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2010-12-04

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101204/stt1012040201000-n1.htm

鳩山首相、年内にも引退撤回正式表明へ

 民主党鳩山由紀夫首相が今月中に政界引退の撤回を正式に発表する意向を示していることが3日、わかった。複数の党関係者が明らかにした

 引退撤回を表明するのには、民主党菅直人内閣支持率が急落し、菅首相政権運営が厳しくなる中で再び発言力を増したいとの計算がある。しかし、自らの出処進退について前言を翻すことに対し、野党のみならず党内からも批判が噴出しそうだ。

 鳩山氏は、11月下旬、複数の党関係者に「12月中に発表したい」と伝えた。

 首相退陣時には「次の衆院選には出馬しない」と言明し、衆院議員任期限りで政界を引退すると表明していた。

 しかし、7月に地元北海道苫小牧市内で開かれた後援会拡大役員会で「国益資する形で身の振り方を考えたい」と、引退方針を撤回する可能性を示唆。10月には訪問先のベトナムハノイ自分なりの役割を投げ出していいのかという声をもらっている。議員を続ける方向に気持ちが傾いてきた」と語っていた。

北海道のこいつの選挙区民って、ぶっちゃけこいつの事どう思ってんの?

2010-10-26

http://anond.hatelabo.jp/20101026094104

いや、みんなそんなことはわかった上で(議員の言わんとすることはわかった上で)

人権平等の時代にそんな身分格差みたいな法律ないわ」って言ってるんだよアホ


まあこういう奴も居るわけだからはてサの皆さんも

もって回ったイヤミコメント大会やってる暇があったら

ハッキリパッキリ「ここが問題だ」って書くコメントの方が

よほど世の中に資するし、見てる人からの心象も良く成ると思うんだけどね。


ついでに言えばはてサイヤミ韜晦のセンスがある奴の率って物凄く低い。片手の指で足りるほどしかいない。

スマートさの欠片もなく、敵意悪意攻撃意欲がにじみ出てるだけの小学生の悪口になってることがほとんどだから

センスの無さは自覚して控えるか磨くかした方がよいと思う。

2010-08-23

建築基準法

建築基準法

昭和二十五年五月二十四日法律第二百一号)

最終改正:平成二〇年五月二三日法律第四〇号

 第一章 総則(第一条―第十八条の三)

 第二章 建築物の敷地、構造及び建築設備(第十九条―第四十一条)

 第三章 都市計画区域等における建築物の敷地、構造建築設備及び用途

  第一節 総則(第四十一条の二・第四十二条

  第二節 建築物又はその敷地と道路又は壁面線との関係等(第四十三条―第四十七条

  第三節 建築物の用途(第四十八条―第五十一条)

  第四節 建築物の敷地及び構造(第五十二条―第六十条

  第四節の二 都市再生特別地区(第六十条の二)

  第五節 防火地域(第六十一条―第六十七条

  第五節の二 特定防災街区整備地区(第六十七条の二)

  第六節 景観地区(第六十八条

  第七節 地区計画等の区域(第六十八条の二―第六十八条の八)

  第八節 都市計画区域及び準都市計画区域以外の区域内の建築物の敷地及び構造(第六十八条の九)

 第三章の二 型式適合認定等(第六十八条の十―第六十八条の二十六)

 第四章 建築協定(第六十九条―第七十七条

 第四章の二 指定資格検定機関

  第一節 指定資格検定機関(第七十七条の二―第七十七条の十七)

  第二節 指定確認検査機関(第七十七条の十八―第七十七条の三十五)

  第三節 指定構造計算適合性判定機関(第七十七条の三十五の二―第七十七条の三十五の十五)

  第四節 指定認定機関等(第七十七条の三十六―第七十七条の五十五)

  第五節 指定性能評価機関等(第七十七条五十六・第七十七条の五十七)

 第四章の三 建築基準適合判定資格者の登録(第七十七条の五十八―第七十七条の六十五)

 第五章 建築審査会(第七十八条―第八十三条)

 第六章 雑則(第八十四条―第九十七条の六)

 第七章 罰則(第九十八条―第百六条

 附則

   第一章 総則

目的

第一条  この法律は、建築物の敷地、構造設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民生命健康及び財産保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。

