はてなキーワード: 佐伯とは
「先生の現実なんて何になりますの?正義がすたれ、不正がはびこり、信をまもる者が苦しんでいる時に。ヘレンはエリスの約束を守っていましたわ、私だってよ。その時に先生の現実なんて何の役にも立ちやしない」
「分かっているでしょ?」<フェリイ>は言った、「私は決してばらの花園を約束しませんでしたよ。私は決して完全な正義など約束しませんでしたよ。(博士はふとティルダを思い出した。ニュルンベルクの病院を退院して、かぎ十字の支配する町へ出ていったが、やがて戻ってきて、やすりのようにかたい作り笑いをして言った。『恒久平和!先生、あいつらはわたしよかずっときじるしよ!』)……平和も幸福も約束した覚えはありません。私がお手伝いするのは、あなたがそういうものと自由に戦うことができるためです。私が差し上げられる唯一の現実は『挑戦』です。よくなるということは、あなたに可能なそのときどきのレベルで挑戦を自由にうけいれるかどうかということです。私は嘘を約束しませんでしたよ。そして、ばらの花園、完全な世界はうそです……もっとも、そんなところはたいくつな世界でもあるでしょうけどね……」
ハナ・グリーン(1971) 佐伯わか子・笠原嘉(訳) デボラの世界 みすず書房 pp140-141
もう、いいおっさんの年齢なんですが、先日、とあるWEBサービスを公開しました。
5年ほど前からぼーっと考えていたんですが、如何せん、事務職の自分には”創る技術”が無かった。
優れた若い技術者(id:amachangとかうらやましい)や、チャレンジ精神あふれる経営者(id:hiroyukiegamiとか)が出てくる中うつうつとしている自分に嫌気がさし、4か月前の7月頃からHTMLやプログラムの勉強を始めた。
本屋で立ち読みしたら、まずはHTMLを勉強する必要があると、書いてあった。同時にCSSを学んだ。
プログラムを作りたかったので、次にJavascriptをやった。
jQueryがすごい。「プログラムって誰でもできるんだ。」この時そう思った。
検索システムを作りたかったので、本屋に行ったらCGI/Perlの本がいっぱいあったので、Perlを勉強した。
しかし、HTMLテンプレートが使いたかったのでPHP+Smartyを勉強した。
作りたかったWEBサービスは大手サイトのデータの検索サイトだったので、自動でデータを集める必要があった。
PerlのLWPを勉強したが、データを集めた後に加工する必要があった。簡単そうだったRubyとMechanizeを勉強した。
Rubyはものすごくきれいにプログラムがかけることを知った。話し言葉に近い気がする。
プログラムを作っている時、最初は自分のパソコンの中でやっていて気付かなかったが、実際に公開するときはレンタルサーバーを使うというのを知って調べると、Linuxのサーバーが多いということを知った。
だから、今度は自宅のあいているパソコンにLinuxを入れた。
Linuxを入れたはいいものの、全く使い方が分からず四苦八苦してRubyのインストールをした。
世界中でメインで動いているWEBサーバーがApacheということも3か月前に知った。
Apacheの設定がテキストファイルなのも驚いた。cd,ls,vi,mv,cp,chmod等、基本的なUNIXコマンドを覚えた。
例の図書館の事件があったので、クローラーを動かすのをためらったが定期的にちょっとずつなら怒られないんじゃないかと、Crontabを勉強した。
自宅のサーバーが壊れてしまい、構築が大変だったので今度はVPSサーバーを借りた。
同じように構築はしたがかなり苦労した。このとき、始めてmakeというコマンドを使った。コンパイルというらしい。
クローラーが自動的にデータを集めていたが、動かし始めて2カ月目でデータファイルが1GBを超えていることに気がついた。
このとき、テキストファイルでデータを扱おうと思っていたが大きすぎて動かない。
最終的にデータ量は5GBを超えた。
11月も後半、本稼働用のサーバーを探していたら、丁度カゴヤがVPSサーバーのベータ版を募集していた。
すごく、快適です。まだベータ版ですが、本番稼動でも、50GBで900円という激安プランです。
http://www.kagoya.jp/cloud/vps/
ベータ版では、3つまでOSのインストールができます。もちろんそれぞれにIPアドレスが振られます。
このVPSにサーバー管理システムをインストールし、もろもろの環境も作って、11月末についに、公開。
AV女優をスリーサイズから検索できるシステム、「完全に一致」です。
類似検索機能付きで、2次元と3次元をつなげる夢のシステムです。はい。
真剣に作ったんだ。仕事をしながらよく頑張ったと自分をほめてあげたい。
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インターフェース:jQuery+selectToUISlider
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サーバー上にある静的なHTMLは1ページもなく、mod_rewriteですべてPHPが処理しています。
