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はてなキーワード: デフレとは

2009-11-07

http://anond.hatelabo.jp/20091107194435

ヘリコプター・ベンの渾名は割と有名だったと思うんだけどなー。

二行目追加したからそこを参照。デフレ対策にインフレを将来させたら所得減物価増の悲惨な現実になりそうっていってる。

これはどの辺の情報を前提にそう判断しているのですか。

それと、日銀が行っていた一連の量的緩和政策について元増田はどう評価してるのかしら。

増田がどういう経済政策を求めているのかがさっぱり見えてこない。

ていうかデフレ放置するのが正しいと思っているのですか。

http://anond.hatelabo.jp/20091107194153

俺もそうだと思ってた。決してヘリコプターマネーしろとはいってないと思うよ。

二行目追加したからそこを参照。デフレ対策にインフレを将来させたら所得減物価増の悲惨な現実になりそうっていってる。

要するに俺はインフレを起こしました、景気が復活しますよではないと言いたい。

景気が回復しても市場の中でお金が流動しないと全く意味ないし、回復感がない状態で金をばらまいても意味がないって言ってるんだ。

いや、もう何か勘違いしていそうだからいい。どこが違うのかを説明するのも面倒くさくなってきた。なんか違う方向みたいだし。

http://anond.hatelabo.jp/20091107193317

バーナンキ背理法は「フリーランチがある」なんてことを言ってる話ではないでしょ。

インフレ起きますよ、というのがコストに当たる。

で、デフレが危機的な局面においては、そのコストはほとんどコストとして認められないから、

さっさとヘリでも何でもいいから金ばらまけよfuck、みたいなのがバーナンキの主張な訳でしょう(ちょう乱暴に言うと)

バーナンキ背理法を肯定する、しない以前の水準の話じゃないのかい、それは。

2009-11-06

http://anond.hatelabo.jp/20091106222646

この限界に達している国家と、数%の高金利国債を発行できるだけの健全財政を維持し、十分な担保価値のある地下資源を持っている国家との差を、考えなければならない。

バランスシートを拡大しまくってるアメリカイギリス日本の大きな差はそれらの国と違って日本は対外純債権国で経常黒字な事。外国から借りてるより外国に貸してるほうが多い上にそれが増え続けてるんだから担保価値としては十分。

日本の場合、国と地方が抱えている財政赤字は合計で1000兆円を超えている。国税は直接・間接を全部合わせて約40兆円である。つまり、国債の平均金利が4%上昇したら、税収が利払いだけで消滅する事になる。3年で平均値が4%上昇するには12%、5年で平均値が4%上昇するには8%まで金利が上がらなければならないが、そういう危険性がいつ実現してもおかしくない状態にある。

1000兆といっても政府系が持ってる分もあるので4%上がった分と同額の政府外への支払いが増えるわけではない。たとえば日銀年金積立金や特殊法人の基金が保有してる分の国債は利率が上がればその分政府の利息収入も増えることになる。それに利息収入からも税金は取られているのでその分税収は増える。名目金利0でデフレなら実質金利資産増えてるのに税金は取れないが名目利子が上がれば取れるようになる。

