2021-03-13

ソフトウェア受託開発会社での仕事限界

システムエンジニア職で新卒入社した会社も3年になる。

3年も経つ頃には業界会社の色々が分かるようになってくる。

まず社員数が数百もいるような受託開発会社でも羽振りが悪いことや、会社は掲げる企業理念経営方針を実行しようとする姿勢はあるもの実態が伴わないことが見えてくる。

羽振りの悪さを感じているのはまず、この3年給料ベースが上がっていない点で実際のところ年 500 円から 1,000 円の昇給だ。

代わりにみなし残業代一見よくみえるのが性質が悪い。ベースが上がらない限り賞与も上がってこないため不満だ。

評価を付けて待遇を上げることを一度してしまうと、下げることが難しい背景があるのだろうが、評価がついてこないので自分仕事に自信や誇りが持てずにつまらない気持ちになってくる。

慰めの場面はあって上長面談の際にはきっと仕事ぶりを褒めてくれるだろう。これを真に受けてはいけない。

日本企業らしい評価制度のなかで数年前にスターエンジニア達10人以上が転職してしまった。金で飼うことができなかったとみている。このため最近では組織変更や社員メンタルケア目的1on1実施がされ始めた。もちろん社員が不満を持ち始めると新卒価格で使える優秀な技術者を雇う意味で他社とのレースに負けてしまうからだろう。学生には社風や技術うんぬんで来てもらいたいと思ってもらわないと困るわけだから社員のみなさんは目を輝かせていないとまずいわけです。自社の研究開発の仕事存在しません、余裕がないのです。対外的な面で脚色されていて実際のところは人の金で技術開発をお手伝いさせてもらっているに過ぎないのです。

自社の技術を持たないのは自分会社だけではありません、顧客でさえも自分たちの研究分野を理解していないことがあります

彼らはまさに絵に描いた餅をもってきて、システム設計までの範疇のはずが、研究調査私たちに依頼してきます場合によってはアカデミック領域理解する必要がでてきますが、これを 400 万くらいの新卒やらせるのですから、依頼する方もどうかと思います受託する方も詐欺師にも思えます

この様子で技術に対する値踏みもできないのが今の業界の現状ですから足を踏み入れる方は参考にしてください。

また業務上ストレス特有のものがありますので、いつか発信できたらと思います

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