一番大変だった事は、、、
このサイトのデータはDMM社のデータを使わせてもらったのですが、AV女優の顔写真をそのまま使うのは、肖像権的にNGらしく、AV女優の作品の中からその女優の顔が一番大きく写っているパッケージを使うことにしました。
しかし、女優データは約5万件。作品データは12万件。とても手作業でやるわけにもいきませんでした。
結局どうしたかというと、Face.com(http://face.com/)という、画像の顔認識ができるAPIを無料で提供しているサービスを利用しました。
同様のことができる、OpenCVというソフトがあるのですが、最初から付いているパターンデータでは人の正面の写真しか顔として認識しませんでした。
それに比べて、Face.comの認識精度は驚くほど高く、横だろうが斜めだろうがかなりの精度で顔を認識してくれました。
データをJSON形式で返してくれる(JSONもこのとき初めて知った)為、取得したデータを後で加工しやすかったです。
1.このAPIを使い12万件の作品データをすべてスキャンするプログラムを書く※1
2.顔の縦の長さと横の長さを取得
3.縦×横で顔の面積を計算
6.その女優の作品の中で顔面積が一番大きなパッケージ写真をその女優の顔写真として代用しました。※2
※1 APIの制限が1時間1000リクエスト迄だったので、これまたCronで・・・
※2 実際には女優テーブルと作品テーブルを繋ぐ中間テーブルのフラグをONにした。若干の間違いはあるものの、かなり正確に出ました。
長々と書きましたが、ズブの素人から約4ヵ月でここまで出来ました。
勉強する前、SEをやっている友人に話したら、「3年はかかるんじゃないか?」と言われましたが、できたものを見せたら褒めてくれました。
WEBサービスを作りたいと思っていて、技術がないからとあきらめている人は、とりあえずやってみてください。意外に簡単にできますよ。
あと、クローラーが動いていると、全能感を味わえるので楽しいです。
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19:30追記
サーバーソフトからアラートが上がって、見てみてたらなんかすごいアクセス貰ってまして。
>カゴヤの中の人乙wwww VPSといったらさくらかServersManくらいしか選択肢が無いのは現状当然の認識であるはずなのに!
カゴヤの人間じゃないですよー。広告してるつもりもないんですが、ベータ版だからかもしれませんけど、すごい快適ですよ。今は。
何よりタダなので。
本当に月額900円のまま本公開になったら、環境構築もめんどくさいのでそのまま契約しちゃうかもです。
>カゴヤはOpenVZだからなあ。俺としてはより自由度の高いさくらのVPSをお薦めしたい。
そうなんですか。2週間のお試し期間はつかったのですが、正直どっちがいいとかわかりません。
どんな風に自由度が高いんですかね?あと、アダルトOKなんですっけ?
>組み立てるプログラミングは本当に簡単だよ。 みんなで入り口を隠しているだけだよ。 #組み立てるだけじゃなくて、アルゴリズムを練ることが真のプログラミングかもしれない
サンプルプログラムの組み合わせで作ったようなサービスですので、プログラムのソースとかぐっちゃぐちゃです。
もともと、作ろうと思ったきっかけなんですけど、
椎名舞さんがですね、すでに引退しちゃってるんですよ。ずいぶん前に。
それで、検索エンジンで検索したんです。でも、なかなか出ないんですね。
欲望のままにやってたら、次から次に壁にぶち当たって、そしたらいつの間にかできました。
結果、このシステム使って椎名舞さんのプロポーションに似たAV女優を探すと、
雛乃つばめさんとか、果梨さんとか、佐伯さきさんとか既にDVD持っている女優さんばっかりヒットしちゃうんですね。確かに似てるんです。スタイル。
とくに最近の細い子は。
あ。デザインは、某企業をパk、じゃないリスペクトさせてもらいました。
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23:55追記
寝てたらサーバーからアラートメールが携帯に飛んできておこされました!
こんな瞬発的なアクセスを考えていなかったので、とりあえず再起動しました。
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12/4 01:45追記
何度再起動してもサーバーが反応しなくなるので、うぎゃーってなってたのですが、
親切な方が「MySQLサーバーが原因じゃね?デフォルトだろ?query_cache_sizeを設定したらいいよ。」とわざわざお問い合わせからアドバイスくれました。
設定してみたら驚くほどつながりやすくなりました!
同じSQLクエリーを保持してくれるらしく、実際にデータ検索を行わないので高速になるそうです。こんなの知らなかった。ありがとうございました!
