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はてなキーワード: 臨床哲学とは

2019-04-29

anond:20190429000454

から精神病理学など臨床哲学の出番だと思うのですが。

何でもかんでも要素還元主義解決できると勝ち誇った気になるのは近代医療マンの悪いクセやぞ

2014-03-17

http://anond.hatelabo.jp/20140317091504

学生指導する場合

あの博士論文イントロ、もし文章がそのままだとしたらあり得ない。

そもそも、参考文献が全くないイントロなんてあり得ないわけで。

後は、その学生英語論文書いたことあったりすればその癖と、

少なくとも他の章と比べて明らかにおかしいとか、読んだら普通に分かる。

あの論文主査含め、誰もきちんと読んでないとしか思えない。

同じチームにいる共同研究者論文を確認する場合

これだけ画期的な、新しい結果、さらNature投稿、と言うレベルになれば、

身内としては、まず、徹底的に疑う、ということから始めるでしょう。

嫌な意味ではなく、間違ったものを出すわけにはいかない時に、間違ってるということを前提であら捜しをする、というのは当たり前の話。

その上で、アヤシイところが1つもなくなった時点で初めて外に出せる。

今回、もし、若山さんとかが本当の事を言ってるんだとしたら、

彼の所では、100%矛盾点がない、と確信できていた、ということでしょう。(どうだか分からんが)

雑誌紀要に関して査読をする場合

身内同様、まず、疑ってかかる。

少しでもおかしな所があればツッコミ、全部明らかになるまでやりとりする。

ただ、自分実験を追試することはその時点では出来ないので、

データ等は提示されたものを信じるしか無い。

勿論、研究者としての経験からデータおかしいと思えば突っ込むけど、

それでも無矛盾に説明されれば信じるしか無い。

自分所属する研究所なり研究室なりで、公開前に論文を読む機会があった場合

上の、身内、の場合と同じ。まあ、必要なければそこまで突っ込んだりしないだろうけど、ある程度、査読して、みたいに頼まれたらまず疑う、と言う姿勢

公開されてから読んだ場合

素直に読むけど、勿論、新しいものに関しては、おかしいな?と思う点があることはいくらでもある。

からこそ追試をするわけだし。

その後の不正ミスはそのような追試等であばくしかない。

実は自分哲学学部卒で、ああい世界になると、「実験結果」「実証データ」は乏しくて、でっち上げどころか、妄想すれすれの論文が掲載されることもしばしば。最近医療現場での臨床哲学などもあったりするので、必ずしもデータがない訳ではないけど、良い所、文章の出所をはっきりさせるくらいしかない訳です(あの本の何ページ、みたいな)。あとは、コピペを見抜くとか。不正不正でないもの境界は必ずしも明瞭な訳ではありません。

いや、明らかでしょ。文章そのままパクったりして参考文献もなければ不正

データなんかを持ってきて、それをさも自分で作ったかのようにしたら不正



勘違いしてる人が多いけどソーカル事件は全く別の話。

ソーカル場合は、ポストモダニストたちが、数学理論物理を、さも理解してるかのように取り入れた偉そうな論文を沢山書いてて、

でも、どう見ても理解してないだろ、と言う思いから(哲学的思想に結び付けてる部分に関してはソーカル自身は門外漢から指摘することが出来ないので)

それらの業界人間数学物理理解してるのか?ということを暴くためにデタラメ論文投稿した。

その際、実は雑誌には査読の精度がなく、素人編集者がただ載せてただけなので、その雑誌自体が実はどうしようもないもので、ポストモダニスト自体を完全に否定できたものではない。

もし、査読者が居たら、その人はポストモダニストエキスパートなはずで、その人が見逃したら明らかに数学を知らないやつらだwwwと言えたわけだけど。

まり研究者なら一瞬で分かるはずの間違いを投稿したわけ。一瞬で見抜けないような細かい捏造の様なことをしたわけではない。

今回の様な捏造は、いま、実際、それが捏造だった、とわかった所で、逆に誰もそれを証明することは出来ないわけで

(他の写真と一致した、と言う証明はできるけど、その写真STAP細胞ではない、とは言えないんでしょう、言えるとしたらそういう話が出てるわけで)

それを査読者に発見しろ、というのは無理な話。

将来的に、全ての文献がデータベース化され、スキャンしてコピペ発見を確実に出来る、とか、にならない限りこんなのは性善説に頼るしか無い。

不正論文を見抜くにはどうしたらいいか

自分研究者でも、ましては生物学の知見がある訳でもないのだけど。

小保方騒動について「なんで見抜けなかったんだ」という意見は多いけど、あそこまでコピペでっち上げを施した論文って、実は見抜くのって難しいんじゃないか。ああい実験データって、普通は相手を信頼して受け取るだろうし、仮にも研究所リーダー職についているような人が、まさか適当な内容で出してくるなんて、普通は思わないでしょう。良く知らないけど、ああい査読って、「内容にインパクトがあるか」「記述上の問題点(内容の不足、結論の不明確)はないか」を確認するもので、「中身がでっち上げかどうか」を確認するものではないでしょう。一般企業内部告発が難しいように、人の業績にケチを付けるのって、結構覚悟がいる。ましてや、共同研究者に十分な実績のある人がいれば、なおさら難しい。

専門分野、担当する立場によって差があるだろうけど、不正不正と判断する基準はどこにあるか、もしあなたの受け取った論文不正があるわかったら、どう対処するか。研究職など、そういう立場の人だったら、ご回答いただけるとありがたいです。興味半分だけどさ。

  1. 学生指導する場合
  2. 同じチームにいる共同研究者論文を確認する場合
  3. 雑誌紀要に関して査読をする場合
  4. 自分所属する研究所なり研究室なりで、公開前に論文を読む機会があった場合
  5. 公開されてから読んだ場合

いろいろあると思うけど、どういうパターンで、どう対処するのが望ましいのでしょうか。

実は自分哲学学部卒で、ああい世界になると、「実験結果」「実証データ」は乏しくて、でっち上げどころか、妄想すれすれの論文が掲載されることもしばしば。最近医療現場での臨床哲学などもあったりするので、必ずしもデータがない訳ではないけど、良い所、文章の出所をはっきりさせるくらいしかない訳です(あの本の何ページ、みたいな)。あとは、コピペを見抜くとか。不正不正でないもの境界は必ずしも明瞭な訳ではありません。そういう意味で、生物学などのデータありきな業界であれば、こういうことははっきりするけど、分野によっては不正と思われるものでも、別の世界では堂々とまかり通ったりします。哲学なら、大抵は鼻で笑って終わっちゃう。こういうことに関心がある人なら、ソーカル事件とかご存知でしょう。

というわけで、もしあなたおかし論文を受け取ったらどうしますか?

 
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