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2022-11-20

ホームレスから復帰した

しばらく前のことであるが、ホームレスになった。

IT企業派遣社員エンジニアとして働いていたが、パニック障害と鬱を発症して働けなくなった。

仕事をしばらく休んでもどうにも治らず、会社を辞めることになった。

この頃の貯金額は42万円程度だったと思う。

働かないと生きていけないので、自分の体に鞭打って、会社を探してテスターとして採用された。

三ヶ月間の試用期間でクビになった。休み休みだったし、鬱持ちの人を採用したくない気持ちはわかるので全く恨んでいない。

パニック障害電車に乗ることも電話することもできなくなった。

テスターをクビになってからしばらく引きこもりのようなことをしていて、お金が尽きた。

電気ガスが止まり水道が止まった。水道ライフラインから最後まで残してくれた。

今は冷静に「金のことは金の問題しかない」と思えるが、当時はそんなことに頭は回らず、残高は自分の残り寿命のものだった。

Suica を解約して数百円を得て、スーパーパスタを買って水でふやかして食べた。冷たい食べ物って不幸な気持ちになるんだな。

家賃滞納してもすぐ追い出されなかったのだが、いよいよそれも尽きた。ホームレス生活の始まりである

私は東京にいたので、炊き出しをしているという山谷にいった。炊き出しをもらうには別段チケットをもらう必要はなく、

そのまま炊き出しの列に並べば良いだけである。おばさんが事情も聞かずに温かいご飯をくれて、それだけで承認された気持ちだった。

かいごはんは人を幸せにする。自分好き嫌いなんか全く関係無く、ごはんが温かければ幸せになれるのだ。

ドヤで寝泊まりをして、だんだんドヤに泊まるお金も無くなっていき、ダンボール拝借して公園で寝るようになった。

ダンボール自体は快適なのだが、夜聞こえてくる若者の声が何より怖い。襲撃されるのではないかと常々警戒しなければならない。

眠りに落ちる前には「どうしてこんなことに」という思いが頭に思い浮かぶのが常だった。

しばらく公園で過ごしていたら話しかけてくる人が何人かいて、仕事福祉の窓口を紹介してくれるという。

これは手配師という人たちで働けそうなホームレス仕事を紹介してその上前はねる人々だった。

仕事のことを考えたらまたパニック発作が起こり、仕事をするくらいならホームレスのほうが幾分ましであるとしみじみ思い、話は受けなかった。

しか福祉のことも何やら話しており、そういえば私は福祉対象なのではないかと思い立ったのである

市役所福祉課の窓口で「食べるものが無いです、家も無いです」と伝えたところ、その場で2000円をくれた。

とはいえ私は生活保護の対象ではないという。数ヶ月前まで働いていたし、何より私はまだ働ける年齢である

今の一時的病気が治ればまた働けるのではないか、というようなことを伝えられた。納得するしかなかった。

「またここに来ればお金をもらえますか」と職員に聞いたところ、それは難しいという。

「どうしても現金が欲しいなら」と職員は言ってくれた。「大阪までの新幹線代を片道分ならお渡しできます」と。

まり私を大阪に行かせて東京都のホームレス減らしをしようという魂胆である福祉現場ではそのような状況のようだ。

インターネット上でそのような話は見聞きしないので、おそらくそ市役所の一部の職員ホームレス減らしのためにやっている施策であって、東京都の組織的ものではないのだろう。


大阪の人が優しいというのは、嘘であるしか東京ホームレスをするよりも物価が安く、なんとか生活できる。

ドヤも山谷より安いところもあり、邪知暴虐な人がいることを除けば私でも生活をすることができた。

いくつか仕事もした。おそらくインターネットの人々にウケが良いだろうという話が一つある。

ドヤの前で座っていると、同じような浮浪者風の男に話しかけられた。リュックサック堺区百舌鳥まで届ければ一万円をくれるというのだ。

おそらく怪しいブツだろうとわかったものの、私にとって法律重要度は下がっていたため引き受けることにした。

指定された住所に行って人を見つけてそのリュックサックを渡したら「いくら?」と聞かれて、何を聞かれているのかわからなかったが、

「一万円です」と言ったらその場で一万円札を渡してもらった。

だんだん身体にドヤの空気が染み付いていった。そしたら、パニック発作がでなくなっていった。

私の場合パニック発作は、仕事がうまくできない自分へのストレスだったのだ。

今の私は、もう私に何も期待していない。期待していないから落胆も無いというわけである

プログラミングは、人よりほんの少し得意だと思う。

それでもまた一から勉強した。当時は半導体不足前だったので Raspberry Pi普通に売っており、これを買って Python をやり始めた。

ドヤのテレビ接続してみたら、働いていた頃の画面と映りが全く違かったので笑ってしまった。いつぶりに笑っただろうか。

市役所福祉課でお願いしたら Python の教材を印刷してくれたので、それを読みながら勉強していった。

仕事に戻ろう」と思い始めた。まともな会社はきっと私を採用しないことはわかっていたから、スタートアップ企業を狙うことにした。

きっと世の中には、資金調達がうまくいってお金はあるものの人手が足りない企業があるはずだ。

探してみるとそのような会社結構あることがわかった(PRTIMES の資金調達記事ほとんど全部読んだと思う)。

面接時に私が泣いてしまうなどのトラブルがありつつも、無事とある東京会社採用された。

一部福祉の力を借りつつ、なんとか家を見つけた。会社からMacbook ProASUS の 27 インチ 4K モニターなどが支給され、

「これを売りに出せば数十万円得られるのに、どうして私に預けられるのだろう」と不思議にも思ったが、

だんだんシャバ空気を思い出して馴染んでいった。

久しぶりの自宅でごはんを食べる。サトウのご飯と卵を使ってチャーハン風の卵炒めご飯を作った。

まともな部屋で自炊したらさぞかし美味しいのかと思ったら、もそもそとした味で、そううまくいかないよなと笑った。

ふと炊き出しを思い出す。美味しいものもあったし、たまにはそうでないものもあった。

私のチャーハンごはんもあまり美味しくない。しかしそれでも、温かいごはんは人を幸せにするのである

2022-06-17

[]ピサンゴレン

インドネシアなど東南アジアで広く親しまれているデザート

簡単に言えば「揚げバナナ」で、バナナに衣をつけて油で揚げたものである。衣は無いこともある。

インドネシア語で「ピサン」がバナナ、「ゴレン」が揚げるとか炒めるという意味らしい。

ちなみに「ナシゴレン」は炒めご飯、「ミーゴレン」は炒め麺という意味になる。

2018-01-15

スーパーで売ってるガパオの素に結構ハマっている

素なくせに砂糖醤油を別で入れさせるのはもうちょっと頑張れよ!と思うけど、

二人分で100円だしなあー

ガパオ鶏肉そぼろ炒めご飯なわけだけど、

目玉焼きを載せるっていうのがちょっとしたアイディアだなーと思う

辛いののちょっとした緩和剤になるので、黄身はどろどろの方がいい

 
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