2010-08-18

http://anond.hatelabo.jp/20100818053231

生計を共にし、愛し合うパートナーたちが受け取れるはずの社会的保証や補助の制度が受取れない。

うん、だって社会構成員(子供)の再生産に資する家族じゃないからね☆

2010-08-13

エロゲとか萌えアニメって結局の所、精神貧困ビジネスだな。

精神的に貧困人間を対象にしてるビジネスなんだな~と最近つくづく思う。

エロゲはお前ら精神貧困を食い物にしてるんだよ。

~~まず貧困ビジネスとは

貧困ビジネスとは「貧困層ターゲットにしていて、かつ貧困からの脱却に資することなく、貧困固定化するビジネス」という意味

これってエロゲまんまじゃん。

金銭的ではなく、精神的な面で未熟で異性を渇望している精神貧困層ターゲットとしている。

かつ脱却に資することなく、精神的な貧困者を固定化するビジネス

定義が完全に一致。

例えばエロゲとかしていたとしても、

大人になって社会的にきちんと成熟できた人はどんどんやめていってしまう。

大体学生から社会人数年目までになった辺りで”卒業”する人がある程度の割合で存在するが、

そうでない精神的に未熟なままの層はエロゲ萌えアニメから脱却できず精神的な貧困層固定化されるという訳だ。

貧困ビジネスを考えた人はこうも書いている。

良い貧困ビジネスというモノはない。貧困は克服されなければいけないモノであって、貧困ビジネスも克服されなければいけないのだ。

これは精神貧困にも当てはまるが、社会的に人は成熟すべきなのだ。

精神貧困ビジネスも克服されなければいけない。

しかしエロゲなどを買いあさる重症者は現実から逃避し続けている。

エロゲ等ただの絵に過ぎないのに、それをありがたがるエロゲ購入者

そのような人間処女処女!と叫んでいる。

彼らは配偶者を得ることなく無縁死する事が現時点で確定している訳であるが、

秋葉原加藤の例もあるように無縁死する前に犯罪者になる可能性も非常に高い。

事態は貧困ビジネスよりも深く暗い問題を抱えているように思える。

2010-06-13

http://anond.hatelabo.jp/20100613045710

でも、現状でも石油関係は税金が結構かかってるけど、それによって経済発展は遅くなってるの?

もちろん。

ただ、その悪影響を緩和するため、石油関係税収は税目別に道路財源とか別の方向で経済発展に資する特定の目的専用にしか使えないようになってるし、産業用中心の軽油税を民生用中心のガソリン税に比べて低税率にしてたりするわけだ。

元増田

無意味に税をかければ、経済発展が他国より遅くなる。それだけのこと。

という発言はこういう現実の税制の発想を踏まえて言ってる(賛否はあるかもしれんが)事実に基づく真っ当な認識だと思うよ。

2010-05-10

http://anond.hatelabo.jp/20100510115509

http://enterprisezine.jp/article/detail/2197?p=3

 現在民主党政権では、基本的な東アジアにおける脅威認識が薄いと私は考えています。なぜなら、現政権が非常に反米リベラル的な考え方で、中国という国が日本国家にとって、現在においても将来においても、脅威だとは考えていないからです。

 ですから、鳩山政権に変わってから、脅威という言葉中国に対して使わず、中国空母を持つと言っても、そのことに対して懸念を表明したことが一切ない。しかし、中国の脅威を抑止できるのは、日本だけではできません。これまで、日米安全保障体制に基づくアメリカの抑止と日本対応できる防衛力を組み合わせて抑止してきたわけです。

 ところが、現政権には対中脅威感がないわけですから、アメリカの抑止というものに対してアンダーエステメイト(過小評価)しているのですね。アンダーエステメイトしているから、普天間基地は、海外、難しければ県外でいいと言っているわけです。仮に米軍基地海外や県外に移設してしまったら、日本には即座に抑止できる能力というのはないので、力の空白ができてしまいます。その分だけ日本が防衛力を増やして、自国で補填するというならまだしも、それもしない。

 日本の防衛費は8年連続で減っています、一方、中国軍事費は年々増加しています。ですから、抑止の力を落としておいて、日本の防衛力を減らしたままでしたら、危うくなるばかりです。しかし、今の現政権はそうではない。中国は脅威とみるべきではないという議論になっているわけです。脅威認識がズレているのです。

