「デフレ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: デフレとは

2009-09-22

農地改革の意図

自民党はもうちょっとうまいネガキャンの方法があったのではないか?と考える途中で思いついた論点

2009-09-21

エコノミストが挑む30問

Q1 住宅バブルはなぜ起きたか?

Q2 経済理論サブプライム問題をどう説明するか?

Q3 証券化が急激に進んだのはなぜか?

Q4 住宅バブルはどのように崩壊したか?

Q5 日本バブルと比較すると何がわかるか?

Q6 世界経済が急降下したのはなぜか?

Q7 アメリカよりヨーロッパのほうが深刻か?

Q8 金融危機インパクトはどれほど大きいか?

Q9 住宅バブルがどのように消費を刺激したか?

Q10 アメリカ金融対策は効果があるか?

Q11 大恐慌と何が同じで何が違うか?

Q12 ケインズ主義が復活したのか?

Q13 国際協調はうまくいったか?

Q14 ビッグスリー救済の問題は何か?

Q15 日本の政策の方向感覚はおかしいか?

Q16 日本の景気はどこまで悪化するか?

Q17 日本金融機関への影響は本当に軽いか?

Q18 雇用削減はどこまで進むか?

Q19 産業界への影響はどれほど深刻か?

Q20 家計はどれくらい打撃を受けたか?

Q21 日本デフレは進行するか?

Q22 アメリカ経済はいつ反転するか?

Q23 デカップリング論は幻だったのか?

Q24 ドル基軸通貨でなくなるか?

Q25 金融監督は厳しくすべきか?

Q26 グローバル化は反転するか?

Q27 金融立国論は幻だったのか?

Q28 アメリカの過剰消費体質は改善されるか?

Q29 パラダイム転換は起きるか?

Q30 日本経済はどこへいくのか?

http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4822247449/ref=dp_image_z_0?ie=UTF8&n=465392&s=books

2009-09-20

http://anond.hatelabo.jp/20090920011509

高速無料化も北海道来年からやるし、公約でも全部無料と入ってないし無理って事はないのでは?

農家所得保障もやってる国はいくつもある。日本でだけ無理なんて事はないはず。子供手当て高校無償化も来年からやるみたいだしできない公約なんかほとんどなさそうに見える。あと亀井財政出動に積極的なのはそれほど悪いことでもないと思う。デフレ不況の時期に財政再建利上げをやりたがる電波に比べりゃマシ。

そもそも、埋蔵金なんてないんだよ。

国が国際状況に併せて使うための調整金ならあるけど。

また、独法資産が言われているけど。

喪前、自分経営シロといておきながら資産が過剰だはないじゃんさ。

また、独法もいくつかタイプがあって

手前で金が稼げるところと、研究開発してるところがあり。

研究開発しているところに絞りすぎるとよい研究できませんよ。

手前で金が稼げるところはそれに応じて補助金を調整すりゃいいじゃん。

>高速無料化も北海道来年からやるし

続かないと思うよ。

北海道無料にして補修も放置するかもしれないが(無くても問題ないし)

世界情勢的にモーダルシフトの世の中に逆行しているこのお馬鹿な政策

いままでの通行料収入をすべて国庫から出すとなるとさらにどうなのよって感じ

国が維持するのは国道クラスまでで、あそこまで高規格道路を維持するのは無駄だと思うよ。

あと、この政策で危機に瀕しているフェリーをどうするんかね。鉄道、航空は?

農家所得保障もやってる国はいくつもある。

それでこの国の農家アカルイミライが開けるなら良いよ。

どう考えても無駄金使って非生産的農家を長生きさせるだけじゃんさ

今必要なのは地方の再構築とそれに併せた農業に対する施策の抜本的な転換だろ。

これでは人気取りの休耕田補助となんらかわらんじゃないか

子供手当て高校無償化も来年からやるみたいだ

子供手当て

これで地方の低収入カップル子供バンバン生んで質の低下が一層広がるんですね、わかります

ほんと地方の低収入は公共サービス依存しきってるからなぁ。

はっきりいってこれに税金を使われるのは嫌ですね。

高校無償化

これから子供が減るというのに、私立に市ねといってるんですね分かります。

>あと亀井財政出動に積極的なのは

素人火遊びをしちゃいけません。

http://anond.hatelabo.jp/20090920004748

高速無料化も北海道来年からやるし、公約でも全部無料と入ってないし無理って事はないのでは?

