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はてなキーワード: 還元主義とは

2024-02-27

anond:20240227071300

現代社会個人主義ベースで出来上がっている。その個人とは何か?

個体」ではないのである社会制度でありフィクションであるように個人もまた取り決められたフィクションである

個人個体混同するのは一種ダメ還元主義と言えるだろう。

一言で言って個人ジーンとミームの両方に足場を持つというごく単純な話である

功利主義的な説明をするなら、血族だけで構成される小部族と、寡婦や老人が他人の子守を手伝うような共同体とでどっちが生き残る可能性が高いか? あるいは直接抗争が生じた場合にどっちが勝つか。

社会へのコミットメントの深さと子の有無は関係がない。

まあこんな程度のわかりきったことでもはてな村レベルではチョット難しいんだろう

2020-01-12

anond:20200112005944

妻のトリセツかいうのもどうせ、脳の違いがどうのみたいなアホアホ還元主義アナクロ性差観に阿るだけの疑似科学本だろ。1文字も読んでないけど間違いないね。作者の名前見ればわかる

2019-04-29

anond:20190429000454

から精神病理学など臨床哲学の出番だと思うのですが。

何でもかんでも要素還元主義解決できると勝ち誇った気になるのは近代医療マンの悪いクセやぞ

2019-03-10

anond:20190310091705

抽象的な観点においては引用文で十分に説明されているので

「問」は具体例を挙げた説明を要するもの解釈して説明していく。

パソコンとは何か?

還元主義階層論では、CPUメモリHDD等のパソコン部品がそれぞれパソコンの一部と捉えて、

そう言った部品集合体と捉える。このようなパソコン部品に分解していってもそれはあくま

パソコンの一部だと捉えるのが還元主義である

だが、半導体1個、抵抗1個を「これはパソコンの一部です」と言えるだろうか?

全体主義階層論ではそう言った部品一つ一つはパソコンではなく、各部品が集合して電子信号等を

やり取りする、つまり部品間で関係性を持つ事によって初めてこれはパソコンであると捉えている。

例えばパソコンから電源なりCPUなりを1つ取り外せばパソコンは起動しなくなるだろうが、

それはもはやパソコンではないと捉えるのが全体主義である

構造主義階層論でもバラバラのパーツはパソコンではないと捉える点では全体主義階層論に似ている。

では両者の差異は何か。

全体主義階層論ではパソコンCPUメモリHDD等のパーツからなり、HDDはネジ、ベアリング

モーター等のパーツからなり、ベアリング金属やグリス、ゴム等のパーツからなると全てにおいて

同じ論理によって構成されると捉えている。

一方構造主義階層論では例えばパソコンは各パーツ差し込んで組み立てれば完成するけどベアリングは各パーツで加工を

しなければ完成しないから同じ論理を持ちだすのは間違いであると考える(構造列の相違による不連続)。

また、HDDCPUでも組み立て等の製造方法は違うので同一視できないと考える(構造の相違による不連続)。

具体例を挙げての説明なので一側面を示したものではあるが、以上が三者の違いである。

anond:20190310092816

プログラミングにおきかえる

還元主義階層

 ひとつひとつクラスオブジェクトのふるまいをよく理解すればライブラリ理解できるよ

全体主義階層

 いやいや、オブジェクはカプセル化されているし継承もある。

 そういうクラス階層構造自体もふくめてライブラリなんやぞ。

構造主義的階層

 プログラミング言語いろいろあるし、ハードウェアもいろいろあるで。

 上記は、多様なハードウェアで動く、多様な言語を、オブジェクトという1つの観点からぶった切ったときだけ、見えてくる構造よね。

みたいな話かなと思った。

おまえらってちゃん日本語読めてるの??

ある本から引用した文章だけど、ちゃんと読める?

