2022-08-06

熱愛が出た時の反応四選

撮られた。アイドルが、文春に撮られた。

トレンドに載っていてTwitter友達からの鬼LINEニュースサイトトピック担当スクープに気づくタイミングはまるでさまざまである心臓が奥まで冷え込み、手先の感覚がなくなる。万物が動きを止める。その後の反応はさまざまである。あるものは泣き叫び、あるものは嘆き悲しみ、あるもの激怒する。そこに共通するのは、心から愛している担当への激情である。そんなオタクたちの反応を分類していきたいと思う。特に目的などはない。

ロマンス

②斜め型

説教型→①冷静に諭すタイプ、②激怒タイプ

ネタ


ロマンス

2015年あたりのオタクはこれが一番多かったように思う。「○○くんは、女の子に慣れていないから、メンバーの○○くんと付き合ってるよ~?(^▽^)/証拠!(キス画像メンバー同士で密着している画像と共に)」

この反応の仕方が一番精神衛生上は良い。メンバーと付き合ってくれるなんて、誰もが幸せになれる最高の状況である現実スクープを抑圧し、その幻想盲目なまでに信じ込むこのタイプは、一番自身にとってもタレントにとってもいいだろう。

②斜め型

「え、もしかして彼女なんていないと思ってたの?ふつう彼女くらいいるよ?何夢みてるの?w」というタイプである。彼らは謎に自分は周りのオタクとは違うというプライドの高さゆえに、①ロマンス型を攻撃しがちである。そんなこと、みんなわかって楽しんでんだよ、ということをわざわざご丁寧に解説してくれる。さばさばと開き直っているかと思いきや、いつまでも話題を引きずる。

説教

このタイプは二種類に分かれる。論理的に諭すタイプと、おのれの不満をすべてこの機会にぶつけるタイプである

まず論理的タイプは、「だから○○くんは、一人だけ個人仕事がないんだよ。それが意識の差になって出てきてるからもっと引き締めてください」などというタイプである。心の底から湧き上がる怒りや悲しみを、あえて丁寧な言葉遣いをすることにより圧をかけている。普段はあえて言っていないような腑に落ちない点をぶつけることができる。

続いて、不満をぶちまけるタイプだ。「ふざけんなよ。だからお前だけ仕事ねーんだろ。やる気ないなら早くやめろよ!金返せくそやろー!」などというタイプである。これは、言葉遣いなどを気にせずにとにかく不満をぶちまけている。面白いのが、このタイプは執着がすごい。何年たってもねちねちと過去の話を掘り返しては愚痴を言っている。可愛さ余って憎さ百倍になったオタクアンチ)ほど恐ろしいものはない。

ネタ

これは圧倒的に他担が多い。普段ほとんど話題にも上げないメンバーでさえスクープが出たらいち早くネタにして楽しむ。歌詞番組名、ありとあらゆるものを引っ張り出してはいかにおもしろいことを言えるかという大喜利が開催される。たいてい他担なので、ほどなくして飽きる。担当を、普段関係のない他担ネタにされる屈辱たるや。

以上が、オタクの分類である個人的にかつては①と②が多かったが、最近は②と③が増えてきている。これも不景気の息がかかっているのだろうか。どんな反応をしようと個人勝手だが、人を傷つけないように配慮をしてほしい。

  • 担当って何を担当してるの? ただのファンなのに何でマネージャー気取りなの? ねえなんで?

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