はい。私は2020年の春にアメリカの団体、Intimacy Professionals Association(IPA)で養成プログラムを修了し、IPA公認として活動を始めました。コロナ禍だったのでオンラインでした。ICは2017年ぐらいからアメリカで活動が活発になりました。その頃ちょうどワインスタインの事件※があり、一気に需要が増えたんです。
※ニューヨークタイムズ紙が映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタイン氏による数十年におよぶ性暴力および性的虐待の実態を告発する記事を掲載した。 記事によると、ワインスタイン氏は1990年代から社内の女性スタッフや自社作品に出演する女優、若い女優志願者などに暴行と虐待を繰り返していた。この告発をきっかけに#MeToo運動が広がった。
――日本ではまだ資格を持っているICが浅田さんを含めて2人だと聞きました。
ええ、知っている限りでは2人ですね。
「どうやったらなれますか」「資格が必要ですか」「お手伝いがしたい」とたくさん聞かれるのですが、資格があればできるというより、資格を取るために勉強したことをきちんと理解してるかどうかが大事だといえますね。
――「資格があればいい」というものでもない、と。状況の違うそれぞれの現場での対応が必要でしょうしね。認定制度はどんなカリキュラムなんでしょうか。
現場での仕事の前に理解しなければいけないことがたくさんあるんです。
ジェンダーやセクシュアリティに関する知識や、人権のこと。同意を得ることの大事さ。何がハラスメントで、どういったものがトラウマになるのかなどが含まれます。とても繊細なことで、誰かを傷つけてしまう可能性がありますから。
――浅田さんは「株式会社Blanket」を設立して日本でICの養成にも乗り出すんですね。需要が増えているんでしょうか。
私はスケジュールの関係で断っている作品もありますし、2人では足りてないですね。ただ需要が増えているとはいえ、一気に大勢の方をトレーニングすることは考えていません。
性を扱ったドラマは最近どんどん増えてくのにインティマシーコーディネーターはまだ2人しか居ないだろうし現場に居る事もないんだろうな。そんなになり手が居ないなら俺がなりたい...
――浅田さんはアメリカで資格を取ったと聞きました。 はい。私は2020年の春にアメリカの団体、Intimacy Professionals Association(IPA)で養成プログラムを修了し、IPA公認として活動を始めま...
ワイは完成されたニュータイプになりたいやで。