はてなキーワード: ボートネックとは
30になってやっとわかってきて、とても楽しい
脚が短くてO脚なのに、ショートパンツやスキニーに拘る必要はなかった
高めにウエストマークするワイドパンツか膝下スカート、ワンピース
長所である鎖骨や長めの首がきれいに見えるボートネックのトップスをを着る
小顔に産んでもらったおかげで、低身長でもハイウエストでマークしてればヒールじゃなくてもバランスが取れる
ショートにしてくせ毛を活かしたスタイリングにした方が垢抜ける
地味顔にいくら化粧を盛ってもケバくなるだけ
くすみやクマを完全に消し、透明感のある磨りガラスのようなハーフマットの肌を作って
目元はツヤ感重視のシャドウ、目の位置が高いから下まつげだけ少し盛る
着心地の悪い物(スキニーや化学繊維の洋服)は着たり履いたりしなくなって、気分的にも楽になった
色黒の顔を隠すかのように、全身黒の野暮ったい服を着た
すぐ傍には思いを寄せている係長がいた。
綾香さんが会社に来たとたん、係長が嬉しそうな顔になるしさぁー」
近くに係長がいることを知った上で聞こえよがしに厭味を言う。
その夜。
仕事が終わり、ある家での会話。
「ほーんと傑作っ」
差し出されたグラスを受け取りながら、綾香は答えた。
「『綾香さんが会社に来たとたん、係長が嬉しそうな顔になるしさぁー』って。
まったく、何も知らないって怖いよな。
こっちは、会社でも家でも、綾香の顔を見てるっつうんだよ」
「でも、あんな言い方されて腹が立たない?」
「いや気にしてないならいいけど。…でもなんかひとこと言い返してやりたいよな」
「…じゃあ、さ。」急に真面目な顔になる綾香。
「えっ、なに?」
「ここに連れ込んでよ、あのひと」
「え?」
「だから、あの女を誘惑して、ここに連れてきて」
「で、どうするの?」
「復讐?」
「女はね、一度抱かれると、ますます、その男を好きになってくの。
で、もう後戻りできなくなった頃に、種明かしをするの。
…どう?抱ける?」
「うーん…女ってずいぶんと残酷なこと考えるんだな」
「その女がだーい好きなのは誰よ」
「うるさい」
黙らせる代わりにその唇を塞ぐ。
その肩を男の顔の前に差し出す。
数箇所、歯型の痕が赤々と残っていた。