はてなキーワード: 県警対組織暴力とは
フィクションではマナーの悪い人や犯罪者はやけに(エセ)関西弁話者が多い。
ときにはストーリーに何も関係ないのにマナーの悪い大阪人が出てくる。
たとえばこの秋に地上波でやっていた「警視庁ゼロ係」という小泉孝太郎主演のドラマのある回では、遊園地が爆破事件の現場になるわけだが、
その遊園地のアトラクション待ちの行列に「あたしら大阪から来たんや」とか言いながら割り込むオバちゃん三人組が出てくる。
けれどもオバちゃんたちが大阪から来たという設定はストーリーに何も関わらないし、行列に割り込むというマナーの悪さもストーリーに関係ない。
一体どういう目的でマナーの悪い大阪人を出したのか?ストーリーの必然性がないのになぜ大阪人なのか?
現実では、暴力団構成員は絶対数でも単位人口あたりでも東京のほうが多いのにもかかわらずだ。
加えて新宿はチャイニーズマフィア、六本木はナイジェリアンマフィアが跋扈している現状、暴力団という意味では東京の方がよほど怖い。
以前私は東京都港区に住んで、働いていたが、そうした地元民にとってさえ夜の六本木は近寄りがたかった。
まあ店に入らず、道ばたの人と不必要に話したりしなかったら犯罪に巻き込まれるリスクは低いけれど。
ドラマや映画の制作会社は東京に所在していることが多いのだから、東京の現実を反映して、暴力団員は東京の人間という設定にしてくれればいいのに。
※フィクション中の暴力団は大阪だけでなく広島も多いだろと突っ込まれそうだが、それは「仁義なき戦い」や実録ヤクザものの源流である「県警対組織暴力」が広島を舞台にしていた影響であると考えられる。なのでフィクションの暴力団員に"なぜか"大阪人が多いこととは別問題である。
また、貧乏で歯のないアル中のおじさんも関西弁を喋っていることが多い。
しかし現実では、生活保護の受給者は絶対数も受給割合も東京が多い。
東京のメディアなのだから、こうした人物は東京の人間という設定にしてもらうことが自然だと私は感じるが、なぜか大阪人や関西人が多い。
仮に在阪メディアなら大阪人や関西人を悪者にするのは構わないと私は感じる。現実で彼らのまわりいるのが関西人である以上、善人もそして悪人も関西人が多いのだから。
けれどもなぜか東京のメディアが大阪を悪者にしたがっている。なぜ札幌、仙台、新潟、金沢ではなくて大阪なのか?
私は大阪にも東京にも、その他の都道府県にも住んだことがあるが、なぜ大阪人がフィクションで悪者にされるのか理由がわからない。
私は今は大阪ではなく周辺の別の自治体に住んでいるけど、以前は大阪に住んでいたからそれなりに愛着がある。それに身の回りに大阪出身・在住の人は多い。