農家所得保障もやってる国はいくつもある。日本でだけ無理なんて事はないはず。子供手当て高校無償化も来年からやるみたいだしできない公約なんかほとんどなさそうに見える。あと亀井財政出動に積極的なのはそれほど悪いことでもないと思う。デフレ不況の時期に財政再建利上げをやりたがる電波に比べりゃマシ。

2009-09-13

http://anond.hatelabo.jp/20090913223716

最大の株主日本国政府だし総裁とか審議委員決めてるのも日本政府だから結局日本の政治家・有権者デフレを是としてるって事なんだろうな。

2009-09-12

生活は間違いなく悪くなってる

元増田

http://anond.hatelabo.jp/20090912004927

じゃあデフレってとこまでは当たったんだけど生活が悪くなるってとこまでは当たんなかったんだ。

元々賃金ってのは、平均して皆が下がっていくというより、貰える人と貰えない人(=失業者)に、二極化する性質を持っているんだよね。

日本の場合、非正規雇用を増やしたことによって、それなりに貰える人(=正規雇用者)、あまり貰えない人(=非正規雇用者)、全然貰えない人(=失業者)に分かれたわけだけど、あまり貰えない人が増えたといっても当面の生活が成り立たないほどではないから、仕事があるうちはごまかされてた。

グロスで見た時、生活は間違いなく悪くなってるんだけど、それなりに貰える人:あまり貰えない人:全然貰えない人の間で認識の断絶が起きているから、「生活が悪くなる」という実感として現れて来なかったんだ。


例えば、正社員のお父さん、パートのお母さん、派遣社員で事務の娘、バイトの息子なんて家族を考えた時、娘と息子が実家暮らしなら生活に困るってことは無いわけだよね。住むところはあるし小遣い金程度は稼いで来るから。


更に言うと、日本は高度に発達した自由経済社会で、安い物が求められるなら探せる限り安い物を調達してくるだけの資本力があるわけだ。

イオンの880円ジーンズはその結果と言える。

でも、じゃあ880円で販売可能な商品を見つけられるならもっと安いのも見つけられるよねとは行かない。

http://anond.hatelabo.jp/20090912002922

だから世代間戦争なんだよ。

インフレは引退世代から現役世代、ストック人間からフロー人間への所得移転デフレはその逆。

有権者における引退世代、ストック人間が増えれば、デフレ礼賛になるのはあたりまえ。

http://anond.hatelabo.jp/20090912011047

利益の増えた企業デフレに対応した低価格を中心とする業態であって全体ではありません。

それに企業利益があがってもデフレではお金を温存するので、そのお金を使わせる必要があります。

そのためには、再び述べますが、金融政策と財政政策協調政策が必要なんです。

http://anond.hatelabo.jp/20090912004534

デフレダメっていう人たちは企業利益が上がれば全体の生活もよくなるといったけど、全然よくならなかった。

だから信用を失ってしまいました。

http://anond.hatelabo.jp/20090912004534

じゃあデフレってとこまでは当たったんだけど生活が悪くなるってとこまでは当たんなかったんだ。

http://anond.hatelabo.jp/20090912002922

「安売りダメゼッタイ」ってミクロ経済にアピールしてもダメですよ。

デフレを克服するには、金融政策とそれを補う財政政策しかありません。マクロ経済を担う人々、つまり日銀政府が動かさないと。

デフレの恐怖って未だに浸透してない感じだよね

経済学者はもう10年以上前からデフレはヤバイって話を延々としているのに、何か未だに一般人にまで浸透してない感じだよね。

民主党からもCO2を25%削減とか円高は問題視しないとか逆噴射発言ばっか飛び出してくるし。

マスコミマスコミで嬉しそうに安売り弁当だの880円ジーンズだの報道してるけど、そういうのが日本経済を蝕んでるわけでさ。

経済のことを考えるなら、安売りダメゼッタイって姿勢で報道しないと駄目だろ?

お前ら俺の日本をどうする気だ!(ハートマン軍曹風に)

2009-09-01

消費税回数券(仮)@デフレ対策

なにかうまいばら撒き方はないものか。数字は適当



 世帯総所得に応じて、各世帯ごとに異なる消費税回数券を配る。

これは消費税の支払いのみに用いることができる。

また、複数の回数券の金額を足し合わせても消費税支払いに使用できる。

但し、購入商品消費税額が回数券の金額より少ない場合にはつり銭はでないほか、

有効期限1年を過ぎると使用ができない。

世帯総所得300万円まで

2万円分:200円券100枚

世帯総所得700万円まで

2万円分:400円券50枚

世帯総所得1000万円まで

2万円分:1000円券20枚

世帯総所得1000万円以上

消費税無料券1枚

2009-08-21

http://anond.hatelabo.jp/20090821063249

経済のことは知らんけど、

物価下がる≒売上高(額面)下がる、でも給与維持≒人件費比率増大 → リストラ

という図は見える。

派遣切り、実務未経験若者の買い控えに繋がらないかな。

それに通貨価値に関わらず、給与の額面下がるのはイヤでしょ。

インフレなら、実益なくても額面だけは上がるよw

俺も貯蓄する方だからデフレの方が有利ではあるんだけど、ずっとデフレは血行不良でジリ貧じゃないかな。

2009-08-19

経済に詳しい人、解説と批評

この間、自民党経済関連に強い人間と話をすることがあった。その際、強調して言っていたのが民主党経済戦略が駄目駄目だと。

一つは、子供手当て。子供手当てを各家庭にばらまいても、一年は確かに一時的に消費で良くなるかもしれないが、(更に子供手当てを増やさなければ?)翌年の経済成長ゼロ以下?になると。

もう一つは、高速道路無料化。一時的に輸送業者の懐が潤うかもしれないが、それによって商品価格が下がり、デフレが助長され、経済活動がまた下がり始め、給与の値下がりもする。局所的には良くなる時期もあるが、相対的に見て経済を悪化させる、デフレ経済的に見て良くないと。

で、これは自分の懸念なんだが、昨年の経済危機がまだ終わっていない状況下に日本が更に不景気に戻ったら、世界経済の危機を拡大してしまうのでは?