違うな。物価収入釣り合いの問題だ。デフレはどちらも下がる。

しかも未来希望も無い。最悪だ。

ゆるやかなインフレが最も良しとされるのは、将来への投資を呼び込むという

一点にあるのであって、生活自体が豊かになるかは、別問題だ。

馬鹿だな。インフレになった分だけ円安になるだけなら、購買力は何も変わらないじゃないか。

一方で、政府負債にしろ企業負債にしろ、デフレ下では同じ額でも負担が年々増すのと同じだ。

だからデフレでは経済活動は萎縮する一方だ。

思考回路ショートしているな。

ハイパーインフレになるほどのカネを供給するなんて、いくら金融緩和を続けてもデフレが続く環境で、

かつデフレ大好きな中央銀行がいる中でやるのは不可能だw

http://anond.hatelabo.jp/20091106112817

無責任な政策ってのは、政府無駄遣いでしょ。

無責任な政策にクレディブルにコミットすべし

http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20090800/p1

というのは、リフレ派で有名な田中先生の発言。リフレ派の総意とは言わないけど、かなりの人が似たような意見を持ってる印象がある。

そもそも、一般国民が考えている無駄じゃない政府の買い物(政府消費)は、日本供給力を底上げするような買い物である。買い物がうまくいって、本当に供給力を高めちゃったら、需給キャップが広がって、さらにデフレになる。だから、政府無駄遣いをする+日銀が支援する が合わさって初めて、インタゲ意味がある。

もちろん、一般国民感覚無駄な消費が、過剰な供給力削減を防ぎ、将来の供給力を高める可能性はある。そのあたりが、一般国民には、理解されない。そして、絶対そうなるとも限らない。

デフレ克服に足りないのは「貨幣」ではなく「物語

"金持ち父さん、貧乏父さん"の一説。

政府がしっかりしていて、社会教育程度が高ければ物価は上がらない。

 本当は物価は下がるはず。物価が上がるのは無知から生じた欲望と恐怖のため。」

日本では政府がしっかりしているかどうかは分からないけど、消費者はどんどん賢くなっている。

消費者の賢くなった端的な例は若者の「~離れ」

首都圏で週末にしか乗らない車を「自家用車幻想」という、何者かが作り上げた物語に乗せられ、大きなローンを組んで高級車を買う若者はほぼいなくなった。(逆に中国インドなどの途上国では、「自家用車幻想」(利便性・行動範囲の拡大・見栄など)の為に、年収の数倍のお金を出してでも自動車を買っている。)

デフレーションの内の定義引用すれば、

経済全体で見た需要供給バランスが崩れること、すなわち総需要が総供給を下回ることが主たる原因である。貨幣的要因(マネーサプライ減少)も需給ギャップをもたらしデフレへつながる。

この中で総需要というのは「消費+投資政府支出+輸出(海外からの消費、投資)」で定義されるが、

上記したように、消費者が賢くなり消費しないので、どんどん需要がしぼんで供給多寡になり物価が下がる。

それに対して政府公共事業をしまくったが状況は変わらず。

リフレ派の方々は上記の理由を「貨幣が足りないからだ」と仰られているが、

本当に足りないのは「消費」であることに間違いはない。(各種統計を見ても典型的な金余り状態だし)

消費にもいろいろあるけど、衣食住に対するお金は生きるために必要だから使うけど、

生活必需品以外の無駄遣いの量が減っている。

何故無駄遣いが減ったかといえば、消費者が賢くなり、経済的に合理的行動をするようになったから。

何故かと言えば、国民が共有していた物語が通じなくなったから。

物語の例を挙げると…

・車を持ったら、彼女が出来る。車での家族旅行幸せ

 →車を持ったら、お金が出て行く。普通に他の交通機関でいい。

海外へ出て、自分探し

 →そんなことしなくても、別に人生変わらない

・家庭の幸せは、子供を持つこと

 →お金が出て行くのが怖いし、そもそも子供を持つ意味って?

 

だから会社や国は、もう一度本気になって、

この国を幸せにする「物語」を作り上げることだ。

もうテレビ映画にだけに頼っていても消費者は振り返らないよ。

 

そのために、何が出来るのかを日々考えてる。

2009-11-03

池袋秋葉原に次ぐ電気街になったって言ってる奴って何なの?

