2021-02-19

簡単なのにQOLが爆上がりするチャリメンテ

暖かくなってきたといえば自転車

コロナで出不精になっている人も自転車に乗ろう。

ただちょっとまって。

自転車に乗るときちょっとしたことに気をつけるだけで快適さが格段に上がるから

別に本格的な自転車じゃなくても、ママチャリでも大事な部分は変わらないよ。

ということで一気に羅列!

タイヤ空気

自転車乗りには当たり前すぎることだけど結構抜けてる人いるよね。

タイヤ空気が入ると、タイヤ自体の地面に対する接地面が減るので摩擦が減ります

摩擦が減るということは、つまり余計なエネルギー消失がなくなるということ。

まりまり漕いだエネルギーが失われづらくなるから、快適に進むってこと。

それに空気圧が低いと中のチューブホイールと段差に挟まれパンクも起こりやすくなるから危険です。

少なくとも月に一回、もしくは乗る前に必ずタイヤを指で押してみて、弾力が弱ければ空気を入れましょう。

・チェーンや駆動部の油

乗っているときにキコキコ言い出したらチェーンの油がなくなってると思ったほうがいいです。

便利なのはCRCスプレー。いわゆるクレ556。

ペダルクルクル逆回転させながら、ギアとチェーンが噛み合う部分にスプレーすれば全体に満遍なく行き渡ります

油をさすと錆びによる摩擦が緩和されるので、要するに余計なエネルギー消失がなくなって漕ぎやすくなるということ。

同様に、油をさすポイントとしては主に回転する場所

タイヤの付け根、ペダルの足を乗せる部分やギアの回転部分など。

要するに回転しながら摩擦が発生する場所に油をさしてあげることで回転をスムーズにすればいいって考えるとわかりやすいです。

ブレーキ

ブレーキワイヤーは使っていれば伸びてきます

それにブレーキパッドも使っていれば減っていきます

このどちらもが作用することで、ブレーキを握っても効きが悪くなってきます

ブレーキの効きが悪い=制動距離が長くなる分スピードが出せなくなる。という無意識ストレスの原因となります

ブレーキを握ってみて、タイヤを押さえるときの力の伝わりが悪いなって思ったら、ワイヤーのテンションを調整しましょう。

ブレーキパッドは自分で交換もできるけど、左右の調整とか開きとかにちょこっとだけコツが必要なので、購入店で交換してもらうようにしましょう。

サドル

いわゆる座るところ。

サドルというのは実は自転車を乗る上でとても重要ものです。

まずは高さについて説明

サドルの高さは、基本的に無理なく地面に足がつく高さである必要があります

道交法で定められたものでもありますが、いつでも足が地面につくという心理的安全性が何より大事からです。

その上で、ペダルが一番下になったときにできるだけ足が伸びる高さに調整しましょう。

サドルが低すぎると、膝が中途半端に曲がったままペダルを漕ぎ続けることになり膝への負担が大きくなってしまうからです。

次に硬さや形状について。

ママチャリはゆったりと座って長時間乗ったり、街中の段差に耐えられるように比較的大きくてクッションが強い作りになっています

しかし、例えばスポーツ自転車場合だと、サドルが大きくて柔らかいと漕いだときももが下に下がった状態になることをサドルが反発してしまます

そうなれば漕いだエネルギー無駄消失してしまうので、少しのクッションを犠牲にしてでも座面の小さい尖ったサドルのほうがおすすめになります

まずは通販サイトなどで手に入る手頃な価格な割に評価の高いものなど試してみるとよいと思います

ギア比率

ペダルの重さを変えることのできるギア調整について、いつも同じギアのままにしていたりしませんか?

どういうときに変えればいいのかいまいち分かりづらいギア比率ですが、とてもシンプルルールがあるので覚えて帰りましょう。

それが、1分間に100回転です。

走行中に、ペダルを1分間に100回転させるくらいで走ると、もっと負担なく走れる状態だと言われています

まり、漕ぎ始めはギアを軽く、スピードがでてきて足の回転が余剰になり始めたらギアを重くしていくという感じです。

100回転ってどれくらい?って思うかも知れませんが、1秒に1.5回転くらいと思えばなんとなくわかりやすいかも知れません。

重いギアのまま力任せに漕いでいる人をたまに見かけますが、すぐに足に乳酸が溜まってしまだけでなく、膝の故障もつながりますので注意しましょう。

ハンドルの高さ

ママチャリではあまり関係ない内容です。

自転車で快適に走行するためには、空気抵抗がとても大切になります

スポーツタイプ自転車場合ハンドルの高さを下げることで上半身が下がり、空気抵抗が少なくなることで走行速度が改善されます

ただし、常に前傾姿勢を維持することになるために、腕力を始めとする体幹の強さが必要になります

自転車に乗りなれてきたら徐々に下げていくとよいでしょう。

ライトの角度

夜道を安全に走るための注意点です。

最近では車のヘッドライトと見分けがつかないくらいに明るいLEDも増えてきました。

ここで注意したいのは、ライトがいわゆるハイビーム状態にならないようにすることです。

前照灯役割は、はっきりいって対向車や歩行者に居場所を知らせるためだと思ってください。

特に街中では、暗い夜道を照らせるほどの光量がそもそもありません。

それなのに、前方の歩行者の顔が確認できるような高さに調整してしまえば、歩行者にとっては目くらましのような危険状態押し付けていることになります

これは車のドライバーにも言えることで、そのライトが眩しすぎるせいで、周囲の安全確認が行えない状況に陥ってしまうことにもつながります

本来安全性を一番に考えるなら、3~5m先の地面が照らされている状況が障害物の発見などにつながり理想的と言えます

夜道を走っているとき、数メートル先に前照灯の反射が見られないようであれば、角度が高すぎることを意味しているので、周囲の安全確認した上で調整しましょう。

うん。というか、ハイビームのまま販売するような販売店は本当に滅びろって思う。お前らが啓蒙しなくて誰がするんだよ。

潜在的事故の原因になりえてることなので、早急にメーカー団体などによるガイドライン化を望みます

以上。コロナ流行ってから久々に乗ったなーって人は一度見直してみてください。

もし手つかずのまま乗っていたとしたら劇的な変化があるはず!

自転車はよく走ってよく止まるのが一番。

そこに関係する部分だけピンポイントメンテナンスするだけでQOL爆上がり間違いなしです。

快適なチャリライフを!

  • 先生!最近隣の区が自転車保険を義務化しました!うちの区もそろそろ・・・です! なんかおすすめありますか!

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