今の自分の観測範囲外に、観測範囲内で一番面白い漫画の10倍面白い漫画があるのだとしたら、これはもう観測範囲を広げるしかないわけで。
死ぬその瞬間までその10倍面白い漫画を知らなかったらすごく悔いが残ると思う。
今はwikipediaの漫画雑誌一覧やレーベル一覧からも情報を辿れないひとり出版社や独立系出版社というものが続々出ているらしい。
独立系出版社で出されているのはちょっとその概要を調べる限りはルポや小説が主なイメージだが、おそらく漫画を出している出版社も絶対にある。
もしもそのなかに自分にとって一番刺さる漫画があるんだとしたら、見つけるまでは死んでも死にきれない。
むしろ、はっきりいってその漫画以外の漫画を読んでいた今までの時間の方が時間の無駄だと思うぐらいで、もし神様が漫画というものに興味を持った瞬間に俺にとっての一番面白い漫画を提示してくれたなら、漫画を読むときはそれだけを読むと言うのが時間の最も有意義な使い方だと思う。
今俺が漫然と数週間後には読んだことも忘れるような漫画を読んでしまっているのは、発掘行為に対する苦しさへの逃避と、一時しのぎの中途半端な楽しさを享受するための妥協に過ぎないのだ…。
脱線気味なので話を本題に戻す。
つまりそういうひとり出版社とか独立系出版社にしか漫画を出してない人が、読者であった以前にはその漫画家や出版社の人間とリアルでのつながりがなかったような読者と需給の関係を結んでいる事例があってもおかしくないと思うわけだ。
そのようなリアルでのつながりがなかったような読者、つまり読者になる以前にはその人と友達でも、ご近所さん等地理的な距離による地縁があるでも、職場の人間でも、その他あらゆるリアルのつながりがなかった読者は、どうやってその出版社や漫画家を知ったのだろうと思うわけだ。
漫画通には単なるメジャーマイナーではなく、そういう漫画家を知る(発掘する)方法を会得していて、そういった漫画家の読者の一員に滑り込むことさえできる猛者もいるんだと思う。
私はその方法を知りたいのだが、問題を単純化するため、リアルの中で見つける方法はひとまず置いておいて、まずは「インターネット上のそういった出版社をどうやって見つけているのか」ということに話題を限らせてほしい。
今まで書き忘れていたが、そういうわけで私が今念頭に置いている出版社はネット上にSNSでの発信やサイトを開いているという前提が条件としてついてくる。それがないとリアルの中で探すしかなくなってしまって話がややこしくなるので。
具体的に方法として訊きたいのは、たとえば検索ワードを選定するときに意識していることはあるかといったことだ。言い換えれば、そういう出版社とかが出て来るような検索キーワードで意識的あるいは無意識的にググるセンスをどうやって磨いているのかということが知りたい。いうまでもなく言葉を知らない奴より言葉をたくさん知っている奴の方が検索の世界では強いし、さらにやみくもに言葉を打つよりもその界隈の情報がヒットそやすい語群というのがあるわけだ。たとえばこれは倫理的に悪い例だが、ネットでアニメを見る人は単にヘボン式の綴りの知識だけでなく、日本語タイトルをローマ字にしたときどこで区切るものかということを心得ていたりする、みたいなことがある。その変換が半ば瞬時にできるぐらい研ぎ澄まされている。
さすがに「ひとり出版社」と検索して漫画を出している出版社がごろごろ出るほど甘くはないわけで、一つ捻った言葉で検索するセンスが必要なのだとはわかるわけだ。
俺がやってるのが検索時は適度にゆっくり入力して、検索サジェストに出て来る言葉で知らない言葉で漫画関係っぽいものは片っ端から検索することと、あえてたまに誤字って検索してセレンディピティを誘発させたりしてるが、今のところ収穫はないので、これらの方法はだめそうだ。
というわけでそういう出版社にたどり着いたことがある諸賢が見ているなら、そのとっている方法を教えてほしい。
dorawiiより
もしも商業漫画よりも同人誌に面白いものがあるんだとしても、それはまあいっかと思えてしまう。これはもう俺が思えるか思えないかという問題なんだけど、同人誌を探すきりのなさは身に染みてわかっているので、あきらめがついてしまうという感じかな。商業で一番面白いのが見つかれば十分なんだ。
なので勝手ながら、出版社(法人)と契約してる漫画家縛りとさせていただきたい。
出版社を介している以上個人出版(自費出版)ではないものだと思ってたんだけど違うの?逆にkindle無料漫画とかもろ個人出版の典型例だよね。
あくまで俺の興味は同人誌ではなくビジネスとして仕事上のパートナーからマネー(原稿料等)を得る対価として作られた作品にある。
全く趣味で作られた(ものでもないものもあるがこの際細かいことはどうでもいい)同人誌はさすがに有象無象としてどうでもいいやと割り切れるので。
それ、たどり着く先は、ひとり出版社ではなくて個人サークルなんでは・・。 メロンブックスやとらの穴に委託販売すれば、ほぼほぼ一人で漫画らしきものを売り続けられる時代ですし...