 いま何が危機かというと、東アジアにおける我が国が置かれている将来展望について、一番深刻な中国、あるいは北朝鮮に対して脅威感がない点です。したがって、日米同盟に基づくアメリカ抑止力について軽視とは言わないけれど、従来のように重視しておらず、前政権からの政策の一貫性もない。このままでは日米の安全保障の基盤そのものが揺らぐ恐れもあります。

 重視していないから海兵隊普天間基地は、外に出していいと言い出す。つまりそういうことを平気でやる政権ですから、日本は何を考えているんだろうかとアメリカは不信感を募らせているのです。つまり、脅威感や危機に備える意識が乏しいのでしょうね。

民主党を理解するための基本事項として、閣僚の多くが中国を仮想敵国だと認識していない点がある。中国が隠そうともしていない前時代的な覇権主義の毒牙が、自分達に向かうかもしれないとはこれっぽっちも思っていない。中国軍拡についてまともに言及しているのは後にも先にも前原一人だけ。

それは、鳩山の長年の持論である「駐留無き安保」や「沖縄抑止力は要らないと思ってた」発言、小沢の「第七艦隊だけで良い」発言や、天皇をダシにしてまでの中国への擦り寄り、仙谷の「(事業仕分けは)政治文化大革命」と自画自賛する発言などからも見て取れる。少なくともこの三人は中国危険だと認識していない。もしくは、中国の支配下に入る事が日本国益資するガチで考えてる

外相岡田防相の北側はその中では若干マシな部類だと思われるが、与党内の空気を読んで発言してないのかもな。

2010-04-26

http://anond.hatelabo.jp/20100426120454

誰が「目先の利益に限定しろ」なんて言った?「金に限定しろ」と誰が言った?数字にすると分かりやすいから例にしただけだろう。10年後のための投資として必要なら、そう言えば良い。20年後50年後100年後のために必要なら、そう言えば良い。得られるものだって、金でも名誉でも科学の発展でも何でも良いさ。

はい

君の書き込みを見返そう。

そういう曲解はかっこわるい。

そりゃなれるもんなら世界一になった方が良いのは明らかだが、問題なのは予算を投じる価値があるかどうかだろう。

その「世界一」が100億円の利益を生むのなら、100億円までの投資は採算が合うことになる。でも、せいぜい100億円の価値しかないのに、200億円とか投入するのは、ただの無駄使いだろう。そういう視点からは、世界1位を諦めた方が国益資することだってあるんだよ。

利益と金額の話しかしてないね。

これが「目先の利益の話」でなくてなんだ?

今突然

20年後50年後100年後のために必要なら、そう言えば良い。

なんて言い出したが、まさかそんな長期スパン利益を算定できるとか寝言言うわけじゃないよね?


君はさあ、

「曲解しだしたな!」とか

レッテルを貼り始めたな!」とか

毎度文頭に子供じみた言い逃れをつける前に

自分の発言に責任もつようにしていこうね。

http://anond.hatelabo.jp/20100426014529

そういう曲解はかっこわるい。

そりゃなれるもんなら世界一になった方が良いのは明らかだが、問題なのは予算を投じる価値があるかどうかだろう。

その「世界一」が100億円の利益を生むのなら、100億円までの投資は採算が合うことになる。でも、せいぜい100億円の価値しかないのに、200億円とか投入するのは、ただの無駄使いだろう。そういう視点からは、世界1位を諦めた方が国益資することだってあるんだよ。

そういう話がしたくて「世界一になる意義」を聞かれてるのに、採算意識のない馬鹿科学者感情論で反発して、自分の間抜けさを露呈したって言うのがあの事件の実態だよ。

2010-03-24

日本にはマスメディアの危機なんてない。あるのは社員の高すぎる給料だけだ。

ttp://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51672231.html

みんな目をつぶって胸に手を当ててよく考えてほしい。

日本マスメディアで働く人たち、そして彼らが我々日本国民に提供するサービス、つまりテレビ番組新聞ニュース、これらのサービスメイド・インジャパンプロダクトを作り、それを世界に売る日本メーカーエンジニアたちの2倍の給料に本当に資するのかどうかを。

日本マスメディアは、本当に我々の社会を豊かにする報道をしてきのだろうか?

そして、国家権力を監視するというジャーナリズムの役割を真摯に担ってきたのだろうか?

本当にメーカー社員の2倍の給料をもらうだけの社会貢献をしてきのだろうか?