自民党民主党批判だから誇張あるかもしれないと思うのだが、それにしても同じような自民党の指摘に対して民主党人間が反論しているところを未だ見た事もなく、今度の選挙ではまず民主党の方が勝つだろうから、薄ら寒く感じる。

これらの見方で、何か間違っている点があれば指摘いただきたいのだが。

2009-08-15

http://anond.hatelabo.jp/20090815052356

アメリカ経済学者デフレ時の金融緩和に反対してる人なんか見たことないけど、懐疑論というのは具体的に誰?アメリカでは金融緩和の手段に関して有効性とかに議論があるだけで金融緩和自体に反対してる人はまずいないんじゃないかと。あとアクセスランキングとかはてぶ数とかでも池田氏日本経済学者でトップなわけで何を根拠に日本ネットリフレが優勢と思い込めるのかがわからん。

http://anond.hatelabo.jp/20090815082236

いまどき公定歩合とか言うのも突っ込みたくなるが、利上げしたら貨幣価値が下がりにくくなる(どころか最近デフレであがる)ので後半の産業空洞化インフレじゃなくて金融引き締めによるデフレ円高の弊害だろう。

http://anond.hatelabo.jp/20090815022933

あなたの言うとおり、政府債務インフレによって軽減されます。

そして、インフレ率は1~3%が適正だという考えが主流なので、インフレ政策(デフレ対策)は、行われています。

しかし、インフレは、打ち出の小槌ではありません。税金の一種です(インフレ税と呼ばれたりします)。

 なぜ、打ち出の小槌ではないのか?それは、インフレお金価値を減らすことで、お金を持っている人を損させているからです。言い換えれば、お金を持ってる人から税金を取っているからです。

 「お金価値を減らすって何?」と普通の方は考えると思います。ちゃんと説明するのは難しいので、簡単なモデルを使って説明します(だから不正確な部分があります)。まず、仮想国家モデルを作って、そのモデルインフレを発生させることで「お金価値を減らす」事を説明します。

次のような、仮想国家ニホンのモデルを作ります。ニホンには、AさんとBさんしかいません。Aさんは、Bさんが所有する食料工場で働き、賃金としてお金50を得ます。Bさんの所有する食料工場は、食料100を生産しています。ニホン政府は、何もしない代わり税金も課していません。しかし、過去政府は、国債25を発行してAさんに買ってもらい、Bさんの食料工場改装しました。その国債は、Aさんが買いました。この状態を下のように表記します。

A{国債=25,お金=50} B{食料=100} 政府{債務=25}

Aさんも、食料が必要ですからBさんから食料50をお金50を出して買います。そうなると下の状態に変化します。

A{国債=25,食料=50} B{食料=50,お金=50} 政府{債務=25}

AさんとBさんが、それぞれ食料50を食べつくすころ、食料工場では新たに食料100を生産し、BさんはAさんにお金50を支払います。ですから、仮想国家ニホンでは、上の2状態を行ったり来たりしてます。

A{国債=25,お金=50} B{食料=100} 政府{債務=25} ←→ A{国債=25,食料=50} B{食料=50,お金=50} 政府{債務=25}

モデルが完成したので、インフレを発生させましょう。

政府は、国債お金増刷しることで、償却しました。上のどちらの2状態どちらの状態でおこなってもいずれ、以下の状態になります。

A{お金=75} B{食料=100} 政府{}

そして、しばらくは

A{お金=75} B{食料=100} 政府{} ←→ A{お金=25,食料=50} B{食料=50,お金=50} 政府{}

となるかもしれません。

しかし、「いつかAさんはお金は使うであろう、そして今のように食料とお金を1対1で交換していたのでは自分は飢え死にしてしまうのではないか」とBさんは考えます。そして、Bさんは食料50はお金75ださないと売らないと決めます。Aさんは一度は激怒したものの、確かにBさんが飢え死にしても困ると考え、条件を提示します。その条件は、賃金お金75にすることです。だって、賃金としてお金75がなければ、将来、食料50が買えず、Aさんが飢え死にしてしまいます。Aさん、Bさんは、お互い死なれたら困るので、食料と賃金を値上げに同意します。インフレが発生しました。仮想国家ニホンは次のように二状態を取るようになります。

A{お金=75} B{食料=100} 政府{} ←→ A{食料=50} B{食料=50,お金=75} 政府{}

Aさん、Bさんが食料50を消費する生活は、変わりありません。ですが、Aさんは国債分の財産を失っています。これはAさんから税金を取り、国債を償却するのと、同等です。だから、インフレは打ち出の小槌ではなく、一種の税なんです。