プログラムはサンプルがあるからどうにかなるんですが、サーバー周りの事が全然わかりません。。。。ぐうぅぅ。。。。
おやすみなさい。
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ブックマークコメントもらっていた事を別の日記で説明しました。
http://anond.hatelabo.jp/20101206224349
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好きなバンドの友達経由で、知り合った年下の南ちゃん(仮名)。最初は友達の友達として、付き合っていたけれども、同じ沿線という理由で、ふたりで会うようになった。2年以上の付き合い、互いの悩みも相談する関係になった。そして知ったのは、彼女が心療系の病気を患っているという事。
南ちゃんは優しすぎる性格だから、ファン友の相談やもめ事にも率先して解決していたけれども、ある日金銭トラブルを抱えたふたりに巻き込まれ、救急車で運ばれ、緊急入院した。この時、彼女は傷つきやすいんだと、知った。
それからは、彼女の前では笑顔で、悩み事も軽い物しか相談しないようになった。それは私なりの配慮、だった。
3月、南ちゃんの誕生日パーティーに呼ばれた。会場は、彼女の住んでる街の居酒屋。彼女のお母さん、前述のバンドで知り合った共通の友人、高校の同級生と先輩が来て、お祝いをした。彼女がトイレに行った時、酔っぱらった彼女のお母さんが私に行った。
「あの子は小学校も中学校も殆ど行かなくて。夜間高校に通うようになって、数人友達が出来たけど、バンドを好きになるまでは仕事が休みでも出歩かなかったし、笑ったり、色々話したりしなかった。だから、あの子の誕生日をこうやって祝ってくれる人が居るのが、とても嬉しい。佐伯(私・仮名)さん、ありがとうね。これからも南と仲良くしてあげてね」
お母さんは、泣きそうになりながらそう言った。私は年上として、彼女の誘いは月に1度は聞き入れるようにしようと、決めた。
先日、南ちゃんからメールが来た。「今度の土曜日、我が家で夕飯食べませんか?お母さんが腕によりを掛けるそうなので…是非来てください」年下と思えない、丁寧な文章のメールだった。私は暇だったから、快諾した。
そして昨日、初めて南ちゃんの家に行った。実家住まいなので、迷惑を掛けちゃマズイと思ったし、お父さんに初めて会うから、それなりにいい服を着て、お土産片手に行った。
「ちょっと散らかってますけど…」と、言われた。「私もひとり暮らしだから、凄い散らかってるよ」と、笑顔で返した。
だが、南ちゃんの家はちょっと散らかってるレベルの物ではなかった。
玄関のドアを開けて、家に入ろうとした瞬間、足下に落ちていた焼き魚(直)と、何か分からない肉片が彼方此方にあって、足の踏み場もない玄関だった。「猫が3匹いますんで…」私は何も言い返せなかった。
それから、埃やゴミが隅っこに山のように溜まっている廊下を通り、リビングダイニングへ行った。やはり隅には山積みの埃と、ゴミ。テレビ台にも埃が山盛り。足下には何か分からない塊が彼方此方に落ちている。コバエがかなり飛んでいて、山奥の一軒家みたいだ…と、思う位だった。「好きな所に座ってください」ソファも座れる場所がない位、物が乗っていたので、ダイニングテーブルのチェアに座った。
テーブルの上には、山積みのチラシや要冷蔵のソースやケチャップ、洗っていないコップ、領収書や手紙。チェアに座って、数分。お尻が痒くなってきた…。
私は傷付けたらマズイと、一緒に見ていたテレビを話題にしたり、新曲がどんなのがいいか話し合ったりして、時間をやり過ごした。
夕飯は餃子だった。山積みの物でいっぱいのダイニングテーブルに、私と南ちゃん、そして彼女の両親と4人で食事になった。笑い話をしながら、お酒を呑みつつ、餃子のたれを作ろうと醤油を付け皿に斜めにした瞬間、醤油さしからドボッドボッと、ゴキブリが数匹出てきた。私はゴキブリが苦手なので、叫び声を上げたかったが、グッと我慢した。
餃子は食べられないな…と、お酒を呑んで話す事に夢中になっているフリをする事にした。暫くしたら、山積みのチラシの中から生きているゴキブリが出てきた。これは正しく叫び出したくなったが、やはり大人なので、我慢した。
でも、もっとびっくりしたのは、そんな醤油を普通に南ちゃん家族は気にもせず使っている事だった。腕も足も痒くなってきて、限界に近くなってきたので、電話がかかってきたフリが出来るフェイク着信を利用して、急用が出来てしまったフリをして帰ってきた。
今、私の両手、両足、それからお尻に赤い点がある。じんましんだ。薬はつけたが、未だ痒みが治まらない。
逃げ帰るようにしたのに、南ちゃんのお母さんは私を気に入ったらしく「また家に来てね、と、母が言ってますんで、今度は他の友達も誘ってカレーパーティーしましょう」と、いうメールが来た。
もう汚宅には行きたくないんですが。彼女に行きたくない理由を言える程、私は図太い神経を持っていません。それに私が言った一言で、彼女を傷付けてしまったら…と、思うと、恐くて下手な事も言えません。
散らかってるレベルは人それぞれなのは分かっていたけれども、許容範囲を遙かに超えた汚宅。あんな所に住んでて、よく病気にならないな…と、感心してしまった反面、はっきり断る方法を知らなければ大人とは言えないなと、思った。
なんて言えばいいのかな…。ま、暫くは忙しい…で、突き通そうかな。