1. 床/地面を3×3の9マスに区切り,下記の要領で各マスにあ行~わ行を割り当てる。
あ | か | さ |
た | な | は |
ま | や/わ | ら |
マスは正方形で,大きさはそれぞれ一辺30cm程度(全体で1m四方程度)
後述するが,ジョイントマット(正方形のスポンジ素材のマット)の利用は非推奨。
2. 任意の(歌詞のある)歌を口ずさむ,あるいは脳内再生する。「非電源」ではなくなるが,普通に再生してもよい。
3. 歌詞に対応する行のマスをリズムに合わせて次々に踏んでいく。
「アルプスいちまんじゃく」なら
「あ」「ら」「は」「さ」「あ」「た」「ま」「や/わ」「さ」「か」の位置を踏んでいく。
濁点・半濁点,小さいゃゅょぁぃぅぇぉは無視する。っはた行,んはわ行扱い。
3×3のマス目の上では激しく動くことになるため,滑りやすいもの・引っ掛かりやすいものの上で行ってはならない。特にジョイントマットは,一見おあつらえ向きに見えるものの,マットと床の間が滑りやすく危険である。
「な行」にあたる中央の四角だけをテープ等で示すのが手軽かと思う。また,自分で踏む場所を把握できればいいので,必ずしも目印を置く必要はない。
いずれにせよ屋内では騒音や足を痛めやすいなどの問題がある。屋外,特に砂地であれば線を引くのも容易である。
これらに限らず,自身の身の安全・周囲への迷惑には十分気を付けてほしい。
基本的には両足で交互に踏んでいくことになる。
当然ながら歌の歌詞はこれを前提に作られたものではないので,足がもつれるような箇所もでてくる。体の向きを変えるなどして対処することになり,試行錯誤を通して最適な体の運びを見つけるのも楽しみの一つである。
基本のルールでは邦楽限定だが,適当に歌詞との対応を定めれば洋楽でも不可能ではない。
当初「わ行」は「や行」の下に飛び出るかたちで置いていたが,「全然」「幸せを」などの歌詞が全然幸せじゃないことになるため一か所にまとめたという経緯がある。
「譜面」は歌の数だけあり,同じ曲でも1番と2番では動きが大きく変わるため,やりつくしてしまう心配はないだろう。お気に入りの一曲を見つけてほしい。
1. 漢字が並んだ表を用意する。
常用漢字一覧 - Wikipediaや別表 学年別漢字配当表:文部科学省など,あるいはランダムに並べた表を自作してもよい。
わたしは「天国と地獄」や「オクラホマミキサー」などを用いている。
3. 表の漢字を順番に使いながら,音楽に合わせて(ある程度)意味の通る歌詞を作り,歌っていく。
悪 安 暗 医 委 意 育 員 院 飲 運 泳 ……
を,曲として天国と地獄を選んだなら
悪いが安い暗闇の歯医者 委ねた意見を育てる職員 病院だろうと飲んだらやめろ 運転するのも泳ぎだすのも
といった具合。
曲を流しながらやるのは考慮時間を減らして即興性を高めるためだが,難易度が高くまともな歌詞にはなりにくい。曲を止めて考えるのも一つのやり方であり,上の歌詞も後から手直ししたものである。
表の並びが偶然熟語になっていると嬉しい。
常用漢字ランダムでやると「璽」「嗣」「抄」「楷」など使いづらい字への対処が求められる。なお「朕」は普通に一人称として使えるので意外と困らない。また"栃"木,"埼"玉,岐"阜",愛"媛"あたりがやたらと登場する。
何かまともな趣味を教えてください。