国債なんて買ってる人ほとんどいないだろうと考えるかもしれませんが、かなり多くの人が金融機関預金等をし、金融機関国債を買うことで間接的に国債を買っています。)

2009-08-14

http://anond.hatelabo.jp/20090814074831

純粋に客としての意見

・本筋じゃないけど、

「ナイーブnaive」は、英語だと否定的な感じで使われることが多いので、

自分に対しても他人に対してもあまり使わない方がよいです。

・「『今のデフレ時代に、5000円も払ってる客をルールのみでベルトコンベアのように扱って、

やっていけると思うなよ?!』という圧力」をかけたいならば、

(チェーン店居酒屋店長ではなくて)そこを運営する企業手紙でも書いたほうがよいと思う。

もし、真摯にその意見が受け取られれば、別ブランドのチェーンが展開されるかも。

・もっとも、

お客様を「ベルトコンベアのように扱」うことでコストを下げているであろうチェーン店居酒屋で、

「5000円」も払うな。

どんだけ飲んでんだよ。

■ばななのウザッたさ

・単なるDQNでしょう。

(自分情報発信できる立場にあるのをいいことに、)

自分たちの事情ばかり説明して、店長側の事情は斟酌しない。

自分たちのわがままが通らないことを、

「都会のチェーン店で起こっていることの縮図」にすり替えてしまうずるさ。

・そもそもが、融通の利きそうな馴染みの店に行けばよかったんじゃないの。

人脈があるんだから。

たとえば、最初から「近所にある閉店後の友だちの店」に行けば。

友だちなんだから閉店後の店をちょっと使わせてよ、って頼めばよかったんじゃないの?

貸切で時間延長してもらえばよかったんじゃないの?

友だちだから、迷惑かけたくなかったんですかね?

店長のクソな感じ

・元の文章を読むと、「店員がOK」したのは「グラスをわけ」たことだけじゃないの?

(ばななより下界のルールに通じているであろう)飲食店バイト店員なら、

一般に持ち込みを許可する権限が自分にあるかないか承知しているのが普通だろう。

・「『自分店舗の売り上げを最大化する』というゴール」は、短期で考えるか、長期で考えるかの問題がある。

コーヒーチェーンの創業者は、「若い女性ターゲットにしたかった。

そのためにはどうしたらよいか考えた結果、オジサンが入店しづらい感じにした。」と言っている。

・私が店長だったら、(オーナー店長であっても、チェーン店店長であっても、)

馴染みでもない、「異様な年齢層やルックスや話し方」をするグループが、

何の断りもなしに持ち込みワイン飲んでたらカチンと来るだろうなぁ。

咎め方は工夫するだろうけど。

ルールが絶対のお店はアリかナシか。

・「大切な会であれば、絶対にチェーンなんかに行かない」に同意します。

それが普通だと思う。

なぜ、「よしもとばなな様」御一行はチェーンへ行ったんだろ?

