ミサイルとして開発していることが改めて裏付けられました。