少なくとも本人は「死んだほうが楽」と思うほど苦しい状況で、そんな相手に「死ぬな」というのは暴力ではないだろうか。
という点だ。
まず悲しむ人がいる点については「死んだほうが楽」なほど苦しいわけで、周りの人には諦めてもらうしかない。
どのみち助けてもらえないほど状況が悪化しているのに「あなたが死んだら悲しい」と言われても困るだけだ。
残りの人生を全て引き受ける覚悟があるなら止めてもいいが、そんなことは親でも無理だろう。
(以前ツイートされていたが、10億円くれれば思いとどまる人は結構いるようなので、どうしても止めたい人にはおすすめだ)
さて今回の本題は残りの2点について。
自殺をする際に「迷惑をかけない」「苦しみたくない」この2点をクリアするのは非常に難しい。
「自殺はダメ」の一点張りで、だれも幸せにならない仕組みが不毛すぎる。
まず「迷惑をかけない」自殺方法だが、もうこれがほとんど存在しない。
首吊り、リストカット、飛び込み、飛び降り、一酸化炭素中毒、どれもこれもハタ迷惑なものばかりだ。
誰かが自殺した家に住みたいと思う人は少ないだろうし、外で死ぬと不特定多数に迷惑がかかる可能性が高い。
比較的迷惑度が低そうなのは、崖からダイブ、船を漕ぎだして入水、樹海で首吊り、道路脇で車内練炭あたりだと思うのだが、条件が難しいし迷惑には代りない。
これで更に「苦しみたくない」となると、本当に難しい。
あまり苦しまないと言われているのは首吊り、一酸化炭素中毒だが、これさえも「自殺はダメ」の精神からか、実は苦しいのだと脅す人がいる。
悲惨なのは「苦しみたくない」に重点を置くと、電車飛び込みが候補の上位に挙がってしまう点。
比較的苦しむ時間が短そうで、失敗も少なく、飛び込む瞬間に勇気を振り絞るだけでよいのは魅力的だ。
ものすごい数の人を巻き込んだ挙句、遺族に多額の賠償請求が届くという非常に迷惑な自殺方法だが、一定数が電車飛び込みを選んでしまうのも、現状を考えると仕方がないことに思える。
以上を踏まえた上で提案。
医療機関のような場所で契約書にサインをし、渡された薬を服用して眠るように死ぬ。
施設の職員がどのような心持ちで働くことになるのか、想像がつかないので申し訳ないが。
将来的にはオートでの処理が理想ではある。
もちろん本当は死にたくないのに追い込まれてしまう人もいるし、かまってアピールの果てに引けなくってしまった人もいるだろう。
そういう人のために、自殺相談の窓口があることは大切だと思う。
でも、もう決意が固まってしまった人には意味がないし、そういう人を引き止めた所で苦しめるだけだ。
いざとなれば自殺すればよい、という逃げ道が確保されていたほうが開き直れる人だっているだろう。
望みはそんなに大きなものじゃない。
自殺がダメってわけじゃないんだけど、言われたら止めるに決まってんじゃん いいよという自分の一言が引き金になったら気分悪いし 自分が一番ベストだと思う方法でひっそり死んでく...
薬品・火葬代込みで10万円頂きます。