でんでん忘れてるの?……は、関西だから置いておくとしても。

秋葉原の恐ろしさは、あの膨大な(減ってきてるけど)中小専門店。一店舗店舗は他愛ないけど、総売り場面積と品の多彩さは他地域を数倍する規模。基盤やパーツの類は得に圧倒的だし、モニタのような既製品だけ取っても、池袋なんて未だモニタ専門店店舗と比べてどうかといった程度。カメラはそこそこいけるかもしれないけど。

……いやそれ以前に秋葉原と比べるまでもなく、現在新宿の方が池袋より遙かに電気街だ。無数のヨドバシカメラさくらや駅ビルビックカメラ等、量販店の中でも比較的他品数扱う店舗が揃っている。特にヨドバシカメラの存在は大きい。

第一、ヤマダが出来たところで品の種類は大して増えやしない。基本的に、何処にでもある売れ筋商品の価格競争が行われるだけだ。こんなの電気街でも何でもない、デフレ街だ。

……というかもっとパーツ類取り扱ってよ……。

2009-10-27

バイク市場の没落

若者の車離れが嘆かれている昨今だけれども

オートバイ業界もたいへんにピンチな状況に陥っていて、

たまに「なぜなのか」「どうしてなのか」という議論がされているのを見かける。

答えは簡単で、「金がかかるから」だ。

家庭用ゲーム機が高機能化したからでもなければ

おしゃれ感覚に乏しいからでもない……駐車場問題はちょっとあるな。

スクーターから一歩踏み出して

ギア付きの原付バイクに新車で乗ろうと思ったら乗り出しで20万オーバー

ギア付きバイクに乗ってみたいと思う奴にとって原付きは単にステップにしか過ぎないのに

そんなに出せるわけがない。

じゃあ中古をと思っても乗り出しで10万オーバー

ヤフオクで激安中古車を買って手に負えなくて無駄金になるパターンもあるだろう。

ここで結構な数の挑戦者が脱落していると僕は思う。

じゃあ普通二輪(中型)はどうかっていうと

探せば低コストの250シングル新車が25万ぐらいからあるかもしれないけど

まともなスポーツバイク、まともなオフロードバイク、まともなアメリカンバイク

中古でも20万では乗れない。

免許取得だって今はすごく高いのに、そんなに高いバイクが買えるわけがない。

四輪の中古車の、年式に対する相場価格に比べて

バイク中古車のそれの何と高い事か。

希少車はまぁしかたないとしても、それに便乗する形で

オールドバイクの値段を一律に引き上げたのはまったく愚かだった。

部品の欠品が出ているような、

言ってみりゃポンコツのバイクが新車みたいな価格なんて

まったくおかしい事なのだ。

中古バイクの値段が適正になれば、

バイク人口は多少は増加すると僕は思う。

そりゃ20年前からは物価も上がっているかもしれないけれど、

嗜好品である事や少子化を踏まえると

デフレを念頭に置いた市場でなければならないはずなのだ。

そもそもサラリーマンの平均小遣いだってその時より減っているだろう。

具体的な数字を勘で言うと、

新車のギア付き原付きの不人気車が12万で乗り出せて、

中古の250オフロードバイク

不人気の低年式国産250アメリカンが15万で乗り出せる

(いずれも整備済み)、ぐらいが今の市場に見合っていると思う。

毎回300V入れるような上客も大事かもしれないけれど、

裾野を大事にしなけりゃ将来はないだろう。

それには店先を横目で通り過ぎるご新規にアピールできる値札を付ける事だ。

そんなのやってられない、というなら滅んでいくんだな。

と、超ペーパーリターンの女房バイクを物色しながら考えた。

ギア付き」→「マニュアル変速」という突っ込みは回避しておく。

2009-10-20

http://anond.hatelabo.jp/20091020203513

>それと、デフレを止めるのに法律規制しないとムリって認識もさすがにどうかと思うぞ!

ふむ、それでは激安ショップ規制せずにデフレを止める方法をお前は知ってると?