2010-03-18

非実在青少年等に関する話

まず、条例目的を明確に認識すべきである。

話が錯綜していて、何についてどのように法(条例)整備していくかが、整理できていない人がいる。

 

今回の条例目的は、青少年健全育成である。これはどういうことかというと、表現自体の是非ではなく、その表現青少年に与える影響が問題となってくると言う事。青少年を取り巻く環境を整えるのがその趣旨なはずなのである。

 

まず、今回の都の条例改正は青少年健全な育成に資するために行われる。そのためのアプローチをして、青少年を取り巻く環境を整備していこうと言う文脈で、今回の非実在青少年等の問題が遡上にあがっているわけだ。

で、実際の成年向け雑誌については、現在販売場をゾーニングして販売している。現在施行されている都の条例に置いても、既に「著しく性的感情を刺激し、甚だしく残虐性を助長し、又は著しく自殺若しくは犯罪を誘発するもの」として都の基準において不健全な図書類を指定して、その販売について規制を行っているところである。

 

問題とされる図書は、上記の基準で十分指定できる範囲の物であると解するし、それらを含む成年向け書籍は、現実ゾーニングされて青少年が容易に触れることのないように流通されているものである。

まっとうな青少年環境に、これらの不健全な図書類は存在しえないのである。

なのに、これ以上の規制がどうして必要になるのか?

確かに、これらの図書の中には眉を顰めるような醜悪な描写は多数存在する。しかしそれは、分別あるとされる成人に向けて販売されるものであり、もとより青少年が消費することを目的としていないし、そうすることもないよう仕組みを作ってきている。

もう一度言う。なのに、これ以上の規制がどうして必要になるのか?

 

これ以上の規制が必要だとするならば、やはり規制しようとする側は現在以上の適用範囲を考えていると言うことであり、つまりドラゴンボールなりドラえもんなり、そういった今までは特に問題視されていなかった書籍規制視野に入れていると言うことである。(勿論、極論をあげているだけだが、実際にその危惧がないと言えるのか?都の担当者は、そんなことはないと言っているようだが、ならば何故、今までより適用範囲を広げるような条例改正を行おうとするのか)

 

こと、青少年健全育成の文脈で語る限り、今ある条例で必要な要件は満たしているのである。運用について不備があるならば、都が指導し改善すればよい。適用範囲も不明確な曖昧な基準を作ってまで改正を行う必要はないと私は考える。

 

ぶっちゃけて言おう。ってか、言え。規制を行おうとする側は、成年向けとされる分野の一部の性的嗜好について、存在自体が許せないってことなのだろう?年端もいかない少女に対して欲情するような存在が(それが例えこれまで犯罪行為をしていない者でも)、同じ社会で同じ空気を吸っているということ自体許すことが出来ないのだろ?

或いは、精通したばかりの少年母親に欲望の目を向ける漫画の存在を知って、かわいい息子が自分に対して同じ欲望を持っているのではと恐れてみたり、父親が抵抗できない娘を手篭めにする漫画を見て、愛する夫も同様の欲望を秘めているのではと恐れて、そんな可能性を見せ付けたそれらの表現自体が許せないだけだろう?

ならば、青少年健全育成などというお題目を持ち出さずに、面と向かって言えばいいじゃないか。「お前らいい歳こいて、マンガで欲情してるのはキモいんだよ」と。

1冊1,000円前後もする単行本を影響受けるほど集めることの出来る青少年なんて、全国探しても%の数字も出てきやしないよ。青少年が、これらの表現健全な育成を阻害される可能性はきわめて低いんだよ

 

 

と、フェアじゃないから、意図的に避けてきた部分について触れておきます。

少年誌って括りになるのかな?チャンピオンREDいちごとか、そのへんの疑似エロ系のマンガ。あの辺をスポットで狙い撃ちしようとしている場合は、ちょっと擁護が難しいのかな・・・と思ってます。明確にゾーニングされていない雑誌とかで、行き過ぎと思われる表現チキンレースのように繰り広げている作品群については、とにかく自重しろ・・・と思わずにはいられません。

もうひとつインターネットまわりの環境。これも明確にゾーニングが出来るとは思っていません。その気になれば、どこまでも知的好奇心を充足できる環境があり、フィルター等の有効性も限定的であると言わざるをえません。それでも、今回のネット周りの規制はなんとなくズレてる感を覚えずにはいられません。

