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2017-06-18

[] 笠原嘉 著「精神病

読み始めた。発達障害概念がまだ浸透していない時代に書かれた本。

笠原嘉先生文章が上手いなあ。

精神疾患の分類法が古い。

精神病サイコーシス)という言葉は元来神経症ニューロシス)という軽症の障害の対として二次的につくられたもので、比較重症グループを指すが、概念としてはあまり厳密なものではない、とのこと。

パーソナリティ性格キャラクター)の違い、など。

2017-03-12

http://anond.hatelabo.jp/20170311184927

それ内因性うつだ。

ストレス起因でなくても自動的におこる。

エスタロンモカ飲んでもなおらん。

心臓止まって死ぬぞ。

心療内科に行って抗不安薬抗うつ剤をもらえ。

デパスのんだら自責思考が止まってとりあえず楽になる。

抗うつ剤サインバルタリフレックスあたりをおねだりしろ

落ち着いたら笠原嘉『軽症うつ病』 (講談社現代新書)を読め。

大事に。

2011-08-01

私は決してばらの花園約束しませんでしたよ

先生現実なんて何になりますの?正義がすたれ、不正がはびこり、信をまもる者が苦しんでいる時に。ヘレンはエリス約束を守っていましたわ、私だってよ。その時に先生現実なんて何の役にも立ちやしない」

「分かっているでしょ?」<フェリイ>は言った、「私は決してばらの花園約束しませんでしたよ。私は決して完全な正義など約束しませんでしたよ。(博士はふとティルダを思い出した。ニュルンベルク病院退院して、かぎ十字の支配する町へ出ていったが、やがて戻ってきて、やすりのようにかたい作り笑いをして言った。『恒久平和先生あいつらはわたしよかずっときじるしよ!』)……平和幸福約束した覚えはありません。私がお手伝いするのは、あなたがそういうものと自由に戦うことができるためです。私が差し上げられる唯一の現実は『挑戦』です。よくなるということは、あなたに可能なそのときどきのレベルで挑戦を自由にうけいれるかどうかということです。私は嘘を約束しませんでしたよ。そして、ばらの花園、完全な世界うそです……もっとも、そんなところはたいくつな世界でもあるでしょうけどね……」

ハナ・グリーン(1971) 佐伯わか子・笠原嘉(訳) デボラ世界 みすず書房 pp140-141

ヘレンの為に、イアの敵となり、自らタンツクークーになったデボラのフュリイへの言葉

一貫性と正直さが、デボラにとってのフリード博士の最大の価値であったんだなぁ、と

 
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