・「ばななのウザッたさ」を感じる理由のひとつは、

ここのポイント自分たちが判断を間違っていそうなのに、

不愉快になった原因のすべてを自分たちの外側にあった、

と言いくるめようとしているところにもありそう。

・「安価ルールを大事にする居酒屋」ではなくて、

ルールを遵守することで安価にできている居酒屋

・「『やりがい搾取』という議題」のくだりは、

言いたいことがよくわかりませんでした。

■結論としておもったこと

・世代論は関係ないと思う。

私も、私の親(←当然元増田さんより年上)も、

飲食店勝手に持ち込み飲食をするのはマナー違反認識している。

・「もう少し弾力的」にしようとすれば、それが価格に跳ね返ると思うが、

それを納得できるかどうか。

・ちなみに、御存知かもしれませんが、

むかしは(今でもあるのかな?)フィッシングで有名な観光地へ行くと、

お客様が釣った魚を調理してお出しします」みたいな張り紙をつけた料理屋があったりした。

調理や席や給仕を提供するので、無料ではない。

まともな料亭であれば、原材料費は3割ぐらいらしい(これも古いかな?)ので、

このとき払う料金は想像してください。

よしもとばなな様、下界の居酒屋を体験されるの巻

http://www.enpitu.ne.jp/usr6/bin/day?id=60769&pg=20090808

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51271236.html

よしもとばなな居酒屋での体験をどのように捉えるか、

生活に根ざした話で、様々な意見が噴出するってすごくいい。

個人的には、活字中毒Rさんの「こりゃ悩ましい問題だねー」という感想に同意。

ばななのエッセイに関わる客とチェーンの店長という構図は様々な立場があって難しいなって思う。


純粋に客としての意見

小飼弾さんのエントリーを読んだ、僕のナイーブな感想としては

「本当に下品だなあ。こういうオッサンとは出来るだけ関わりたくないな…」ということ。

だって、自分居酒屋で飲んでる横で「お前らはいつから酒屋になったんだよ」とか

店員とやりあってる客とか居たら、確実に酒が不味くなるじゃん。

とはいえ、客として飲食を経営する企業

「今のデフレ時代に、5000円も払ってる客をルールのみでベルトコンベアのように扱って、やっていけると思うなよ?!」という圧力をかけることは大事だと思う。

エントリーの冒頭に、いきなり馬鹿野郎なんて語彙を繰り出せるのは、彼一流のしょうもなさなのでどうでもいいかなと。


■ばななのウザッたさ

ばななのエッセイは生活者としての立場から「なんだか世知辛くね?」みたいな話だと思うんだけど、

途中から「私たちスペシャルな存在なのに大事にされないのはおかしくね?」と斜め上の方向に

変わっていくところが読者の感覚からズレてしまってイラッとするんだと…。

僕がばななチームに居れば、そもそもお店に入る前に「ワインを持ち込んでよいか」との承認を取るし、

よしんば融通の利かないクソ店長と言い争いになっても【近所の馴染みの店】から

ワイングラスを全員分持ってきて移し替え移動する。

ばななチームに気が利く人が居なかったのが、ばななに歪んだ残尿感を残らせた敗因かと思う。


店長のクソな感じ

確かに店長はすごく気分が悪い。なんかルール通り過ぎて、村上春樹小説とかに出てきそうだよね。

ルール通りであることはどうでもいいが、店員がOKといってお店の立場として承認したものを、

店長が後から出てきて反故にするってのは「組織論理から見ても」ナシでしょう。

頑なに持ち込みはルールに反していると、客にも守らせようとするのは

外食チェーンの倫理」には正しいのかもしれないが「自分店舗の売り上げを最大化する」というゴールから見ても筋違い

とは言え、無条件に糾弾したい気分になるかと言うと

店長店長自分の役割をクソ真面目にこなしてるだけなんだろうな」と理解出来るから何とも…。


ルールが絶対のお店はアリかナシか。

個人的な感覚としては、ばななが行ったようなお店は嫌いだ。チェーンは嫌いだ。

行く場合には、どうせクソチェーンなんだから、個人個人へのフレキシブルな対応を求めるのは筋違い

大切な会であれば、絶対にチェーンなんかに行かない。

行く時は、ある種の諦念がある。どうせ、○○さんと呼ばれる馴染みの客にはなれない。

どうせ、高校生大学生DQNたちが騒いでてゆっくり出来ない。

とはいえ、安価ルールを大事にする居酒屋は無くならないと思う。

そこにもっとフレキシブルさ、自主性を求めるのは客としては当然だと思うけれど、

やりがい搾取」という議題が浮かんで、何ともいえなくなる。

だって、友達が無自覚にやりがい搾取をされてたら嫌だもの。

オリエンタルランドや、スターバックスは、素晴らしいなと思う一方で気持ち悪いもの。


■結論としておもったこと

35歳より下ぐらいの人には、飲食で働いている友達も多いと思う。

だからこそ、自分とは切り離された存在として、お店を一方的に叩くということが出来ない。

小飼弾さんは、チェーンの飲食の現場で働いている友達と飲んだ体験とかが無いのかなと思った。

世代論なのかもしれないし、小飼弾さんはシステムの話は横に置いておき「自分がどう思うか」「自分だったらどうするか」を

起点としてしか話をしないからかもしれないなと思った。

飲食に関しては、チェーンとはいえ、フランチャイズとはいえ、もう少し弾力的に動いてもいいでしょ?

暇な時は持ち込みなんかも大丈夫だよ。但し、忙しい時間帯は勘弁してね。というのを店側も客側も共有できればいいなと思う。

「友達はOKして貰ったのにどうして俺はダメなんだ?!」みたいなクレーマーが居たりして実現が難しいのかもわからんけど…。


ここまで読んでくれた人が居たらありがとう。

僕は都内に住んでいるIT系の仕事をしている25歳なんだけれど、一意見として

「ふーん」と思っていただければ幸甚です。


--

追記 :

なんとなくモンテローザグループを想定して「チェーン」って使ってたけど、

グローバルダイニングもチェーンだし、松玄でお馴染みピューターも多店舗展開してるし、

ジュエルロブションも多店舗展開してる。

「いわゆるチェーンの居酒屋」って、笑笑、白木や、魚民和民村さ来

温野菜養老の滝東方見聞録、月の雫、権八とかを想定してればいいんだよね…。

あと「やりがい搾取って何よ?!」って意見が多かったので補足。「感情労働」の次バージョンみたいなヤツ。

一般的に、素晴らしい客対応をする例として上げられることの多いオリエンタルランドや、スターバックスなんだけど

それを実現するにあたって、ある種宗教的な感じがあります。

例えば、スタバでいうと研修グループを作ってニックネームを付けさせて…など

自己啓発セミナーのような意識改革をさせて、仕事やりがいを持たせるという。

それをバイク便やら、ワタミやらが【給料が安くても、納得して働いて貰うための方便】として使っているという議論があります。

ある種関係ない話ではあったのだけれど(フリーター問題でよく出されるワードだと思う)、

チェーンの飲食店がどうなるべきか、なって欲しいのかを考える時には、少しキーワードになるかなと。

2009-08-01

自民党公約が出てきた。

自民党公約が出てきた。

http://www.jimin.jp/sen_syu45/seisaku/pdf/2009_bank.pdf

首相が変われば公約なんぞ紙切れになるという事を体現してきた首相が、特に記載の無い物は4年で実現するとしている。これは、もし首相になったら解散権を行使しないという事であろうか。そんな事は無いと言うのが、過去の実例である。