あと、自分の観測範囲の問題でBLに関する考察はできていません。この辺は穴かも

2010-03-10

Evernoteによる情報非共有化の始まり

最近大絶賛じゃないですか、Evernote

ライフハック好きの皆さんが手放しで喜んでて、知らない人も「何となく便利そう」という理由だけで、とりあえず無料垢を取ったり。

でもこのEvernoteって、ネットの今までの方向性と真逆を目指しているよね。つまり情報の共有性。

日記を書いておける、ネット見て保存したい情報はまるごとEvernoteに入れてしまいます、画像を保存してiPhoneを通じてどこでも見られます・・・。

そんなものはブログやらfrickrやら、あるいはtumblrリブログした方が、検索エンジンを通じて集合知資するというもの。

まあジメジメした日本人感性には、Evernoteでシコシコ情報をいじる方が合っているのかもしれませんけどねw

2010-01-28

http://anond.hatelabo.jp/20100128160707

国民人類じゃないのか?

人類に該当しないというなら、人類益に資する行為をしなくてもいいだろうけど。

http://anond.hatelabo.jp/20100128155849

そもそも国家自体が永続的な存在じゃないのに、なんで永続的な利益を求める必要があるの?

人類益に資するから。

http://anond.hatelabo.jp/20100128151231

じゃあさ、増田はどんな例が挙げられたら「侵略が長期的に国益資する場合もある」と認めるの?

差別貧困といった構造暴力が存在しない平和が恒久的に確立された場合。

逆に、不侵略が長期的に見て常に最良の選択であるということはどう立証するの?

それは、侵略が国際関係上どう位置づけられているかを考えれば自明じゃないの。

http://anond.hatelabo.jp/20100128151030

じゃあさ、増田はどんな例が挙げられたら「侵略が長期的に国益資する場合もある」と認めるの?

逆に、不侵略が長期的に見て常に最良の選択であるということはどう立証するの?

2010-01-25

http://anond.hatelabo.jp/20100125091820

「あるべき姿」を論じている地点が、内部の地点ではないことが不誠実だ。

意味不明

国民が自らの思いを語ることが何故不誠実?

「内部の地点」とは何を意味するの?

自分外野からモノを言っている自覚がない。

こちらは、実務を担わなくても「内野」だという認識

内野」だと認識してるんだから、「外野」でないと自覚がなくて当然。

そこで、その共同出資者と会社の選択について話すとき、自分だけの「あるべき姿」というものを論じるところに、内部の意識、言い換えれば当事者意識の足りてなさがある。

それは違う。

自分だけのあるべき姿というのは、自分の内部に留まってる限りにおいてだろ。

外部に表れたら、留保がない限り自分だけのものではなくなる。

問題は、どれだけの人の支持を得られるかどうかだろ。

「これこれこうすることが我々のためになるからこうしていきましょう」と、共同の利益に訴えかけることこそが、当事者のやりかたというもの。

だから、そう言ってるだろ。

「善」を進めること、協調してwin-winの関係を構築することが、共益に資するのであり、結果として国益にも合致すると。

足下だけ見て進んでも、転ばないでいるだけだろうが。道に迷ったら何にもならない。

前を見据えた上で、足下にも気を配りつつ進むというのが、普通のあり方じゃないの?

君がこの国の独裁者なら「べき論」を振り回すだけで充分だろうが、他人の協力を取り付けなくては何もできない立場でそれをやるのは、何もする意思がないと言っているのに等しいだろ。いや、別に本気でどうこうする必要はないんだが、せめてそういう内輪の人間であるというポーズだけでもとってくれ。

だから、啓蒙してるんだろうが。

で、「内輪の人間」の定義って?