俺は読めないけど。

還元主義階層論は次のような仮定に基づいている。全体の性質は部分の性質還元できる。すなわち部分と部分がいかなる関係もつかは部分自身性質により決定される。これに対し全体主義階層論は、部分と部分の関係性は他に還元することができず、関係自体実在と看做さなければならないと考える。さて、構造主義階層論は、構造は下位の構造還元できないと考える点で、明らかに全体論に近い。しか全体論が成り立つのは同一構造の内部に限られると考える。ここに全体主義階層論と構造主義階層論の決定的な違いが顕わになる。前者はこの世界のすべての部分-全体関係はそれ自体が一つの構造であると暗黙理に前提する。すると宇宙全体を最大の全体、最小の粒子(いまのところクォークレプトンのようなもの)も最小の部分とする、全体-部分の構造階層系列に、この世界はすべて包摂されてしまう。素粒子から始まって原子分子高分子細胞内小器官、細胞組織、器官、個体個体群、群衆生態系地球太陽系銀河系宇宙と連なる壮大な形態的部分-全体系のどの一つをとってみても、部分と部分の関係自体は、部分の性質還元できない何らかの実在と看做される。これに対して構造主義階層論は、全体主義階層論あるいは還元主義階層論によってア・プリオリに措定された、形態的部分-全体系列連続性の仮説を放棄して、水平面には構造の相違による、垂直面には構造列の相違による不連続面を構想する。たとえば構造主義生物学は、生物形成する空間には無生物からなる空間とは異なる生物固有の上位構造が具現していると考える。したがって単一細胞単一個体が同一の構造(列)下に包摂され、この空間の内部に関する限り全体論的な部分-全体関係が成立することを擁護する。

問. 「還元主義階層論」「全体主義階層論」「構造主義階層論」の違いを簡潔に説明せよ。

2017-04-26

命の価値について論じている最中細胞集合体、という位置まで「還元して」論を展開する以上還元主義ですがな

ああ

「命の価値」という命題を論じているやつらがいたのね

俺が言ったのは還元主義を持ち出すならなんだって適用できるだろ

命は細胞分裂だというのが還元主義なのですか

命=細胞分裂という還元主義を持ち出すなら、その鼻持ちならないエリート発言も全く意味をなさない水泡だわな。

文中のそのはどこを指してる

お答えどうぞ

さようならクソ雑魚ナメクジ

これがそのかな

単細胞生物ナメクジを持ち出したのはそちらなのだろう

2016-05-09

吉本隆明信者キモさは異常

一生○○(なんとなくエリートホーリズム的)と××(なんとなく大衆還元主義的)にわけて「僕は××の側に投票する…!」とかわけわからん見栄切ってろよ

2013-05-28

読み、考え、書く、その材料の一つが本

http://anond.hatelabo.jp/20130528133141

をよみ、「この文章を改変して批判し発展的なことを書いてみよう」と思いましたが、不幸なことに私にはその文章力がなかったので、むしろ端的に書いてみます

仰る通り、考えるやり方は人それぞれありますし、それを育み育てていくことはとても大事なのです。

また、その材料や燃料の"一部"に、例えば本が大きな比重を占めることは確かでしょう。

でも、読むだけではだめなのです。

大事なのは考えること、そしてそれを書いてみることです。その際に、批判的思考を常に持つべきです。また、読み・考え・書いている、その"テーマ"や"内容"に、どのような要素があるのか、それらがどのような関係性をもって動いているのか、様々な考え方やもの見方、いろんな軸で捉え直してみて、より深く発展させていくのです。

読み、考え、書く。

これは、インプット(入力)・プロセッシング(処理)・アウトプット(出力)に例えることができます

考える材料を、仕入れ、考え、そうして思ったことを書く。

材料はなんでもありです。ただ、考える時に"幾ら考えてもよく解らない"というのは、材料としては優れていません。

アウトプットも何でもよいのです。でもやっぱり、人によって表現やす形態があります

考えるやり方、これもなんでもありです。どのように考えてもよいでしょう。例えば、様々なテーマについて、たくさんの視点や背景から考えることができます。ひとによって背景や知識も違います

読み・考え・書く、この一連の流れのなかで、より貪欲に知的になろうと、つまり、より良く読み、より良く考え、より良く書こうと思うと、その為の材料必要になります

それが本であったり様々なメディアであったりするのです。

たくさん読むだけでは駄目なのです。世の中には様々な見方や考え方・捉え方の軸がありますから、それを仕入れることが必要です。また書く時にも、どのように書くのか何を書くのか、といった視点必要です。

ここで、要素還元主義と批判的思考を紹介したいと思います

要素還元主義とは、物事を部分に分けて考えてゆくやり方です。どのような要素があり、それらが、他の要素とどのような関係があるのか、どのような働きをするのか、と考えていきます

また、批判的思考(critical thinking)とは、物事をみるときに、果たしてそれは妥当なのか、と常に自身に問い続ける、そのような態度による思考をいいます

まり、読み・考え・書く、すべてにおいて、どのように読み、どのように考え、どのように書くのか、常に意識しながら行うことが、よりよい営みになるでしょう。

彼の指摘した、物事に対する批判が、妥当な批判になるかどうか、という課題については、こういった視点有効では、と思います

 
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