そういうわけで、悪意をもって公約を解析する。公約の中に織り込んだ片言隻句を、公約承認されたのだから実現すると主張し、都合の良い所だけを実現し、都合の悪い所は放置するというのが過去の実例である。公約の中に折り込まれた文言をあげつらう事で、本音が透けて見えるのが、自民党公約である。

最初のページに、いきなり社会保障を取り上げている。社会保障カード・番号を2011年中に導入というのが本音であろう。そのあとに続いている信頼性と透明性を向上させるというのは、努力目標となっている。つまり、今までどおりの丼勘定不透明な帳簿のまま、財源が足りないから消費税を値上げするという展開が、第二パラグラフで、財源を確保する為には、帳簿の赤字を増やさなければならないので、医療費診療報酬を値上げする。医者に悪役を押し付けるから覚悟しろというのが第三パラグラフ医療費の大部分を占める高齢者医療費を切り分けた高齢者医療保険制度を廃止して、丼勘定に戻すという改悪を狙うのが、第四パラグラフである。

次のページの第一パラグラフで、年金記録問題における処理も、社会保険庁の後継組織である年金機構に委ねるということで、今までどおりの丼勘定を続けるとなっている。第二パラグラフでは年金制度の改革を唱えているが、丼勘定を続けるとした上で消費税増税を主張している事から、貧民から消費税を取ってそれを貧民にばら撒くという、無駄努力をする社会保障の実務団体だけが栄えることになる。第三パラグラフでは健康で安心できる国民生活の確保となっているが、健康ネタに旧厚生省傘下の機関が予算を食い潰すという話にしかならないであろう。続いて、生存している被爆者は、平均寿命以上に長生きしているという現実をどのように考えているのか理解しがたい一文。核兵器廃絶の為のお題目として必要なのは理解するが、道理で考えれば、無理がある主張となってきている。むしろ、日本核武装するぞという話にした方が、周辺国は本気で心配するようになるだろう。犯罪被害者の支援というが犯罪者を発生させない事が最優先事項であり、社会の安定の為には雇用の創出が必要であるという根本を無視して税金を使い込むと主張している。そして、省庁統合、合理化という先の衆議院選挙公約に反して設立しようとしている消費者庁と、当選する可能性のない組み合わせばかりを売りつける無選択制ロトくじの売り上げを財源とするスポーツ庁のなし崩し的容認を求め、砂防にお金を注ぎ込む、地方土建屋まっとれよぉ。という掛け声が続き、治安維持という話になるが、治安を不安定化させているのは失業者・無業者の増加と、中国人・南鮮人等の質の悪い外国人の流入であり、これらの対策をしない限り、どんな対策も、担当省庁やその下請けが繁忙するだけの効果の無い無駄金にしかならない。

次が少子高齢化対策であるが、そもそも、少子化が必要だとされたのは、アメリカグローバリゼーションによって経済秩序を破壊する事を選択し、食料や燃料の自給自足が求められる国際的な状況があった為である。その為に、穏やかな人口減少策として、男女平等を行い、女性出産結婚を愚行であると認識させた。底辺向け娯楽メディアであるテレビドラマなどで、女性バリバリ働き、無能な男性上司をやり込めるという筋書きのドラマを流し、服や装飾品等で借金漬けにした。これで、女性結婚価値を見出せなくなり、また、男性もそんな女は嫌だとなり、結婚が減り少子化へと向かうようになったのである。

高齢化が問題になったのも、少子化によってネズミ講であった社会保障制度破綻する事が判明したからであり、ネズミ講を辞めるというのが対策の本筋である。安心して働けるように、保育園幼稚園を無償化するという話が出ているが、共働きで働かなければ食べていけないという貧しい社会において、育児を他人にお金で任せるという状況の、どこに安心があるというのであろうか。介護報酬の引き上げという主張もあるが、消費税増税によってという前置きが3ページ前にある。

次は雇用対策になっているが、既存の産業雇用余力は無い。むしろ、合理化・効率化によって雇用を削る事が利益になる状態にある。したがって、新しい産業を発生させない限り、どんな対策をしても無駄にしかならない。医療介護・保育・環境等を成長分野としているが、これらを成長させる事は、貧しい社会を助長するだけである。職業訓練職業紹介は、セーフティネットとは言えない。職安をどんなに立派にしても、職業訓練をどれほど行っても、機械の方が安いし文句を言わない以上、職が無い。若者女性障害者高齢者に働き口を作る為に、企業補助金を出すという主張にしても、既存産業雇用過剰であるという現実を知らないという事でしかない。人手不足とされる産業は、人が行かない理由があって人手不足なのであって、補助金を出す事で、それにお墨付きを出すような真似はするべきではない。派遣労働者待遇改善については、派遣正社員に比べて条件が悪いのだから、その分、賃金を上乗せする事とすれば解決するのに、口入屋のピンはねと雇用者側のコストダウンとを温存したままでやろうとすれば、補助金を出すという事にしかならないだろう。その財源は、4ページ前の消費税増税であろう。