ちょっと視点が違うのだが、今は電子書籍サイトも無数にある。 でもどんな電子書籍サイトでも、wikipediaでも辿れないような出版社の作品だけ載せているなんてことはないと思う。そん...
そのレベルだとおそらく個人出版の規模がほとんどなので カテゴリーとしては同人誌と認識しといたほうがいいぜ。
出版社を介している以上個人出版(自費出版)ではないものだと思ってたんだけど違うの? あくまで俺の興味は同人誌ではなくビジネスとして他者からマネーを得る対価として作られた作...
同人屋がバカ売れして、節税のために法人化してるだけなんちゃうんか・・
ひとり出版社とかいうのは、コミケみたいな意味での同人とは異なる文脈で発生した概念だよ
もし神様が漫画というものに興味を持った瞬間に俺にとっての一番面白い漫画を提示してくれたなら、漫画を読むときはそれだけを読むと言うのが時間の最も有意義な使い方だと思う。...
b:id:sds-page ニコニコ漫画見てると漫画雑誌で連載してる物から同人漫画まで玉石混交で流れてくる ニコニコ漫画に出張してるような出版社や全部wikiに載ってるとこだろ。 同じようにpix...
コミティアに行くべし
昔は本屋に貼ってあるコミックの新刊案内(全社が載ってる一覧表)をよく見てたけど、今もあるのかねアレ。 月に1冊出せるかどうかの零細でも載ってるから、あれで探すのがいいので...
普段アニメ見ない俺でも深夜帯のバラエティとかが全然自分に刺さらないのがタイムテーブル全局占めてたりするとなぜか同時間にやってるアニメを見るのが一番苦痛ない暇つぶしにな...
そういうインディーズ的なところで出てくる作品を一番チェックしている、 アンテナを張っている人ってのはさ、漫画通とかじゃないんだ。 同業者なんだよ。具体的にいうと大手の若手...
仕事は所詮仕事。趣味の熱量による行動力にはかなわないものだと思うけど。
古書店の主には趣味が高じてそうなった人もいる。 もちろん結局事業化(収益化)しなかった人もいる。 漫画通と職業出版人に明らかな差はないと思う。
世の中的には駄作だけど自分的には10倍面白い、みたいなことが多いなら別だけど。 多寡は問題じゃなくて、どんなに少なかろうがそういう可能性が0ではないなら、観測範囲を広げて...
そのプロセスにこだわる感じいかにもit屋っぽい だけど行動よりも思考が先行して結局あまり成果を出せてない自分にいらいらしてると見た
書籍化されてない傑作なんてごまんとあるのに…… 誰もが商業でやりたいと思っているわけじゃないよ 情報共有の発達した現代なら尚更の話
書籍化されてないものは漫画として興味持てないんだろう。まあそれも人それぞれでいいと思うし一つのこだわりだと思う 小泉さんでもどこまでの変わり種までラーメンとして認められ...
それは結局偶然性によるものを下手な弾数撃ちゃ当たる式でカバーしてるということなのか。 作業量の単純な多さによるものなのか。 特に技術もなく漫然と見ている量が漫画通よりも多...