2024-10-06

ボカロアニメ外注ランキング化が酷すぎるという話

ボカロ新曲が人気というフレーズを見たときどんな動画イメージするだろうか?

恐らく可愛い女の子アニメーション想像したと思う、伸びる条件には今やアニメがついていることが必須となっている。

ランキングの上位はアニメで埋め尽くされ、youtubeも「音楽が好きならアニメを見よう!」とせっせとお勧めしてくる。

これがいい曲で埋め尽くされているのならいいのだが、実際のところ、曲自体クオリティ動画の伸びには関係がない。

駄目な曲でもアニメが良ければ伸びるし、良い曲でもアニメが駄目なら伸びていない、静止画なんてもってのほかだ。

それでもアニメ作曲者自身が作っているなら正当かもしれないが、実際のところ全て外注となっている。

このような動画を作ってくださいと金を払って依頼して、アニメが良ければ伸びるし、悪ければ伸びない、曲に関係なく。

もはや音楽とは言えない、アニメ外注ランキングだ。

音楽活動をするならアニメを作る必要がある。

そもそもボカロ自由音楽活動を行える場所であったはずだが過去の話だ。

アニメ投資を行って、再生数で回収する事業こそ音楽なのだ

これを全力で推進するのがyoutubeニコニコ動画となっている。

youtubeクリック率、視聴維持率、高評価などを計測してアルゴリズムが「伸ばす動画」を決定しておすすめに出す。

これらの指標は全てアニメーションが優れているほど高くなる。

サムネイル女の子可愛いからクリックして、アニメが良いから視聴を継続して、アニメが良かったから高評価ボタンを押すので、よく伸びるのだ。

音楽評価関係がない。

ニコニコ動画場合は少し話を変えてボカコレを例に出すが、

リスナーが消化できないほどの曲を山のように投稿させて、一番目立った奴がランキング上位という雑なスタンスなので、

結局、目立つアニメ外注ランキングになり、音楽評価関係がなくなる。

そのうちエロやらなんやらが一応音楽というていで出てきて支配されるだろう。

もちろん、両者とも「動画サイト」なのでいい動画が上位に来るシステムになっているのは当然なのだが、

そのシステム音楽ジャンル(もはやボカロに限らず)にそのまま当てはめるのはいかがなものかと思う。

そこでyoutubeは以下のようにシステムを変えるべきだ。

1.音圧を計測し、音楽であるかをチェックし、該当した場合以下を適用する

2.クリック率は音楽関係ないのでインプレッションアルゴリズムから削除する

3.動画映像変化率を計測し、静止画から離れるほど低評価とする

4.リピート率を指標として重視する

5.同チャンネルの別動画を見るかどうかをより重視する、など。

ニコニコ動画明日にはなくなってるんじゃないかな?

そもそも運営を真面目にやろうとしているとは思えない。

最低限一次審査として交通整理する人が必要だし、リスナーが曲を評価するツール必要

イベント外の曲に対しても上記youtubeに対するものと同じようなことをやったほうがいい。

それにはすでに過疎すぎるかもしれないけれど。

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