教育文化についてであるが、学校教育は底辺を引き上げる教育であり、頂点を伸ばす教育ではないという前提を忘れている。読書人として必要な読は、一日一冊を30年間やって1万冊というのが、最低ラインだと思うべきで、義務教育で30年間なんて事は絶対に不可能である。さらに、書の方は論文にせよ、この日記のような雑文にせよ、相応の量を書かなければ、人様にお見せできるような文章にはならない。これも、10年や20年は、軽くかかってしまうと考えるべきで、義務教育でやれるわけが無い。スポーツについても触れているが、これらの対策については、この日記

[2006.11.3] http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/20061101-10.html で触れている。

コンテンツデジタルアーカイブ化も唱えているようだが、無制限の公開がコンテンツクリエイター利益になる状況を作ってからでなければ、民業圧迫にしかならない。これを怠ってデジタルアーカイブ化を進めるならば、国営漫画喫茶のような役立たずな赤字組織の方がマシという結果になるであろう。

経済成長政策についてであるが、経済成長を阻害しているのは何かという認識が抜けている。さらに、日本経済利権において敵対するBRICsアジア諸国を、いかにして潰すかという話が必要なのに、投資市場の取り込みという話になっている。公約に2%成長と書けば、そのとおりに成長しないのは国民怠惰だからだとでも主張するつもりであろうか。環境に優しくする為に、太陽光発電電気を倍額で買い取り、そのコスト国民に付け回すのでは、既存の発電手法の効率を上げたり、電気を使わない生活を模索するのは、政治的に正しくない事になってしまう。国際競争力についてであるが、同じ土俵で競争するには、人口という量と質が必要になる。高度成長期に、日本は、世界中のどの国もやらなかった小型化や高性能化や高信頼化という分野に傾注した。異なる土俵を常に探し、そこを切り開いていく事こそが競争力の源泉なのである。既存産業に幾ら補助金をばら撒いても、言い分を聞いて法制度を捻じ曲げても、他国が新しい分野を切り開いてしまったら、それらの産業は全部時代遅れになり、高度成長期日本が追い落とした国家と同じ結果になるのである。

新しい試みを資金力でパクって潰す大企業の横暴や、製造責任を過大に追及する法制度排他独占に偏った知的所有権運用

(cf.[2006.12.31]) http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/20061221-31.html

といった問題を解決しない限り、何をやっても税金無駄遣いにしかならない。消費者を守るあまり、既存産業しか存続できず、雇用が切り詰められてデフレが止まらないとなる。

地上デジタル化は、電波利用料を負担しない民放や、電波利用料運用される国営放送局と民放に分割されるのを嫌がったNHKのわがままの結果でしかない。大衆を扇動するメディアとしての存続を拒絶したテレビは、サブカルチャーへと転落していくだけなので放置すればよいが、その代わりに、大衆を扇動してコントロールするメディアが必要になる。IT化=e-Govであるとしているようでは、難しいであろう。

中小企業建設業には格別の配慮をするというのは、献金と票の対策であろうが、今更こんなお題目を並べても、貰う物だけは貰おうという姿勢しか引き出せないであろう。それに、その財源が消費税増税では、消費者から受け取って代理納付する税金の方が商売の利益よりも大きくなるようでは、ばかばかしくてやってられないという事になる。自分で商売をして、利益を上げるという事を経験してない議員先生には、説明しても理解できない感情なのであろう。

地域活性化地方分権については、高速道路無料化によって国民分布を均一化する事が必要だが、高速道路は有料のまま、スマートIC等によってキャッシュレス課金を続けるとなっている。そういう電子ガジェットこそが無駄であるし、国土の健全な発展を妨げる原因となっている。

食料生産については、農協の縛りによって作付けや出荷が制限される原因は、高速道路の料金が高く、運賃を乗せた以上の価格で売れなければ赤字になる為である。そして、価格が上がらない理由の一つに、海外からの輸入がある。食肉や飼料の輸入が多い為に、農産物生産人間の食用に限られてしまい、限られた需要の中で競争をする為に、弾力性に欠ける運用を強いられるようになっている。減反や各種補助金制度が、人間用の食糧生産に限定されている為に発生しているとも言える。海外産をコンテナで輸入して市場に卸す方が、国内産をトラック市場まで運ぶよりも安価になる原因は、複合的ではあるが、それらを解決する施策がどこにも無い。農家補助金をばら撒くという事であろう。

財政再建は、プライマリーバランスの達成を先送りした時点で、何を言っても信用されない。その上に、小渕政権並みのばら撒きをやっているのだから、無駄遣いを改める気が無いのであろう。