自分の気に入らない人間は「内輪の人間」じゃないってか。

2010-01-24

Re: 植民地主義者の欲望

http://d.hatena.ne.jp/usoki/20100122/1264167020

元増田です。原論文に当たる労を取ってくださったことに感謝します。

そもそも「有益」か否かで論を立てるのであれば、それが誰にとっての利益であるかをはっきりさせないといけないはずだ。そうではなく、単に統計数字を見ただけで言っているのであれば、何の疑いもなく「資本主義=good」「近代=good」と思い込んでいるだけである*1。また、その問いがなければ「善政かどうかはともかく」と言いながら、結局は植民地支配肯定論となってしまうだろう。

なんだか1段落でいくつもロジックが飛んでいて文意が取れません。まず、なぜ有益か否かを立論するに当たって受益者を特定する必要があるのかが分かりません(国レベルでの特定が必要であることは自明ですが、そういう話をしているわけではないでしょう。もしかして、就学率上昇の受益者は朝鮮人子供日本政府、とか全て特定しろということですか?)。「はず」で済まさずにその理由を説明してください。

さらに、受益者を特定しなければ『何の疑いもなく「資本主義=good」「近代=good」と思い込んでいるだけである』という文章も論理が飛躍しています。付け加えれば、私はGood/Badを議論しているわけではありません。有益であるかどうかとGoodかどうか(または、善であるか悪であるか)は別の問題です。だからこそ「善政かどうかはともかく」という但し書きを入れています。そもそも、「日本植民地政策は正しかった、善政だったというコンセンサスがある」と主張するなら、私がCumingsの『日本人には、信じるに足る「自らを正当化する神話」は存在しない。』という言葉引用した段階で、その主張は破綻してしまいます。

更に加えて、受益者が誰であるかという問いがなければ植民地支配肯定論となる、という文章も論理が飛んでいて意味が分かりません。それから植民地支配肯定論というのは「植民地支配には肯定的な側面が存在した」という議論であると定義してよいのでしょうか。

それにしても、増田はKohliのOn the state and lower classesのパラグラフを紹介しながら、「日本植民地は有益なものだった(というコンセンサス英語圏の学界にはある)」という増田の理解が揺らぐことはなかったのだろうか。

国家権力を後ろ盾とした労使関係の(強制的な)改善とその経験は、戦後韓国経済の離陸に当たって有益なものであったと思います(もちろん、日本政府意図していたのは、日本統治下での朝鮮生産性を向上させて日本利益資することであって、戦後韓国の成長など考えてもいなかったことは当然です)。経済発展の初期段階で賃金が上がりすぎれば、適切な資本形成が妨げられるだけでなく、インフレと(unsustainableな)貿易赤字を招来して最終的には国民生活水準に甚大な被害をもたらしますから。

ちなみに増田が省略してる結論部では「日本朝鮮植民地支配は無慈悲で屈辱的なものであったが、それと同時に後に韓国の高度成長へと進化することになる政治経済を形成するためには決定的な影響を持った」「植民地時代からの(経済発展の)連続性を強調することによって、日本国益のための残虐な植民地支配を免責することはできない」って書いてあるぞ(強調は引用者)。

そんなことは、私のCumingsからの引用に同じことが書いてあります。『日本人には、信じるに足る「自らを正当化する神話」は存在しない。』私がエントリーの中で一度でも日本植民地支配が慈悲深く思いやり溢れたものだと書きましたか?植民地支配の残虐性はその有益性を持って免責されると書きましたか?そんなことを思っているならCumingsもKohliも引用しません。この段落は私のエントリーのどこに対する反論として書かれたものなのでしょうか。

ところで、私のエントリーは「有益性についてのコンセンサス」を書いたものであり、冒頭で『・・・ことについては、学者の間である程度のコンセンサスがある”という考えにはとても同意できないな、と思った。』と書かれていますが、コンセンサスの存在に対する不同意の理由がどこにも見当たりません。この点についても説明を加えていただけますか。

2010-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20100121100040

まー、この論法だと「中国共産党チベット封建社会の桎梏から解放し、飛躍的経済発展と生活水準の向上をもたらした」も

認めないといけないけどな~

認めればいいんじゃね?

植民地支配が倫理的に悪であることと、支配が植民地経済発展に資することもあるということは別の話だろ。

日本/中国を非難することと、朝鮮/チベットが結果的に潤ったことを認めることは両立しえる。

2010-01-20

http://anond.hatelabo.jp/20100120163440

まだ勘違いしている。「国益」というのは国の行う活動のすべての基準が収束するところだ。

個人の行動はその個人にとって益か害かで判断し、国の行動はその国にとって益か害かで判断されるもの。

勘違いしてるのはそちら。

その説明は、国益ないし利益が基準たりえるという主張についてのもの。

人権尊重自体が利益だといった場合は、利益を基準とした場合の説明になる。

それとは無関係に、人権尊重こそなすべきであって、人権資するかどうかという基準も成り立つ。

“俺”が“お前”に対して、金銭債権を有しているのであれば理性的意見となる。

この例で言えば、金銭債権を有していることで法的権利が発生し、相手方が義務を履行しない場合はその履行を国の力をもって求めることができるという背景のもと、義務を履行しないことによる社会的・個人的信用を損なうリスクをとるよりは義務を履行したほうがトクである、というコンセンサスがとれているからだ。

この場合のように、暗黙の了解が得られている条件については強いて明文化する必要はない。

おいおい。

理性的かどうか考えてみろ」って問う趣旨は、「こんな要求理性的じゃないだろ」って言いたいんじゃないのかよ。

現在の」国民ではないので「現在の」我々がその利益を斟酌する必要がない。

なるほど。まぁ、それはそれで合理的だわな。

差別をここまで徹底できるというのは、到底真似できない。降参だな。

で、人権と無関係な国益の例は?

それを想定してないと、「人権だけが国益でもない」とはいえないだろ。

たとえば、日本人アメリカ人のような先進国国民は、先進国に生まれたというだけで、途上国に生まれた人間よりもより財産を得やすい立場を与えられる。

つきつめれば、投資等によって国民全員に働かなくても一生暮らせるくらいの配当を得られる国が理想だろう。

つまり、国民全員に生活保護をするってことか。

そりゃ、理想ではあるな。

共産主義の究極みたいな。

2010-01-19

http://anond.hatelabo.jp/20100119154340

最初の話でいえば、ある事象を国益資するか反するかと判定すること。

ここがわかってて誤解できるってすごいなぁ……

http://anond.hatelabo.jp/20100119141649

そうなるってどうなるんだよ?

最大化っていったら、基準時における最大値なり、最高値ってことだろ。

そこに達している者しか評価されないってこと。

てか、なんで評価とかいうわけの分からないものが出てくるんだよ。

評価というのは、対象をある基準に照らして判定することだよ。

最初の話でいえば、ある事象を国益資するか反するかと判定すること。

だからそんな話はしてないってば!

まぁ、他の枝では着地したみたいだから、この枝でこれ以上続ける実益はないだろうな。

http://anond.hatelabo.jp/20100119094742

それらはすべて「どう国益資するか」の観点に集約されるからだよ。

運転免許の例でいえば、すべての要因が「公益の最大化」をめざしてバランスをとろうとしているように、だ。

対立利益の調整がとれさえすれば、余計な規制はいらないんじゃないの。

公益の最大化を目指す意味わからん

仮に目指すのだとしても、個人の尊厳からすれば、人権制約は必要最小限度であるべきで、それこそ公益の最大化じゃないのか。

で、国益公益はどう一致するんだ。

この際、国益公益をちゃんと定義してくれ。

国益なら、統治機構としての利益なのか、国民全体をも含む利益なのか。

公益なら、公の利益というのは何なのか。私益との対比に過ぎないのか。

目的地が決まっていないのに、目的地に到着していると言えるかどうかが可能だと思っているのか?

それは最大到達地点を目的地と設定するからだろ。

だから、世界新記録じゃないと金メダルを貰えないのかということになる。

どういう条件を設定するのが、もっとも国益にかなうのかがはっきりしていないので、そのたとえは出来が悪い。

そちらが作った譬えを置き換えただけなんだが。

参政権がまったくない」条件が国にとって最良であるということにコンセンサスが取れていれば可能だが。

自分で作った譬えを理解してるのか?

2010-01-14

http://anond.hatelabo.jp/20100114161759

“「永住権を与えても問題ないと考えられる適切な人数」を超えているようなら、永住権を与える水準が低かったと言える”ことはいえる。

ただ、そのような人数枠を設けること自体が、いかがなものとして考えられるような。

あくまでも要件やガイドラインの基準を充たすかどうかで、それを緩めてるかどうかじゃないのかと。

人数の推移は、あくまでもそれを間接的に推認させるものでしかない。

単純に国益資する善良な外国人が増えたってだけのことかも知れないわけで。

2009-11-29

漢方薬保険適用除外と混合診療問題

http://anond.hatelabo.jp/20091128040524の件について。

漢方薬混合診療

署名を呼びかけるチラシの中に、以下の一文があった。

  • 保険適用外になると漢方薬を処方することは不可能になる」

この「不可能になる」とはどういうことなのかについて、おおやにきの人が「漢方薬事業仕分け」(http://www.axis-cafe.net/weblog/t-ohya/archives/000671.html)と題して記事を書いておられる。

このエントリによれば、保険適用除外になった分の漢方薬は、医師が処方することは困難になる。なぜなら、現在混合診療禁止の原則の下では『健康保険が適用される部分とされない部分が混在することは許されていない』から、だそうだ。すなわち、保険適用外の薬を組み合わせると、他の医療行為も含めて全て「自由診療」扱いになってしまうので、医者は適用除外分の漢方薬処方箋が書けない、と。

この混合診療問題、上のチラシでは一言も触れられていない。おそらく、医師世界では言うまでもない程の常識ということなのだろう(他の反対声明では触れているものもあるかもしれないが未確認)。

混合診療についてもっと詳しく

というわけで、混合診療問題についてもう少し詳しく調べてみた。といっても、Wikipediaなわけだけど。

http://ja.wikipedia.org/wiki/混合診療リンクキーワード化されて涙目

これまで「原則」と書いたが、そもそもの問題として、「混合診療の禁止」を明文化した法律は存在しないそうだ。また、この原則の妥当性そのものについても、ここ数年の間にも何回か議論があったらしい。例えば、「海外で認可されている新薬日本では~」みたいな話とか。

混合診療問題についての詳しい議論は、Wikipediaを参照して欲しい。一読して気づくのは、医療保険制度においては、保険診療≒「国として有効性と安全性を認めた治療」であることだ。当たり前といえば当たり前だが。

加えて、その枠外から外れるタイプ医療を、原則的に認めないという姿勢が明らかだ(一応「先進医療」「選定療養」という例外はあるのだが)。混合診療禁止側の言い分としては、保険適用外の治療を認めると患者の安全を保証できないからダメだ、ということになる。そういう姿勢だと、藁にもすがりたい患者が、逆に「お上が認めない画期的治療法」に流れたりしないんだろうか、という気もするのだけれど。

漢方薬を適用除外にするに当たって必要なこと

そこで問題になるのは、漢方薬微妙立ち位置だ。

rna 医療, 政治 エビデンスが出せない薬があるから議論の方向性によっては「十分な議論」をしたら必然的に負ける。かといってプラセボとしての有用性とか公開の場で議論は無理。国民の声を背景に曖昧決着が落としどころでは? 2009/11/28

http://b.hatena.ne.jp/rna/20091128#bookmark-17606220

つまり、漢方薬には「有効性と安全性」を証明できないタイプの薬があるらしい。あと、他の増田が書いた「漢方薬保険が効くようになった経緯」http://anond.hatelabo.jp/20091128145746では、漢方薬保険適用については、かなり政治的な働きかけがあったという話が出ている。

ここでは、漢方薬医学的に効果があるのか云々という話には踏み込まない。俺の専門外だし。ただ、事業仕分けによる、(一部の)漢方薬保険適用除外にすべしという結論については、以下のうち、どちらかの施策を同時に行う必要があるのかもしれない。

  1. 混合診療の禁止をやめて、保険診療と適用外の薬を組み合わせられるようにする
  2. 漢方薬制度的な扱いをきちんと見直す

結論

俺は、基本的に事業仕分けには賛成の立場だ。「仕分けの基準が一面的だ」みたいな批判は散々あったが、どんな事業にせよ「一面」としては公の利益資する部分があるのは当たり前だ。それとは別に、不合理だったり非効率だったりする「一面」を徹底的に検証することは大事だ。「素人に何が分かる!」では、それを言う専門家が依拠する「一面」が絶対的なものであることの証明になりはしない。

一方で、今回のように、どうやら予算削減と同時に制度的な手当てが必要であることが見えてきたものもある。大仰な言い方をすれば「グランドデザインが見えない」ということではあるが、要は、予算はそれを運用する制度と一緒に考える必要があるという単純な話だ。

事業仕分けという、国民に公開された形で金銭的な部分の効率性を追求する試みは、今後も継続して行うべきだ。一方で、予算配分の変更に伴ってどのような制度設計が必要か、議論する場も必要なのは疑いない。むしろこちらの方が大変だろうが、政権の、そして我々の今後の課題だろう。

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