それでは教えてもらおうか。

http://anond.hatelabo.jp/20091020201542

実はあまりどうでもよくなかったのだけれども、

増田は一体デフレスパイラルを何だと思っているのであろうか。

それと、デフレを止めるのに法律規制しないとムリって認識もさすがにどうかと思うぞ!

wikipediaで良いから、一度しっかり勉強しておいた方がいいと思うぜ。

追記:

http://anond.hatelabo.jp/20091020203636

そういわれてみると確かにどうでもよくなかったような気がしてきたので書き直しておいた。

ありがとうありがとう。

2009-10-18

http://anond.hatelabo.jp/20091018143313

再分配政策は重要だと思うけど、適切な再分配が行われるだけではデフレ脱出はおぼつかないのではないかなあ。

経済成長の可能性を否定しつつ、「社会システム根本的に改善」て、具体的にはどういう政策でやろうと考えているのかしら。

低成長に合わせた形で福祉をより切り詰めるってこと?増税

それと、後段以降のこれは何が言いたいのかよく分からないんだが。

民主党政権は中高年世代の人々=精神論自己責任論しか思いつかない世代が産み出した産物なので、

民主党政権日本社会根本的な意味改善できる見込みはほとんどない。

新世代のイノベーションに賭けるしかないのだろう。

民主党政権が再分配という発想に否定的とは思えないのだけど…。

(それが現実格差の解消に資するかどうかには疑問があるにせよ)

民主が掲げる諸々の政策は、国家の富の分配のありようを見直すものだと思うけど。

元増田が言う「精神論自己責任しか思いつかない世代が産み出した産物」というのがどういう意味なのか理解しかねる。

むしろそういう態度は旧与党である自民党に割合顕著だった姿勢ではないかしら。

(別に自分民主党支持者ってわけじゃないんだけど。

個人的には、民主党マクロ経済政策を見る限り、彼らが日本社会が抱える問題を解決してくれる、

なんてことは望み薄だなと思う)

つーか、「新世代のイノベーション」て何を求めているの。

日本社会根本的な意味改善できる見込み」って何なのかしら。

そういう抽象的な文言を並べ立てておいて

政府国民全体が、自ら置かれた社会状況を理解していないだけ

なんて表題を付けるのは、あまりフェアな態度には思えないなー。

それとも俺の読解力が低いだけなのかしら。よかったらその辺詳しく語ってもらいたいわ。

2009-10-13

政府借金は全部国民の預貯金不動産資産になるのだから、赤字国債バンバン出すべきである?

国債が全部国内で消化されている事から、このような発想が出てくるのであろう。国債外国外人投資家に買われている国家の場合を考慮できない視野の狭い田舎者マクロ経済を語るばかりか、統治しようという時に、理解できない物を理解した振りをする為に、間違った主張をしているのだが、それを、誰も教えられないという点が、権力者に物を教えることの難しさと言える。

表題の主張にしても、では、国民が預貯金を消費し、不動産資産を換金した場合、そのお金はどこから出てくるのかという問題を出せば、たいていの人は自力で答えにたどり着ける筈である。答えにたどり着けないならば、政治経済に関わるのはやめて、手に職をつけて身体を動かして稼ぐ仕事につくべきである。

お金はどこで作られているのかという問題がある。

造幣局で作られている紙幣貨幣の総量は、市中に流通している量のおおよそ5%以下でしかない。残りの95%は、信用供給によって発生したお金である。

市中銀行中央銀行法定準備金を積む。この法定準備の9倍のお金を、貸し出しして良いという事になっている。預貯金として集めたお金の9割を貸し出しに回し、1割を法定準備にするというのではなく、10割を法定準備に出す。というのも、お金の大部分は、金融機関の口座の間を転々とし、現金として引き出される額はその一部でしかない。したがって、現金として動いているお金よりも、数値情報のままで動いているお金の方がはるかに多くなる。この、数値として動いているお金の総量が、預貯金額(現金資産)の9倍の融資残高となっているのである。

つまり、預かったお金の9割を融資に出して、金利を稼ぎ、その利子から利息を支払うという状態ではなく、預かったお金を全額無利子の法定準備に積み、法定準備の9倍のお金を書類上の融資に出して金利を稼ぐという状態になっているわけで、貸し出しと預け入れの利差は、ばかばかしいほどに広がっている。

問題は、この9倍の融資予算を元利をきっちり返してくれる人や法人に貸さなければならないという点にある。規制と許認可で企業活動を縛り上げて間接金融による護送船団方式をやっていた時代や、地価の右肩上がりがあった時代には、この仕組みはうまく動いていた。

配当性向が0%に限りなく近く、しかも懲罰的累進課税によって、企業内部留保が十分に溜まって金融機関のお世話にならなくて良くなると、間接金融による護送船団方式はうまくいかなくなった。そこで、融資の先がマイホームへと向かうようになったのだが、今度は、地価の高騰からローンの期間が長くなり、労働者はローンを返す為に会社にしがみつかなければならなくなり、労使関係に歪みが出てきてしまった。過労死問題が出た後で、その反動雇用の流動化が出てきたが、企業側の主張だけが通って低賃金派遣労働ばかりになってしまった。

賃金水準の低下は、預貯金の減少を招き、法定準備を取り崩さなければならなくなる。法定準備を1割削ると、法定準備の9倍のお金融資に出しているのだから、削った法定準備の10倍の金額を貸し剥がさなければならなくなる。賃金水準の低下から購買力の減少が発生するだけならまだしも、バランスシート健全性を維持する為に貸し渋り貸し剥がしをしなければならなくなり、デフレ不景気が同時に発生してしまったのであった。

貯金額が減れば、必然的に融資予算も減少していくのだが、そうなると、内部留保が十分にある企業は良いが、それらの蓄積が無かったり薄かったりする中小企業は、資金ショートを起こしやすくなり、サラ金商工ローンといった、筋の悪い金を利用しなければならなくなる。

所得の減少から購買力の低下になり、さらに、資金繰りの悪化とつながり、日本産業構造だけでなく、社会構造も、かなりがたがたになってきている。

この状態は、国債を出してバラ撒きをやっても決して改善しない。自民党をぶっ壊すという小泉政権に対する300議席の支持も、その後の自民党の迷走に対する反発から、民主党へ投じられた300議席超の支持も、つまるところ、経済の行き詰まりに対する、国民からの請託である。しかし、民主党政権は、自民党の一番悪い時期の政権よりも酷いという事が徐々に明らかになってきている。

社会がまともであれば、母子加算や子供手当てといった政治的給付は必要ない。そんな制度が無ければやっていけないということは、社会が不健全であるという事に他ならない。

おそらく、健全社会という概念が存在していないのであろう。

行政司法政治がでしゃばらない社会健全社会である。貧困が無いとか、犯罪が無いとか、援助交際が無いといった状態が健全社会なのではない。それらは個人の問題であり、社会の問題ではない。それらが発生する原因を無くせないのが社会の問題である。汚職は個人の腐敗であり、汚職を摘発して関係した政治家を断罪できないのが社会の腐敗であるというのが、元ネタだったような気がするが、個別の問題に拘り、全体を見ないというのは、全体を見れないという能力の欠落をごまかす手段として利用される事が多い。

無能である事が判明したならば、速やかに席を空けるというのが、社会人として、世間に晒されている人としての、矜持ではないだろうか。

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html [2009.10.13]

2009-10-12

銀行の機能は金を預かるだけではない

http://anond.hatelabo.jp/20091012094312

預金者にとってもたんす預金でそのまま目減りするよりは銀行に預けてちょっとでも利子もらえるほうがましということになるので預けなくなるってことはない。日本人外貨に換えまくるとしてもその取引が成り立つには同額の外貨を売って円を買った人が存在するわけだからその円を買った人が新たに預金することになる。

もう一つ、銀行の機能は金を預かって利子をつけるだけではない。

タンス預金では盗難災害で失ってしまう可能性があるのに対し、銀行に預けておけば基本的には保護されるし、大口の取引においても口座間のやりとりだけで片をつけることができる。

元々信用取引ってのは大口の取引の際に大量の金を持ち歩く不便さをいかに解決するかという視点で発明された。

それに、平成バブル崩壊以降のデフレ経済が恒常化しているから、インフレ預金が目減りするなんて、なんて思ってしまうのであって、それ以前はインフレ預金が目減りすることは当たり前のことだった。

それでも誰も預金しなかったかと言えばそんなことは無いわけだ。

2009-10-11

http://anond.hatelabo.jp/20091011150733

その前に、サービス産業ボロボロになって、失業率が上がって、女性の就労どころじゃなくなるかと

現在の税バランスの調整は、生活が困窮している層にはメリットがあるが、

可処分所得を直撃する税制。

可処分所得が大きい、高所得者層は平気だろうが(可処分所得が大きいので、個人事業主にして経費落としができるので痛くない 上に所得税が20%~50%から15%に減額 お得)

可処分所得が、もともと小さかった中所得者層は、家賃生活費でカツカツになる。(結果 増税

低所得者層は、もともと、家賃生活費でカツカツ。(増税されるも、給付がお得)

何が起きるかというと、移民が増えるので人口は増えるが、家賃生活費に消えていくという事で、サービス産業に金が周らない。

まず直撃するのが、外食だろうね。低中そろって、自宅で食べるが基本にシフトするだろうから、いくつか潰れるだろうね。

いままで主な利用者だった中が外食しない組みにはいることで、特にファミレス当たりしんどいだろうね。

その他、衣料品はじめ高額品を扱っているところは、いくつか直撃するだろうね。ブルジョア向け以外。

結局、上はさらに上に、中間ぐらいは下へ、下はやや上にという政策だけど、結局、格差拡大するだろうね。この税制だと。

結果、デフレで、失業率上がるだろうね。

人口増加で失業率増加だから、そうとうしんどいだろうね。

2009-10-05

デフレを退治するということ、経済に攻勢に出るということ

マスコミ報道を見ていると、ある企業こうやって売り上げを上げたとか、ジーンズの安売りを取り上げて固定客の確保とか、出てくる話はミクロ最適化の話ばかりなんだよね。

どうしてマクロ経済レベルで攻勢に出るには?デフレを退治するには?という取材ができないんだろうか。


母子加算、子供手当て、ご尤もです。

でも、これが1ヵ月後の雇用状況を良くするわけではない。

政治家に取材する時にも、即効で効く経済政策は何なのかって視点で聞かなきゃ意味ないでしょ。


先週9月27日勝間和代が出てた番組、勝間がフィリップス曲線を出した途端にカットだったんだね。

その後、デフレ対策とかインフレ目標についてかなり激論があったらしい。

報道する価値を認められなかったのか、それとも報道するには微妙すぎる問題だとされたのか、どっちにしろ、肝心かなめのところが見られなかった。

[][]インフレ

インフレ期待の発生が財政破綻のトリガーを引くことになりかねないと考えられます。

(中略)

インフレスパイラルに陥る可能性が高く、安定的に穏やかなインフレ状態を続けることは難しいと思います。

(中略)

要するに、むしろデフレ期待が支配的だからこそ、GDPの2倍もの政府債務を抱えていてもいまは「平穏無事」なのです。冗談でも、リフレ派のような主張はしない方が安全です。われわれの世代は、もしかすると「逃げ切れる」かもしれないのだから...(これは、本気か冗談か!?)

http://agora-web.jp/archives/765910.html

金利ゼロでも物価が2%さがれば、実質2%の金利がついていることになる。

ゼロ金利政策金融緩和のようにみえて、実は金融引き締め

実質金利とは、表面上の金利から物価上昇率差し引くことによって求められます。

現金が目減りするかどうかの基準になるものです。

2009-09-27

日本国債デフォルトは単なる可能性ではなく、だんだん現実味をおびてきている。

 

日本の日は沈むか?」 ジョナサンラング

 

一部識者によると日本国債デフォルトは単なる可能性ではなく、だんだん現実味をおびている。日本を救うことはできるのか?

 

多くの投資家にとってそのような悲観的なシナリオはばかげていると感じられるかもしれない。しかし日本経済は1990年以降、ずっと低迷している。(中略)それ以降、日本政府は巨額の景気刺激策を実施した。そしてそれが巨大な構造財政赤字をつくり上げた。日本国家負債GDPの217%であり(上の表参照)、アメリカの81.2%、G20の72.5%より大きい。今後40年の間に日本人口は20%減少し、就業年齢の人口は41%も減少すると予想されている。

もちろん、日本が深刻な問題に直面するだろうという議論には反論もたくさんある。日本負債比率は高いが、その95%は円建てであり、国内での借金である。日本の貯蓄水準は高いので、アメリカのように中国日本人のお世話になることはない。また日本債券の多くは日本政府の機関や政府関連の投資主体によって保有されているので債務は二重に勘定(double count)されている。

日本の10年債の金利は1.3%に過ぎない(アメリカは3.4%)ので利払い負担は比較的小さい。リチャード・カッツによれば日本の利払い負担額は現在過去20年で最低となっている。

 

カッツによると「弱気筋はアルマゲドンシナリオを唱えているが、日本が急激に危機に陥る可能性は低い。日本は1兆ドル外貨準備があるし、貿易収支も黒字を保っている。」

 

しかし日本が改革できる可能性に関しては疑問の声を挟む向きもある。ハーバード大学ケネディー・スクールウイリアムオーバーホルトは日本デフォルトは単なる可能性ではなく、だんだん現実味をおびつつあるとしている。彼によると「日本負債は今後も増加することが運命づけられている。なぜなら年金の積み立て不足や市町村財政破綻の面倒を国がみなくてはならないことは確実だからだ。」

日本投資家センチメントがこれまでの落ち着いたものから急激に悲観へと転ずる転換点にどんどん接近している。日本国債は世界経済歴史で最大級のバブルだったということが判明する羽目になりかねない。」

ゴールドマン・サックスの山川氏は最近レポートの中で日本国債金利が名目GDP成長率に比べて恒常的に高くなるリスク警鐘を鳴らしている。これは雪だるま式政府の利払い負担が増える結果になりかねない。民主党景気刺激策の影響もあって日本財政赤字はGDPの10%を超える状態が向こう3年くらい続く可能性もある。「これが財政破綻につながるリスクもある」とゴールドマンレポートは書いている。

 

20年近い景気の低迷とデフレの中で日本人口は今後かなり激しい減少を見ると予想される。(上のグラフで赤を参照)

また、就業年齢の人口の減少は全体の人口の減少より早いペースになる。

日本伝統的に移民政策に対して抵抗感をもっているので、人口減と相まってGDP成長をねん出するのはどんどん難しくなる。

 

日本政府競争力のある産業プロモーターという役割から負け組産業保護者という立場にかわりつつある。」

http://gaikokukabuhiroba.blogspot.com/2009/09/blog-post_27.html

2009-09-26

REV 価値判断はさておき、「経済成長しません」宣言すると、国債買ってくれる人が減って、政府が困るんじゃないかな。 2009/09/26

日本政府デフレ不況のときに財政再建したり利上げしたりで「経済成長しません」宣言してるも同然なのに、国債は超低金利で売れてるんだよな。

http://anond.hatelabo.jp/20090926173245

いざなぎ超え景気が1~2%で5年、いざなぎ景気は11~12%で4年。

いざなぎ超え景気5年はいざなぎ景気1年分にすら及ばない。

しかも前者デフレだから名目で見ると全然増えてない。

2009-09-22

http://anond.hatelabo.jp/20090922082403

遺産相続したら散財するとも限らないし、実際いいまでも死人の数は増えてるけど、別にインフレにはなってないわけで。それどころかデフレ円高で外貨も株も利回りはマイナスでほぼ0金利の円預金以下。

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