外交安全保障については、国防の為の具体的な施策が無い。

資源エネルギーについては、東シナ海地下資源に触れているが、友好の海にするという主張は、脳天気に過ぎるであろう。盗掘者に友好を求めても、なめられるだけである。

環境温暖化問題。人類の活動を大げさに見積もりすぎである。

(cf.[2005.2.17]) http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/20050211-20.html

この手の主張をする環境エバンジェリストは、誇大妄想の気がある。

行政政治改革については、肝心の多選規制と幹部公務員政治任命が無い。世襲規制お茶を濁す気であろう。政治資金についても、個人献金という制度を作っても、政治自体がドブ板選挙を繰り返すのであれば、献金した記憶の無い人の名前を借りたり、故人が献金していたり、企業従業員を使った迂回献金という事にしかならない。制度が適正に運用されている事を証明する義務は、その制度に携わっている人々全員に有る。クリーン運用を実現したいならば、制度に頼るのではなく、日々の運用によって証明するべきである。政党規約による多選規制は、議員地域利権代表になってしまうのを防ぎ、政治任命によって使った幹部公務員議員ステップアップさせるルートを構築する手段である。世襲は問題ではない。多選が問題なのである。

1万人オピニオンリーダーというプランも、考え違いをあらわしている。党員集会を開き、意見を吸い上げることが民主主義である。オピニオンリーダーになる為には、自民党太鼓持ちになれというのでは無意味である。

国会改革等については、議員定数の削減と立法スタッフの増加が対になっているようである。これだけを実現するのでは、公設秘書が増えるだけでしかない。

議員外交の積極展開というのは、売国する気満々の議員とか、失言癖や酒癖が悪いといった、国辱レベル議員を排除してからの話である。その為の手段として多選規制が必要であろう。オラが在所の先生という事で、世間知らずの上に能力的に問題があるのが、多選して大臣になったり首相になったりするという現状がある以上、無理である。

最後に、自主憲法の制定とあるが、今の憲法は、GHQの素案を丸呑みした物ではないし、ちゃんと日本議会承認も得ている。素案の段階から日本製でなければならないというのであろうか。今の憲法には時代の変化に合わない部分があるが、そこだけを変えていけばよいのであって、丸ごと書き直す必要は無い。下手に書き直してしまうと、憲法を書き直す事が政治家の個人的な目標になってしまう。憲法の序文を書かせろと血迷うような輩が出てくるのだ。序文は、天皇国事行為として公布を行う時に、特に大切な物だから一筆書き加えるとして付けられるもので、最初からつけるモノではないし、序文の内容はどのようなものが適切かという御下問が無い限り、議員や民間がどうこうするものではない。

突っ込みどころが多すぎる公約であるが、これが、党幹部・長老独裁制の限界なのであろう。突っ込む気にすらならない他の政党公約よりはマシなのだが、選挙前にどたばたとでっち上げる事を繰り返す限り、公約は党総裁の独り言で終わってしまうという構造を変える気があるのだろうか。

[2009.8.1] http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html

2009-07-29

日本の一人あたりGNI世界一にする?

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090729-OYT1T00037.htm

「10年以内に1人あたりの国民所得世界トップに引き上げる」とか書いてあるけど、

日本国民所得は39000ドルで一位のルクセンブルクは66000ドルだから10年間で今の一位の額にするには毎年7%の成長が必要。ルクセンブルクも数%ずつ成長すること考えたら追い越すには高度成長期並みの1割近くの成長率が必要なはず。にもかかわらず家計の可処分所得は10年間で百万増やすとかどういう風につじつま合わせてるんだろ?たった百万じゃどう考えても達成できないだろ。それとも1ドル50円とか大幅な円高にするつもりなんだろうか?あるいはデフレで名目では百万円しか増えないが実質では7割増やすとか?国民所得7割増えても税金がそれ以上に増えるから可処分所得は百万しか増えないとか?あるいは増加分の大半は企業所得の増加だから家計は百万しか増えないだったり?

2009-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20090726144839

デフレ不況」というからといって公共事業推奨ばかりではない。

金融緩和オンリーでいいという人もいれば、財政は減税中心がいいという人もいる。

あと管理通貨制では自国通貨無利子国債でしかないので、必ずしも国債残高を減らす必要はないし、自国通貨国債デフォルトするはずがなくて、財政赤字がどんどん増えてもインフレになりやすくなるだけ。

http://anond.hatelabo.jp/20090725072429

確かに麻生以前は公共投資の額は減っていたが、今度の補正予算で小渕並みのバラ撒きを強行した。「いまだに公共事業さえ」という過去の話ではない。

小渕のバラ撒きをその後の努力によってトントン或いはプラスに持っていったのなら、ケインズの言う通り有効な不況対策であろう。が、借金を返さないうちに又借金の倍プッシュでは財政がまわる訳がない。

元増田は箱物の費用対効果の点も言及しているが、今回の補正予算のバラ撒きで どれくらい精査されたのか極めて怪しい。

.

デフレ不況」等と言う人は 要するに

「金なんか無限に刷れるのだから無駄公共事業でもガンガンいこうぜ

という財政破綻という概念のない国に住んでる気がする。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん