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まず、基本的なところだが「にじさんじ」というのは「株式会社いちから」が開発したスマートフォンアプリ、なんだよね。
(紆余曲折を経てそのアプリを使用したバーチャルライバーグループの総称になったけど)
つまり最初はアプリ開発の企業でしかなかったわけよ。会社設立からまだ4年経ってないし、バーチャルライバーグループ「にじさんじ」が生まれてから3年経ってない。
そんな企業がタレントマネジメントや番組制作、企業コラボのノウハウを持ってるわけないのはわかる。
そのウィークポイントとも言える部分を「いちから」育てることにした結果、あの番組が生まれたのだと思う。
・ノウハウを借りられる
地上波のスタイルであれば共同テレビのノウハウをそのまま活かすことができる。
バーチャルライバーというのは映像やコメントに対してリアクションを取っていくのが基本的な配信スタイルだし、「にじバラ」も番組スタッフが作った映像にライバーがコメントを入れていくスタイルだ。
にじさんじはスパチャだけでなく、企業コラボを重視していると言われている。
コラボを考えてる企業は少なくないと思うが、普通の企業が他企業とコラボして企画を作っていくのはなかなか想像が難しくハードルが高い。
あの20分ほどの番組を見ればどんな感じで紹介されるのかはすぐに分かる。視聴者数もきちんと出てる(現時点で100万再生)。
コラボを考えている企業側のハードルを下げる効果はあるだろう。
そこからコラボ先との関係性を作っていけば新しい企画に繋がる可能性もある。
むしろ、「いちから」はyoutubeの状況が突然変化してもライバーが困らないよう、実社会との関係性を築こうとしてるように見えるのだが。